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2023年5月1日月曜日

セッター対角・オポジットに関する話 <後編:ライト側から打ち切れ!>

 前回、そもそもバレーボールって?!みたいな「広い視点」からでした・・。

                         (イマイチでしたかね・・汗)

今回は・・

セッター対角のポジションから発想して・・

このポジションに限らず、みんなできた方がいいよね!・・というところに行き着いたので・・

少しポジションの話からはズレますが、読んでみて下さい・・。

(イメージ的には、小・中の子らが頭に浮かんできております・・)



ライト側攻撃の利点(右利き基準)

そもそも論であげましたが、一般的にライト側の攻撃・その対応は弱い・少ないので、強化できればチームとしてお得かも。

トスが「伸びてくるかどうか」は大きいですが・・


打つポイントによってクロス・ストレートの幅が意外と大きい・・。右利きのクロスサイドへは、「巻き込む」ように打てるし、右肩の方に迎えられればストレートもラク。

準備段階でまっすぐか開いてか・・の使い分けができればさらに幅が広くなる。

※クロスに打つ・・セッター周辺に打つことで、次の相手の攻撃が絞りやすくなる!


一般的には、本数が少ないことが多いので見えにくいですが・・

ライト側から「打てるスキル」がつくと・・チーム力アップは間違いないことないですか?

(その先が・・・オポジット(スーパーエース的存在)になるのかなと・・)



ライト側で打ちきれることにもっと視点も時間もあてた方がいい!

セッター(セット)との兼ね合いはありますが・・(ライト側セットの安定感の必要)・・

右利きで・・右から来るボールより・・

左から来るボールは・・左肩〜頭を越えて「迎え入れないと」打てないので・・

アタックのスキルとしては、難しい・・。


でも、実際は「あまり左から来るボールを打つ」練習には時間を取っていないことはないですか?


できるようになっていくとは思うのですが(それなりには)・・・

できるだけ早い段階で、みんなが身に付けた方が良いスキルだと思っています。

先に「ポジション別」ではなく・・先にどちらからのセットも打てるように・・!

個人のアタックスキルの向上・・幅の広がり・・その差は大きくなる!

ライト側からも打ち切れる選手を目指せ!


できる選手が多くなれば・・・それだけセッター対角候補も早い段階で増えそう・・。

セッターがより安定したバックセットの練習も兼ねられるし必要だし・・。





バックアタックは、初めて段階から打てばいい!

オポジットのポジション的特徴の最終目標の一つは、「ハイセットを打ち切れる」ことと「バックアタックでの攻撃参加」かと。


ウイングスパイカーも同様に・・

もちろんミドルだって打てる方がいい・・

バレーボールを続けていけば・・高校や大学になってからではなくって・・

小学生の時から・・バックアタックをすればいい!と思っています。

もちろん、左から来る(ライトサイドで打つ)ボールも・・・。


私は、ダイナミックに身体を使ってアタックを打つ!ことが大切と思っています。

ネットを越えなくてもアウトでもいいから「思いきり助走してダイナミックに打つ!」

初心者段階でも、バックアタックをやればいい!と・・。(いかがでしょう?)

初心者段階のスキル向上はありますが・・

早い段階から経験することで将来役に立つ人も多くなるかも・・・。



ブロック視点でのこのポジション・・

ゲーム中、ハイセットでレフトサイドからの攻撃の確率は結構高い・・・


セッター対角の選手は・・

相手レフトサイドからに対してのブロックの基準の役割は大きい!とも言えそう。

相手をよく観察して・・ストレートかクロスか・・「出す手」「タイミング」の基準・・

その役を担えるだけでも・・・存在価値は大きいと思っったりします。


もちろん他の選手たちにも身につけてほしい「ブロックスキル」ですが・・

一番能力の高い選手をセッター対角に据えるというのも・・一考かなと・・。


こぼれ話ですが・・

大学の女子で、174cmの選手をセッターに使ったことがあって・・

「どのコースを押さえるか?」までではなかったのですが・・

流石にストレート側は通さなかったですね〜。その視点もある意味ありかと思ったことがありました。



今後は、オールラウンダーがOPをすれば・・時によりポジションチェンジ?!

レベルが上がるに従って各ポジションごとの「役割分担」「スペシャリスト的スキル」は必要ですが・・・


バレーボールの流れは・・・

より「オールラウンダー」的なスキルを求めるようになってきているのかな?・・と・・。

そんな発想からの飛躍ですけど(笑)


ミドルアタッカーの選手も、何でもできることがセットで・・

オプション的にでも・・・

どこかの場面で(特に難しいフォーメーションのレセプションあたりで・・)

ポジションチェンジできることもありではないかと・・・。


相手チームにすれば・・???・・対応できない状況も生まれる可能性もある・・。

「ここ!」っていう時の「隠し玉」にでもいかがですか?

