2012年12月23日日曜日

ボールの軌道  <観察〜予測〜判断>

この間の続きになります。
「ボールウオッチャー」でなくすために・・・
「ボールから眼を切る」ことができていくために・・・

前回のブログに面白く貴重なコメントを頂いていますので見て下さいね。
数値化されるとよく分かる・・・
そこにも「周辺視野」って出ていますが、今回はやや視点は異なります。

今回は・・・
「ボールの軌道から考える」です。

みなさんはどの時点で「次のプレーの準備」をしていますか?

ボールばかり見ていると(ボールウオッチャー)、おそらく見えるのは「ヒット・コンタクトの瞬間だけ」じゃないでしょうか・・・

例えば、顕著なのがレセプション
サーブが打たれてから・・・ボールがネットを越えてきてからなどの様子が・・・
またブロックでは・・・トスが上がってから手を挙げるような場面・・・
びっくりレシーブの姿・・・などなど・・・

要するに
「準備・観察ができていない」ということ!

特に「観察」があまりにも適当・・・
   と、いくらかのチームやゲームを見て感じました。

この原因は・・・
「これまでの常識」なんじゃないか」と・・・

それはさて置き・・・
ボールの行方というのは・・・ヒット(コンタクト)の瞬間に到着点(落下点)は決まっている・・・
もう一つ前で言うと・・・
コンタクトするまでの動作やその選手のくせでも『予測はつく』んですよね。

そう
常に相手や前のプレーヤーの動作を観察するクセをつける・意識するクセをつけることでボールウオッチャーでなくなり、ボールから眼を切れるようになると・・・

そして・・・それは・・・
自分のプレーのみならず、チーム力のアップになると思います。

最後に、この夏の講習の資料から、私も「そうか!」と納得したページを貼っておきますね。参考になれば嬉しいです。

動作・動きを観察する→Observation
どこにどんなボールがくるか予測する(できる)→Anticipation
判断して行動する(プレーする)→Decition


最後まで読んで下さりありがとうございました。


2012年12月17日月曜日

ボールから「眼を切る(離す)」

昨日の「ボールウオッチャー」の続きみたいなものです。
       以前どこかで触れているかも知れませんが・・・

「ボールから眼を切ることができる時間」
  ムチャクチャいろんなところで重要に思いませんか??
  知らない間にやっているんですね。でもまだまだな姿もよく観ます。
          (レベルによる差は大きいですが)

基本的なスキルの段階は、次のようだと思っています。
 1)posture(構え)movement/footwork/step
       ・最も基本にある構えと動作

 2)contact/hit point/handring
   ・ヒットする瞬間ですね
      (ここのイメージに縛られやすいと思っていますが)

 3)follow-through/next play
   ・「瞬間」後の動作や次のプレーへ・・・

で???「ボールから目を離す」は出てこないですね。

昨日も書きましたが、結構「経験値」で済んでいるかもって・・・

こんなに大切なこと(私はそう思っています)は
「意識的に」「継続的に」しないと! 特にまだ年数が経っていないいない選手には。

あと、監督やコーチじゃなく
選手が意識し続けられること!

では、どういった方法で???

よくあるじゃないですか?!

・アップで・・・エンドラインからボールを放り上げて
            転がってキャッチしたり・・・のやつ。
・対面パスで・・・じゃんけんして勝ったらそのまま負けあいこは直上1回とか。
・アタック時・・・レシーバーやブロッカーを入れて居ないところに打つ。

   こんなことを常に短時間で良いので組み込む!

もちろん選手が「その大切さ」<意識・継続>すること!
それが上達・スキルアップの極意(言い過ぎ?)かと。

いかがでしょうか?
もう数回似たような視点で書くつもりでいます。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2012年12月16日日曜日

ボールウオッチャー

今、選挙速報はちょこっと見ながら、「CLUB World Cup」決勝を見ています。(さっき終わりました)

うまいですね〜〜〜〜。

さすがにこのレベルでは「ボールウオッチャー」は見当たらないですね。


さて
この「ボールウオッチャー」という言葉。
サッカーではよく聞くのですが・・・

バレーボールでも見事に当てはまると思いませんか?

是非、バレーボールでもどんどん使ってほしいとおもう私です。

なぜか??  
サッカーとは若干具体的なシュチュエーションは違いますが・・・

要は・・・
「ボールばっかり見ていないで、周囲の状況に目をやってプレーしないと!」
                              ってことです。

これは・・・
・スキル
・フィジカル
・メンタル
     といった重要な要素とともにとっても大切だと思います。
            (当たり前っちゃ当たり前ですが・・・・)

意外とこの部分については「経験値のなせるもの」で過ぎ去っているようで。

確かにそうなんですけど・・・それだけじゃない!!

とっても難しく時間がかかるとは思いますが、意図的に継続して取り組むべき視点だと思っています。

ではどうすれば???  キーワードは・・・

「意識の継続とお試し期間の必要」かな。

意識の継続・・・日々の練習時間の中で短時間でも
        意図的に取り組み続けることが近道かと思います。
お試し期間・・・すぐに成功しにくいところ。
        いろいろ自分で考えてプレーをしてみてフィードバックする時間。

そう!  違う言い方をすると
    「ボールから目を離す時間がプレーを変える」
    「周辺視野を広げる」 
                と、言ったイメージで!!

