2012年12月17日月曜日

ボールから「眼を切る(離す)」

昨日の「ボールウオッチャー」の続きみたいなものです。
       以前どこかで触れているかも知れませんが・・・

「ボールから眼を切ることができる時間」
  ムチャクチャいろんなところで重要に思いませんか??
  知らない間にやっているんですね。でもまだまだな姿もよく観ます。
          (レベルによる差は大きいですが)

基本的なスキルの段階は、次のようだと思っています。
 1)posture(構え)movement/footwork/step
       ・最も基本にある構えと動作

 2)contact/hit point/handring
   ・ヒットする瞬間ですね
      (ここのイメージに縛られやすいと思っていますが)

 3)follow-through/next play
   ・「瞬間」後の動作や次のプレーへ・・・

で???「ボールから目を離す」は出てこないですね。

昨日も書きましたが、結構「経験値」で済んでいるかもって・・・

こんなに大切なこと(私はそう思っています)は
「意識的に」「継続的に」しないと! 特にまだ年数が経っていないいない選手には。

あと、監督やコーチじゃなく
選手が意識し続けられること!

では、どういった方法で???

よくあるじゃないですか?!

・アップで・・・エンドラインからボールを放り上げて
            転がってキャッチしたり・・・のやつ。
・対面パスで・・・じゃんけんして勝ったらそのまま負けあいこは直上1回とか。
・アタック時・・・レシーバーやブロッカーを入れて居ないところに打つ。

   こんなことを常に短時間で良いので組み込む!

もちろん選手が「その大切さ」<意識・継続>すること!
それが上達・スキルアップの極意(言い過ぎ?)かと。

いかがでしょうか?
もう数回似たような視点で書くつもりでいます。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. お久しぶりです(^^)

    これは、大まかに言うと周辺視野を広げるという事ですね?

    野球の選手なんかの話でたまに耳にしますが、高速で向かってくる球に対して、バッターが球筋を見極める際に、どこを見ているかと言う話がありまして、なるほど!と思ったことがありました。

    鍛えた人はもう少し早くなりますが、普通の人がモノ(初動)を認識し、反応(動作)に移すまでのおおよその時間は0.6秒と言われています。
    野球の場合、ピッチャーからキャッチャーまでの距離は約18mで、時速65kmで1秒の速さで球は到達します。
    これがプロ野球などになれば、時速140kmなんて普通にありますが、時速140kmをピッチャーからキャッチャーまでの到達時間にすると、約0.46秒となります。
    人間の認識から動作までの時間が0.6秒ですから、球を認識してからバットを降っても間に合わないという事になりますね。無論、球をずっと見ていたのでは反応する事すら難しいでしょう。
    で、彼らはどう対応しているかというと、実は球を見ているのではなく、ピッチャーの腕のあたりを見ているのだそうです。それも、そこを集中して見ているのではなく、なんとなくぼんやりと。
    そして球が腕から離れる前の腕の振りのスピードや球の握り方などを認識し、向かって来る球に合わせているんだそうです。

    これはボクサーや空手家などの格闘技でもそうなのですが、やはり超接近している状態で相手の攻撃をかわす為には、向かってくる腕や足などを見ているのではなく、ぼんやりと全体を見ているのです。
    そして、ちょっとした挙動を素早く察知し、向かってくる攻撃に対し反応するのです。

    これを今回のテーマに当てはめると、根本的にボールから目を切る(離す)という事はすなわち、『周りが見えてるか?』という事になるのではないでしょうか?
    本文にもありますが「転がってキャッチしたり」と言う練習はとてもいいと思います。
    球の方向や速度・距離といったものを瞬時に見極め落下点を推理し反応しなければなりませんね。まさに今書いた野球の話に近いものがあると思います。

    こんなくだらないウンチクですが、何かの役に立てば良いかと思っています。

    では、またです(^^)/

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    1. souma さん、ありがとうございます。
      以前にも書きましたが、周辺視野を意識した練習等はとても大切なところだと思っています。
      今回コメントして下さった「数値」は、特に今後のバレーボールをして行く上で「より科学的な説得力」となるのではと感じます。是非どんどんアップされて伝え合えればなんて思うところです。とても興味深い数値のご提供ありがとうございした。
      「周辺視野」と少し違う方面の視点でまた書こうかと思っています。(なかなか落ち着いてかけなくって・・・)

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