いかがでしょうか?   
えっ??? そんなこと当たり前!  もうやってる?? 
失礼しました。

最後まで読んで下さりありがとうございました。 (写真はイメージです・・・。)




2012年11月1日木曜日

男子バレーに想う 〜日本シリーズを観て〜

今旅先に来ていますが、普段はテレビが見られないんです(^^;;
で、昨日の日本シリーズ観ました〜(^_−)−☆

今日、ふとあることが頭の中に浮かんで繋がったので綴ってみます。

まずは男子バレー
皆さんも同じようにご心配なところかと思います。
実情や次期監督のことなど...
大きくはこれが1つ・・・

日本シリーズの方は、日本ハムファイターズの栗山監督に注目です!
特に今日の発想とつながったのは
昨日先発した中村投手(合ってます?)が7回を投げ終わったところで、ベンチで栗山監督が中村投手に握手をしたシーンでした。
監督をした経験がない栗山監督は、開幕当初いろいろと言われたりしていましたね。
でも日本シリーズに勝ち上がってきた所には訳があるはず!
私は、開幕時に栗山監督がおっしゃっていた『選手とのコミニュケーション』に
理由ありだったのではと
昨日の握手のワンシーンに思いを持ちました。

さて本題!ズバリ『コミニュケーション力!』

男子バレーとどう繋がるのか?

まず低迷している理由として、高さとパワーははっきりしているところ。
しかし、身体能力的に欧米選手並になるには厳しいものがあるでしょう。
と言って、戦術的に何かを生み出せるかどうかも疑問なところでしょう。

となるといかに育成をしていくかを考える必要があるところ。

そこで登場するのが『コミニュケーション力』に活路がある気がします。

というのが、浮かんで繋がったところです。

もちろんスタッフも選手も両方です。

ただこれもすでに海外のチームには劣っているところでしょう。
でもここに注目しないと未来はないような気がしています。


なぜそう思うのか?
男子だけ?女子と何が違うのか?         等々については次回にて。

読んで下さってありがとうございます。


2012年10月22日月曜日

オプション ~いかに手の内を用意できるか~

前回、
「パターン的」などと勝手に綴りましたがその続きで・・・

ゲームにストーリーを持たせるためには

幾つかの「選択肢(option)」を用意しておくこと

が必要と思います。

このことは8月にご一緒させて頂いたI氏のNBKdreamersのクリニックからです。

各ローテーションごとに幾つかの「オプションを作る」ということ。

付け加えるなら・・・

レセプションやラリー中のパスの返り具合(A・B・Cパス)によっても
オプションを用意できていれば・・・

ゲーム展開に応じて「選択」でき、相手の上に立てるのでは?ということ。

特に終盤に有効な「選択肢(option)」があれば

相手は度肝を抜かれ終わってしまう可能性もあるかもしれませんね。


あと一つ

「これがダメ(ミス)だったから次はこれ」というのもどうなんでしょう?
よく見かけますが・・・

有効であれば、同じ手を使ったらいいのにと思う事もよくあります。
特に序盤から中盤にかけては・・・

やはりバレーボールの面白さの一つは

「相手との駆け引き」だと思います。

ずっと前にアップしましたが「ライヤーゲーム」みたいに

相手をあっと言わせるような手の内があったり・・・

ちょっとした「遊び心」が持てるくらいの方が・・・

面白いバレーボールができるんじゃないかと思ったりしています。


最後まで読んで下さってありがとうございました。

2012年10月21日日曜日

ゲームにストーリーが欲しい ~観戦記より~

先週、天皇杯・皇后杯の近畿ブロック予選を観てきました。


そこで感じたことを綴ってみようと思います。



特に感じたのは女子・・・

2面の決定戦は関西大学1部リーグの4チーム




辛口ですが・・・

どのチームも同じように見えました。

きつく言うと「ユニフォームを替えても分らないんじゃないか」って
いうくらい・・・

その中で、エース的な選手が居るかどうか・・・が、勝敗に関係したような・・・


もっと言うと・・・

やっていることが・・・

「パターン的過ぎる!」という感想になります。

流行なのか「ブロードの多様・・・ロング・ショートもあまりなく窮屈な」

バックアタックの絡みはほぼ無し・・・たまたまでしょうか??


他の試合も観ていて・・・

特に感じるのは・・・

「ゲームにストーリーが無い!」ということ!

刻々と変化していくのが当たり前なのですが、その中で・・・

最初から最後までただ「パターン」が続いていたという感想。

苦しくなったら「エース的選手に集める」という構図・・・


ゲームにどんな形で入って・・・・

流れの中で「何を選択して」

       「どんな攻撃を終盤に残しておく(隠しておく)か?」

20点以降の最後の5点の間に・・・

連続得点を取るために・・・

どんなサーブを打つのか?

どの攻撃が有効なのか?


1セット目と2セット目をどう描くのか・・・・

単発なパターンのくり返しではなくって

ゲームを「描き・構成する」ような

面白さを感じたいと思ったのでした。

そこがバレーボールの一つの醍醐味じゃないかって(^_-)


それはお前が見えてないだけや!と言われるのなら、すみません(>_<)


最後まで読んで下さってありがとうございます。

2012年9月27日木曜日

Footworkを軸に考えてみようか!

夏のFIVBのCoach Courseから

幾つかの試合を観て・・・

ここ数日、ボンヤリとYou TubeでいろんなDrillを眺めていて・・・

ふと繋がったのでおもむろに書き記したいと思います。



Footworkの重要性・・・

ここには

構えや動きや重心など、まだいろいろな要素が絡んでくるのですが・・・

今回自分の中で「そうか」と思ったフットワークに視点を当ててみます。


先日のヤングバレーの大会を観ていても思ったのですが・・・

練習機会の多くないクラブチームだからでしょうか・・・
中々、レシーブのポジショニングが互いにかみ合わなかったり・・・
セッターの移動が遅かったり・・・
トスが安定しないせいか、アタッカーの助走のスピードがなかったり・・・

そんな場面が多くあったように感じました。

それでなんとなく「You Tube」に気が行ったのかも知れませんが・・・

「You Tube」にはいろんなDrillがありました。
      (うまくアップできず、URLだけコピーしました(>_<))


http://www.youtube.com/watch?v=SfxYLP0TL9k&feature=player_detailpage&list=PLBLeVfWz2CSbf6xvcGkCMAob4LJA2A5n6


http://www.youtube.com/watch?list=PLBLeVfWz2CSbf6xvcGkCMAob4LJA2A5n6&v=hjURlxQy9NI&feature=player_detailpage


http://www.youtube.com/watch?v=_EXwruyLHIs&feature=player_detailpage&list=PLBLeVfWz2CSbf6xvcGkCMAob4LJA2A5n6


おもしろいなあ・・・と思ったのは・・・

上がる・打ったボールの善し悪しではなく・・・

まさに

「動き(Movement)」であり「Footwork」「リズム」といったものが
多く眼に飛び込んできました。

FIVBのコースでもその重要性は、最初に言われていました。


プラスすると・・・

「野球やゴルフなどで、<素振り>をするような感じ」
のトレーニングが必要と・・・。


オマケをすると・・・

「いろいろなシュチュエーションを
          <イメージ>して<動く>こと」


そこには・・・

安定したフォームが基本にあって・・・

スピードが要求され・・・

重心の安定した移動があり・・・

力強さが加わっていく・・・・


全て、この夏に学んだことを言っているだけなのですが

「やっぱりそうなんだ!」と

今、チョコチョコッといろんなものを何か引っかかりながら観ていて感じたのでした。


意外と

目線(指導する側の)が

「上の方に」行っていたのではないかということで・・・


一度じっくりと

「足元の動き」<Footwork>に重点を置いて

Warm Upから見直してみても面白いのではないでしょうか!


意外と「近道」のように思うのですが・・・

さて、机上の空論かどうか???   またご意見下さいね!


読んで下さってありがとうございます。

2012年9月24日月曜日

子どもに伝えたいスキル ~全国ヤングバレー大会より~

9月22,23の2日間に渡って
「全国ヤングバレークラブ大会」があり、参加してきました。

いつもの「学校」」というカテゴリーとはまた違った様子や感覚を味わうことができ、刺激も多く受けました。
また追って、いろいろと感じたことをアップしようかと思っています。

その中から今回は・・・
気になった「技術面」から・・・

まず何度も目にしたのは・・・

ラリー中、セッターがクイッカー入っていないのにクイックを上げる場面!
どのチームではなく、幾度となくそんな場面を見ました。

特にこのようなクラブチームとなると「チームとしての決まったパターン」は徹底できにくく、各選手の能力がはっきり出るんでしょうね。

何が言いたいかというと・・・
(ブログ内で「周辺視野」としても触れていますが・・・)

セッターはトスを上げる人・・・だけになっているんじゃないか?ということ。

アタッカーがどのような動きをしているのか全く見ていない。

もちろん、相手ブロッカーなんて関係ないような感じ。


もう一つは「ブロック」

ネットから離れないとか揃えるとかではなく・・・

相手トスのボールのズレ具合(長短・つく・離れる)などに対しての対応はなく・・・

「お決まり」のところ、やり方で跳んでいる様子があちこちに見られました。


学校レベルで徹底して「ハメる」ようなシステムを作ればあまり思わなくなる・解決できることなのかもしれませんが・・・

子どもたちに「何を伝えるか?」「教えるか?」

とても大切なところではないかと思い、今回書いているところです。


セッター・ブロックどちらにしても

いわゆる「フォーム」とか「基本的な動き」とかは教えてはいますよね。

でも上記に書いたような「ミス」「ズレ」は、もっと根本的な伝えるべき「コンセプト」だと思います。


それは・・・

「ボールだけ追いかけない」

「どれだけボールから目を切ることができるか」(見方を見る・相手を見る)

ことを練習段階で教えて、理解することがとても大切ではないかと思います。


セッターのことで言えば

お決まりトスが上げられるところで「いいセッター」ではなく、

相手や見方の動きを把握しながら「手を打っていくことができる」ことが大切かと・・・

そうしたことを子どもに伝えることが

将来の可能性をより豊かなものにしていけるんじゃないかと・・・・


ブロックも

ボールばかり追いかけるのではなくって

事前の相手アタッカーの動きや攻撃の可能性のチェック!
セッターへの返球によっての、またセッターのクセからの絞り込み!
アタッカーの動作から「どこに打ってくるか・何をしようとしているか」

そのような「相手を見てこそのブロック」という視点を伝え、練習やゲームに臨むことが
可能性や力を付けていくのではないかと思います。


もうこれまでの「お決まりごと」だけの指導はいいんじゃないのでしょうか?!

プラスアルファでもいいから
違った視点や
もっと伝え、身につけていけるためのことを吸収し
生かしていきたいなあ・・・・

そう思ったヤングバレー大会の技術的な観点でした。


読んで下さってありがとうございます。

2012年9月16日日曜日

今の感覚・・・当面したいこと!?

少しさかのぼりますが

9/1千葉で
「セッター育成について」の講習会に行ってきました。

FIVBのライセンスコースでお世話になった

FIVBインストラクターの足立さんの「セッター」に関して
ということで、飛びついた次第でした。

中々詳しくは述べきれませんが
ほんの一コマです。







この夏から
多くのことを学んできました。

本当に意識が・・・特に・・・
ポイントや視点は是非継承して行きたいと思います。


とにかく私はすぐに勝手にできるチームも無かったり
見てきたバレーボールの世界というか・・・
いろんなレベルの様子や繋がりみたいなものが
決定的に欠けている


そう
指導するものとして
知らないバレーが多過ぎると感じています。

とにかく「観る」「知る」「感じる」ことで
「眼を肥やそう」と思っています。

でもやっぱり
コートに立ってバレーボールがしたい~!

というのが本音ですが(^-^)/
慌てず行こうかというのが今のところです。

良ければ「練習」をどなたでも見せて下さい!
ボール拾いでも(^O^☆♪


とりあえずこの辺で・・・

読んで下さりありがとうございました。



2012年9月3日月曜日

夏を経て今思うこと

前回に人生2回目のバレーボールを始めたことに触れました。

ここ数年間、ただボールを触れること・コートに居られることが嬉しかった。

そう、つい1,2ヶ月前までは

行ける・動ける間は「マシーン」で生きたいと・・・。


でも
ここ数ヶ月の出来事や

いろいろな方との出会いの中で

違った感覚が芽生えだした!

どこの誰が・・・というバレーでない・・・それは1つ1つが財産になるが・・・

自分の中の
「バレーボールってこんなのか??」「こういうことか!」「これはどうやろ?」  etc・・・

とにかくいろんなこと

いろんなバレーボール・・・・チームも・・・選手も・・・レベルも・・・年代も・・・

いっぱいいっぱい知りたくて仕方なくなってきた「この夏」だった。


そこで体験できたのが「FIVBのコーチコース」だった。


約2週間のバレーボール浸け(^_-)
余りにも幸せな時間が流れた・・・・

もちろん、理論的・実践的な「学び」「収穫」は、計り知れず「大!!!」

でも、そのいわゆる「資格」ということよりも

5月からの多くの出会いとこの間の出会いが全て繋がって行った・・・。


皆、それぞれの頭で自分の「バレーボール」を描いている。

で、同じことを見聞き・経験しても・・・

おそらく私と「あなた」は、全く同じにはならない・・・

それでも同じ感覚があったり、共感できたりしながら繋がっていく感覚・・・

何が言いたいか自分でもよく分りません・・・・・まだ・・・・


とにもかくにも

みんな、バレーボールが大好きで、プレーする子・人も好きで、応援・支援する人も好きってこと!

そんな繋がりの中には、何かの宝物がみつかるんですよね~~~(^_^)v

それがたまりません・・・・というのが自己満足な感覚。


今、背負っているものが無い(あるのかもしれないけど)から、もう少し

いろいろな世界を見ようと思っています。

自分の眼を肥やしていくことが大切な一つの方向でもあると思うから・・・

それは

現場でしか味わえない感覚で・・・・

そこには人が居て・・・・空気が違っていて・・・・おもしろい・・・

一度でなくって・・・二度三度となるとこれがまたおもしろい・・・


そうする中で

自分のバレー観を広げていけ

バレーボールをしている・したいと思っている子どもや人を

ず~っと「バレーボールって面白いな!」と思いながら

プレーし、応援していけるような人を見ることができる道を行きたいと思っている

今日この頃です。


ほんとはね・・・

「やってなんぼ」とも思っています。

やっぱりコートに立って汗かかんとね(^o^)   また行きますよ~~~!


と、今日も訳の分らん私でした。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2012年8月8日水曜日

夢への扉 ~REBORNから始まる1歩~

8月・・・やっと職場復帰でき   ここから  ~REBORN~

思えば子どもが高校入学前に(4年前)拾ってもらった「バレーボール」
娘と一緒に高校の外部コーチでひたすら「マシーン」・・・
その間、いろんな先生、チームと出会い、バレーボールの楽しさを
思い返せた数年間・・・

でも時に触れ、自分で分ったつもりになったり反省したり・・・
また、怒られて無表情になってしまう生徒を見て???な思いが湧いてきたり・・・

小学生や中学生ともヤングバレーの指導で関わることもできたりもした。

でも

さて自分がこれからどうしたいのか??と沸々と湧いてくる気持ちが溢れ出した。

もっともっといろんな世界・・・いろんなバレーボールを見たい!知りたい!

そう
私はいろんな人の話を聞いたり見たりしたもののただの「もぐり・・・」

この春頃から、沸き上がる気持ちを抑えられなくなってきていた。

そんな時に目にしたのが「バレーペディア」だった。

そして「Facebook」でいろんな方と接点が持て初め・・・

実際にお会いでき・・・

益々、「もっとバレーボールを知りたい」気持ちで一杯になった。

5月末~6月初旬、心友から1本のTELが入った。

「FIVBのライセンスコース受けへんか?」と!!!

飛びついた!!
「頼む!とにかく知りたいんや」とお願いすることにした。

よく考えると、何の母体もない自分が受けて良いものかと未だに思うところはあるが・・・


時期は同じくして「NBKdreamers」に出会わせてもらった。

どう関わっていったらいいのかグズグズ言っていたのだが・・・

そこにノルウェーでジュニア・ユニバの監督をされている印東氏のクリニック。
全くの偶然な機会で、まさに衝撃だった。

つい先日もまたクリニックに参加させて頂き
ただ有り難いばかりだった。

まったく違う方向からだったが、自分が知りたいところに導いてくれた友・・・

バレーボールの繋がりを感じさせて下さった多くの出会い・・・
きっとこれからもいろんなことが学べるだろうというワクワク感!!が残る。

そして、バレーボールのコーチとはどんなものか・・・
本物を見せて下さったNBKと印東さん・・・

それらで感じた一番のことは
「パワーゲーム」や「トップダウン」といった現状に対して
<指導者(大人)が偉いんじゃない!!>
「自分で考え、バレーボールがもっとしたい!上手くなりたい!」そして「強くなりたい」
「ずっとバレーがしたい」ということ・・・

あとは、バレーボールを通してやっぱり「人を育てる」というか「人として育っていく」

そんなボンヤリしたイメージを抱きながら・・・


明日から12泊

ライセンスコースを受講しに行ってきます!

バレーボールの「バ」の」字から
しっかりと土台を作ってこれたらと思っています。

その先は・・・
まだ自分がどれだけ吸収できるか、ベースができるかはっきりいって自信はないので何ともなんですが・・・

今居るところでできることをしていきたいと思う・・・。

将来、バレー大好きな子どもたちが体育館いっぱいに思いきり躍動する姿を夢見ています。

今後も、みなさん
いろいろと勉強させて下さいね。

最後まで読んで下さってありがとうございます。

では、行ってきま~~~す(^_^)v







2012年7月13日金曜日

肩甲骨を操るスポーツ選手たち

前回のブログで

<バックトスを上げる時に「肩甲骨を抜く」>
といったことを上げてしまいました。

そこからのイメージの広がりで

今回は行きます。







さて、みなさんはこの3人はご存じですよね!!

今をときめく若手スポーツ選手の代表・・・みたいな・・・


この3人の自分の身体の特徴は???

それぞれがメディアで言っていたことの共通点(錦織選手は曖昧ですが(汗))が、

「肩甲骨が柔らかいんです」

「肩甲骨を自由に動かせるんです」

と言って

石川選手は、見事に肩甲骨を引っ付かせて見せ・・・

ディーン元気選手は、自在に動かして見せていました。


3選手の動作に共通する肩甲骨がらみをイメージしてみて下さい。

テークバック~ヒットポイント~フォロースルー・・・・

肩甲骨が柔らかく動き、また力も込められることで

より身体のしなりや可動域が豊かになり

大きな力を生み出す!!



もう一つこんな話も・・・

テキサスレンジャーズの「ダルビッシュ有」投手


日本ハムに斉藤祐樹投手が入ったときに、ダルビッシュとの会話内容を聞かれ

「投球動作の時の肩甲骨の動かし方について言ってられました。でもよく分りませんでした」

とのことが放送されていたのを思い出しました。


今回は、私が勝手に「意識どころ」として引っかかったという

まあこれだけのことですが・・・


バレーボールをする上で

スキルアップを考える時に

この「肩甲骨を有効に生かす」試みを意識的に行うことは

もう取り組まれているようにも風の便りでは聞きもしていますが

オススメしておきたいと

いつもながら勝手に思ったのでした。


読んで下さりありがとうございました。

2012年6月30日土曜日

他のスポーツからイメージしてみた ~トス編~

今回はトスを他のスポーツで考えてみたら・・・

ということで・・・


やっぱり、まずは

<バスケットボール>でしょうね。

根本的に持っているボールとワンタッチで送るボールの違いがあり、その差は大きいですが・・・

あのきれいなシュートの姿勢!!

(基本、利き手を右として)

しっかり軸に乗っていて

トスもこの形で上げられんものかって思います(笑)


私、高校に行って練習をしてるんですが

横でバスケ部がしているのをチラチラ見ます。

「イヤ~、やっぱりこのフォームいいなあ」って、感心してます。


それと、シュート!!

リングに向かって、狙いを定めて・・・

そこでちょっとイメージを。

トスも

アタッカーの打点というリングにシュート!という感覚・・・どうでしょう?

アバウトにBクイックとか平行じゃなくって・・・

まあ、バックシュートは無いですけどね(笑)


もう一つは、ややマニアックに

<剣道>です。

「どこがトス???」って聞こえそうですが・・・

構え(右足を出して左足踵を浮かせる)からの「すり足!」がミソ。

他の武道も共通するところがあるかと思いますが、剣道が分りやすいな。

その「すり足」の足先の向かわせ方・・・。

ハイ、イメージしてみて下さい。

セッターは特にバタバタ行かず「スーッ」と移動しますよね。

その右足先が

ボールの下にサッと入り込み

その上、上げる方向に足先が向いて身体を入れれば・・・

これって大切なところ。

まさに剣道!!



さて、「トス」つながりから、大きく外れていきますよ~(^_^;)

「バックトスは肩胛骨で上げる(肩胛骨を)抜く」感覚って聞かれたことあります???

この「肩胛骨を操るスポーツ選手たち」

これに引っかかってしまいました。

ということで

次回は、ちょっと外れて<肩胛骨を操るスポーツ選手たち>の話。




読んで下さりありがとうございました。

2012年6月26日火曜日

他のスポーツからイメージしてみた~レシーブ編~

最近、結構頭に浮かんでくるのが・・・


他のスポーツでイメージすればよく分るかも??!ってことで・・・



いつもながらの「感覚的」に綴ってみようと思います。






今回は「レシーブ」で!

特に「軟打」「こぼれ球」に対しての他スポーツからのイメージ(感覚)

基本的な「構え」や「フォーム」論は今回は置いといて・・・・


まず、イメージしたのは「バドミントン」!!  テニスよりも分りやすいかな??

というのは、高校の女子を見てきて、最近急速に男子に「眼も心も」向いてるんですが・・・

特に男子は「強打待ち」になってしまうせいか・・・・

足が出ずに・・・

手を伸ばして・・・倒れる・・・   女の子でもそういう場面は多々ありますが・・・

そこで「バドミントン!!」

シャトルを追うのに「絶対に足を出している!!」

その先は利き手のラケットなんだけど・・・

ギリギリまで足を出して踏ん張る!!

「元の構えが違う」なんてことは言わないで・・・

軟打・こぼれ球!!って思った瞬間・・・

バドミントンをイメージできたら

足が出るんじゃないかって

自分の中の「感覚」としては一致したりしています。     いかがでしょう??


もう一つ浮かんだのは「ラグビー!!」

特にタックルをされながらも

次の人に「パスを出すところ」

と・・・

その後の「身の捨て方」・・・・。

要は、「ボールを渡して(生かして)、自分のみを上手く捨てる」ということ・・・。

バレーボールのレシーブで言うと・・・

「ヒットしてからのフォロースルーの動作」で

基本「ボールが次の人にいかにいい形で渡せるか!?」ということ。

結構ありませんか?

当たるところまでは頑張っても「渡す身のこなしはできていない」なんて光景・・・

転んでボールを浮かしたらいいだけなのに、踏ん張って立っていること・・・

適当に「上げるだけ」になっていること・・・

ラグビーだったら大けがもの(笑)ですよね!!


っと、こんな感じ・勝手な感覚でした。

違うところからイメージしてみたら意外とヒントが見つかるかもです!!  でした。

読んで下さりありがとうございました。


2012年6月21日木曜日

フォーメーション(ポジショニング)と周辺視野

お久しぶりの投稿になります。
また、ヨロシクお願いしますね。

さて、今日は「温めていた」ネタなのですが・・・


レベルが上がってくると見ることも少なくなりますが・・・

「お見合い」とか・・・

「ぶつかる」とか・・・

っていうことが結構見られませんか?


<レベル>って言いましたが

このチームとしてのレベル・・・

システムやフォーメーションの基本的な位置取りや

「どんなボール」「どこのボール」は誰がいくか?の約束事ができているか??

その差で

見合ったり、ぶつかったりすることは減るんでしょうね。


でも・・・

よく見ると・・・・

ちょっと人の顔を見たりして「一瞬遅れる」なんてことは多々あるように思います。


少しレベルを落として見てみると・・・

「一生懸命」で「ボールばっかり追いかけている子」にはっきり見られます。

そう・・・ただただ・・・「オン・ザ・ボール」

フラフラをボールを追いかけて、人が待っているところに行って「ぶつかる」

逆に行くのかと思ったら「人を見てやめる」

こうした選手に共通することは???


<基本的システム(フォーメーション)>の動きが入っていない!

それと<周りが見えていない「周辺視野」>の弱さなのかな??って・・・


全くの私見で申し訳ないですが

1本目の<レセプション>や<ディグ>は「システム(フォーメーション)」が基本。

私がこだわりたいのは

その次の<2本目>

基本的には<セッターの役割>なのですが・・・

セッターなら勿論、他のプレーヤー・特にアタッカーの動きは「周辺視野」には入っていないとダメですよね。

それと、自分が行かないなら、瞬時に「頼む!!」「誰々!!」って指示!!

自分が行ってもそこに他の選手が次の準備ができている選手が居れば止まってやめる(任す)。


基本的な「自分の役割を持つべき<陣地>」

システムの約束事としてまず「頭の中で一致」



後のアバウトなボールの処理は・・・

(この<アバウトがいっぱい>あるのがバレーボールの面白さの1つと思っています)


過去ログで「必要な声」という側面であげてもいますが・・・


「周辺視野」もしくは・・・「一瞬周りを見て判断」できる力の<有る無し>が大きいかなって?!


今回はこのあたりまで・・・

と言うのも・・・「じゃあ、どうしたら視野を広げられるか?一瞬周りを見て判断できるようになるか?」

私も教えて頂きたいところに立って居る次第です。


読んで下さりありがとうございました。 またよろしくお願いしますね。




2012年6月11日月曜日

「勝つ」と「負ける」の境目はどこにあるんだろう?

失礼ながら今回は、私の中の「モヤモヤ」した感情的な部分で書かせて頂きます。

高校インハイ予選、先週市部予選があり

とてもタフなゲームをモノにして今週の府大会に臨みました。

2つ勝てば「近畿大会」

目標としていたところです。

相手の2チームは、勝手知ったるチーム。

1回戦のチームは春季に何もせず負け。しかし次に勝ったチーム。

次のチームもはっきり「穴」がある勝てるチーム。


前週の闘いからすれば、当然のように「勝つ」相手のはず。

私はすでに「近畿に行ける!」と決めていました。

1週間で、崩れたり・モチベーションが落ちるなんて考えられないから・・・


しかし結果は1試合目フルセット負け。

先に1セット確実な勝利で先取・・・

その先

何があるのだろう・・・

ガタガタと・・・バタバタと・・・

いつの間にか、やられてしまった。

「これ」といった戦術があった訳ではない・・・

前週の試合感覚があれば凌げていたはず・・・1週間で無くなるものなのか?


とにかく悔しくて仕方がない(これは私の心の中のこと)

ここで勝つためにやって来たはずなのに・・・

分らないや・・・

私がまだ未熟なんだろうなあ・・・きっと・・・・


その前後もベスト16、ベスト8がけの試合を見ていたが

「どんぐりの背比べ」的ゲームばかりに見えた。

ここで「近畿大会の切符をもぎ取ってやろう」

そんな特徴的な姿はほとんど見れず・・・

ただボールを追いかけ合う展開・・・

チームの特徴も見えない・・・決め手(勝ちパターン)も感じない。


大学時代の先輩と観ていたのだが

先輩いわく「ユニフォームが違うだけやな」って。


もちろん選手たちは一生懸命に・ひたむきにプレーをし続けてるんだけど・・・


「勝つ」と「負ける」の境目・・・

今回の大会で

「何があるのか?」

分らなくなってしまった・・・。


そりゃ

戦術・戦略・システム等の対応や

それまでに積み上げてきた「チームの特徴的なスタイル」など

分析することで分ることもあるんだろうけど・・・


あまりにも「見えないところが多すぎだ」

バレーってこんなに面白くないものなのか?

私自身、今までいろいろと教えてもらい、意図を持ってボールを出し、気持ちを上げていっていた

「つもり」だけだったのか???


ともかく

今「プツン」と気持ちが切れてしまった。

でも

バレーが好き!

子どもがするバレーはもっと好き!

勝つことがもっと好きになれる!


またやり直しですわ・・・・う~ん、分らん????


つまらぬ文章、読んで下さりありがとうございました。

2012年5月23日水曜日

最後の5点に棲む魔物??~~突き抜けろ!!~~

先週、高校総体というのが京都であってのこと・・・

ずっとリード・・・

あと5点・・・が取れない・・・

追いつかれ敗れる・・・と言う光景・・・


みなさんも覚えはないでしょうか??

私にはあります。

と言っても、ラリーポイント制は9人制でしか経験がないですが・・・
(9人制では18点目からの4点かな?)

「自分のトスで負けた!」という悔しい思い出が・・・

ここ数年間しか高校生は見ていませんが、きっと同じような経験をしている方も多いんじゃないかと、勝手に思っています。


では、「なぜ??」

「勝てる!」と思った瞬間だったり・・・

「勝ちたい」や「あと数点」等が頭をよぎった時に起こること・・・

<急に丁寧にしようとしてしまう>

結果・・・

レセプション・・返らず中途半端に「差し込まれる姿」・・・

セット(トス)・・いいトスを上げようとしてショートしたり、いわゆる「チビってしまう姿」・・・

スパイク・・必要のないフェイントや置きに行くスパイクなど「上手く・逃げようとする姿」・・・


当然、ゲーム中盤までの流れの中でも

同じような状況はあるんですが・・・

20点以降(9人制は18点目以降)は話が違う・・・

立て直すのに数点やると終わってしまうのである・・・。


1つ言えることはこの「20点から~」が自分の・チームの本当の「実力」だと言うこと!!

究極の状況でいつものプレーができること!

そして

25点というゴールはあるが・・・・

そこを「突き抜ける!!」くらいの・・・

「気迫」と「集中力」がないと・・・


目標をつかむことはできないんじゃないか!って・・・

思った次第でした・・・いかがでしょうか??

読んで下さりありがとうございました。

2012年5月18日金曜日

惹きつけられてる「デフバレー」!!



みなさん

「デフバレーボール」というのをご存じでしょうか?

私は恥ずかしながら全く知りませんでした。

今、強烈に惹かれています。


きっかけは、FaceBookで友達になった

佐藤 淳吾さんとのやりとりからでした。
(まだお会いしたことはないんですが・・・)


佐藤さんは、今年この「デフバレー」「世界選手権」の代表(候補)とのこと。

でも・・・

「デフバレー」???

その「世界選手権」??

私の中で「????」が渦巻いてきました。


そこで「日本デフバレー協会」のホームページを検索!


いきなりトップページのこのフレーズに

グッと来てしまいました。

「目で聞く! 音を見る!」



<デフバレーとは?>(ホームページより)

デフ(聴覚障害者)によるバレーボールのこと。チームメイトの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない状態でプレーをする。一般社団法人 日本デフバレーボール協会が主催するものとして、デフカップやビーチカップがある。また、最高峰の国際大会としてはデフリンピックがあるほか、世界選手権なども行われている。インドアの場合は1チーム6人制、ビーチバレーの場合は2人制で行われ、それぞれコートや用具、競技形式など健聴者バレーのルールと大きく変わりはない。


えっ???

音・声のない状況でどうやってするの?

そりゃ、できるだろうけど・・・

私は過去ログにもあげていますが

指示や了解等・・・「声」はとても重要だと感じています。

だからか??


知りたい・・・

観たい・・・

感じたい・・・


知らなかった自分にちょっと情けなさも感じつつだが

それより

とにかく「知りたい」のです!

実際の場面で感じたいんです!

何かステキなバレーがそこにはあるように感じて仕方ないんです!


バレーボールが好き!

知っているつもり・・・

でも

知らない・知らなかったバレーがまだまだある!!!


私は今・・・ワクワクしています。

みなさんも興味が湧きませんか?

一緒に「デフバレーボール」の扉を開けませんか??

読んで頂きありがとうございます。みなさん・・・是非!!

2012年5月7日月曜日

やっぱり「リズム」だ!(おまけ付き)

この連休3~5日の3日間、滋賀県にゲーム合宿に行ってきました。

近隣の府県を中心に、ベスト4~8レベルの12チーム

特に抜けるようなチームもなかったので

それぞれ勝ったり負けたり・・・

各チームの特徴も様々・・・

これだけ集まると見るのも面白かったです。


さて、本題へ!

やっぱり「リズム」だ!  ということ・・・

そう、勝ったり負けたりの中には

確かに有効な攻撃があったから・・・とか

サーブが良かったから・・・とか

対応できたから・・・などの・・・

戦術・戦略的なことは確かに見えたりもしたのですが

私はちょっと違うところに眼がいきました。


(過去ログの「メンタル~バレーという種目の特性を生かす」と
 かぶるところが多いので、併せて見て下されば嬉しいです。)

我が校を中心に見ていてまわりにも眼をやってみて・・・


ゲームの中にはどうしても「連続得点」をやってしまう場面はありますよね。

サーブが良くて崩されたり、ローテーションで弱いところがあったり・・・

でもよく見ると

2点、う~ん3点までで済んでいるところが

4,5点になったり

やっと切れたと思ったら、また連続得点をやってしまっていたり・・・


まあ、いろいろな要素の絡みがあっての上なんですが・・・

上手く返球しようとしてショート(Bパス)の連続や

ウイングへのトスがちょっと高くなったり短くなったり・・・

連続得点をよく見ると

相手の攻撃が勝っているというより

自分たちの「リズムを失っている」ことの方が多いのではないか・・・

そう感じました。

ここから先は、先ほどの「過去ログ:バレーという種目の特性を生かす」に繋がるかな?



オマケですが・・・その「自分たちのリズム」を掴む・崩れなくするために・・・

私は、リベロとキャプテンの子にはこう言いました。

「今からずっと外から声を掛けるから、自分たちがコートの中でできるように意識してやってみてほしい」と。

あとは、コートサイドからひたすら声かけ!!!

「はい、次や!」

「ここは、もう切り換えて裏から攻めに行こう!」

「ブロック、相手攻撃チェック!  もうセンターしかないやろ!」・・・etc・・・

ラリー中は・・・

「下がれ」「上がれ」「ブロックいらん」「高く」「渡せ」「巻いて真ん中」
「誰々・・・指示の声」などなど・・・

サーブの時には・・・(特に安定感を欠いたり、弱気になる子)
「思い切っていい」「ガツンといっとけ」「攻めるんやで」・・・

3日目(最終日)の午後には、声が出なくなってしまいました(笑)

でも、次第にコートの中から「いろんな声」はっきりと伝え合っているようになってきました。

そうなると自分たちの「リズム」を崩してしまうことはなくなり

粘り強く、自分たちの持ち味を発揮し出せてきたように感じました。


この「声をかける」ことが選手にとっていいことなのかどうかは自分でも分かりません。

自分たちで追い込まれた局面で分かることなのかも知れませんし・・・

声をかけ、全体の「リズム」は良くなり、「自分たちのすること」は、はっきりするように思います。

ただ、その「雰囲気」だけで流れている選手が多くなってしまえば逆効果かも・・・。


長い「オマケ」になってしまいました。

読んで下さり有り難うございます。



2012年5月2日水曜日

自分の身体は自分で守ろう!:ひざ編

今回は、全く「別物」です。

膝の痛みを訴える生徒が数名おり、一緒にスポーツドクターに診てもらい説明して頂きました。

他の生徒の「予防」も含めて

生徒が「理解」して

自分で「取り組もう!」と思えるようなものにまとめてみたくなりました。


大きなお世話なんですが・・・

同じような症状・訴えの子どもも結構居るんじゃないかって・・・

もし・・・・もし・・・・

利用してもらって

痛みや不安なく

全力でプレーができる子どもの役に立てれば幸いだと・・・

そんな勝手な「妄想」も含めてみたりしました。

良ければ使ってやって下さい。


https://www.dropbox.com/s/vjni286wkx3kue7/%E3%81%B2%E3%81%96%E7%B7%A8%EF%BC%9A%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E5%AE%88%E3%82%8D%E3%81%86%EF%BC%81.pdf


 




2012年4月27日金曜日

プレーにあたっての「心得」

私はどうしても「気持ち」の方に眼が行ってしまいます。

基本は、個々人のスキルアップやシステム等の理解ですが・・・

やはり「どんな気持ちで日々やゲーム中プレーするか」

そこも外せないように感じています。


今日もそんなちょっと斜めからの視点で

「心得」ってテーマでいかせて頂きます。


プレー別に・・・


「トス・セッターの心得」

セッターは

「いいトスが上がって当たり前」が基本。

なので、タッチ感が悪い日でも「上げるしかない!」そう思うべし!

セッターを含め、2段等のトスは

「極上」を常に目指すべし!
アバウト感では、ゲームでは絶対にいいトスにならない!



「レシーブの心得」

レセプションにせよディグにせよ

経験が少ないほど「受ける」感覚に陥りがち・・・

相手コートにボールがある時から

「狙い・・・」

自分から向かう気迫を持って「取りに行くべし!」


すでにそこから攻撃に転じている!!


「アタックの心得」

過去ログにも書きましたが・・・

「態度(心)は熱く! 頭は冷静に!」


「自分の持てる技術(レパートリー)を駆使すべし!」



「ブロックの心得」

相手ボールの「ワン」から読み始め、セッターを見るべし!

個人のスキル発揮もあるが、チームとして「機能する<壁となる>ブロックを心がけるべし!」


「サーブの心得」

簡単に打つな!!

最大の攻撃となることを意識して日々練習し・・・

「攻めるサーブを基本とすべし!」



最後に・・・

「次の人へ渡す<お願い>の気持ちでボールを生かすべし!」

まあ、当たり前のことの羅列になりました・・・。

でも

日々の練習や練習ゲームで

単純に「形」で流れたり・・・

「自分のプレーのスキル度」ばかりに眼が行ってしまっていたり・・・

そんな子どもをけっこう見かけます。

各プレーの「心得」を

いつも意識できれば

もっとステキなプレーやチームになっていくと思ったのでした。


いかがでしょうか?

読んで下さりありがとうございました。