(大学女子でやってみたことがあって・・・結構イケました(笑))

ちょっとした可能性や遊び心もあった方がおもしろくなるんじゃないかってところです。


セッター対角のディグに関して度外視したので、加味する必要ありですけど・・。


学校は冬休み・・・

年末年始をはさんでリスタートの時期・・・

何かのきっかけ・インスピレーションにつながれば嬉しいなと思ったりしています。

いろんな可能性と発想の転換ですかね(笑)


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2023年4月30日日曜日

セッター対角・オポジットに関する話  <前編:広い視点から>

 セッター対角・オポジット・・・OP・・


様々なカテゴリーがある中で、これほど幅が広いポジションはない。

そんなセッター対角・オポジットのことをいろいろと考えていくと・・・

「そもそもの話」や「幅が広いなあ」等、広がっていったので・・

2回に分けて書いていこうと思います。



OPの現在のバレーボール全体のイメージとしては・・・

「スーパーエース的存在」(一時期言われていましたね)として、バックアタックも含め

主にライト側からダイナミックに打ち切れる選手のポジションかと。


しかし、レベルや年齢が低いチームではそうではない事が多い・・。


なぜ? なんで? どうして?

そもそもバレーボールって

・・といったところから考えてみたくなりました。


そもそもバレーボールって「右利き用にできている!」(圧倒的に右利きが多いから?)

かつて、何人となくいろんな方からこのような話題がありました。確かに・・・


・セッターはレフト側を向いてセットする・・反対向きのチームは・・ない・・・。


なぜ?

・右利きのアタッカーが圧倒的に多く、レフト側の方が打ちやすい・・。

・アタックは、右から来たボールの方が打ちやすい・・。

・セッターがレフト向きでバックセットの方が不安定になりがち・・等々・・。

 


それで・・

・練習自体も、ずっとレフトサイド向きを基本に取り組まれてきている。

・基本アタック練習は、セッター位置からレフト側にあげて打つ(違和感ない)。

・レシーブから攻撃の練習も一般的にライト側からあげてレフト側で打つ。

もちろん、その逆も練習でしているのですが、圧倒的に量が違っていますよね。

相手となるチームの攻撃も圧倒的にレイトからは少ないのが普通だから・・。


そう!

普通に「右利きでやりやすいようになっている」んですね〜。


不思議なことに、右利きの選手がライトでも打ち切れることは次第にできますが・・

サウスポーの選手って、レフトから打つのってあまり得意じゃないことが多い!?

これは、ディグのシステムもレフトから対応に慣れているからかもしれませんが。


それに・・かつて・・

セッターがライト側を向いて、ライトサイドに2枚サイドアタッカーみたいな・・

真逆のチームはチームは見たことがない(あったのかもしれませんが)。

     (センターセッターで両サイドから仕掛けるチームは見たことはある・・)


・今のスタイルが一番進歩的・安定的だから!?

・途中で変更したら時間がやたらかかるから?!

・そんな必要もないからなのかもしれません・・(当たり前やんって)


余談ですが・・

ひょっとしたら10年くらいかけて、どこかの地域で、初心者段階から・・

この真逆システムを作ったら・・ライトサイドからガンガンいければ・・

常識を覆して勝てるかもしれないなあ・・・・と・・・空想レベルでした(笑)


バレーボールのそもそもが、こんな常識で当たり前に(違和感の方が変?!)・・

取り組まれてきている。普通だから・・。


小学生は基本固定ですが、まず打てる選手をレフトがセンターにとなるでしょう。

サウスポーでエース的選手がいたならライトエースで!

   何度か目撃:強いんです、実際!〜相手チームはなかなか対応できない〜


中学生段階で・・一般的には・・

何人もしっかり打てる選手はいないし・・

居たとしても・・レフト側ウイングプレーヤーが先決。

セッター対角は、アタッカーとしては3.4番目くらい・・それよりレシーブ・トス等のバランスの良い選手・・等々・・思うのが一般的ではないでしょうか?


高校生・大学チームにおいても・・

チーム状況によって、この辺りはいろいろなタイプの選手がOPになっています・・。


どの段階・チームともに、それぞれだと思うのですが・・

トップになるとスーパーエース的でとても重要な攻撃的ポジション。

               一種の完成形?勝つための必要性からなのでしょうか?


う〜〜〜ん・・・みんながするのは難しいのかあ〜?!

でも、大切な要素が見え隠れしている気がする・・つづく・・。


過去記事でこんなことを書いていました・・「器用であれ」と・・。

良ければ併せてご覧ください。

ライト(セッター対角)の「役割」
https://teru174cm.blogspot.com/2012/03/blog-post_21.html
Volleyball with you!!


今回はこんな感じで書いてみましたが・・

みなさんはどう思われますか?



次回は、以下の内容を書いていこうかと思っています。(もう1回では終わらないかも)

・ライト側攻撃の利点(右利き基準)

・ライト側で打ちきれることにもっと視点も時間もあてた方がいい!

・バックアタックは、初めて段階から打てばいい!

・ブロック視点でのこのポジション・・。

・今後は、オールラウンダーがOPをすれば・・時によりポジションチェンジ?!

                        (小学生もやってみない?)


セッター対角・オポジットの話題から外れていきそうですが・・それはそれで・・

う〜〜ん、分からんようになってきました〜(汗)

頑張る! また訪れて下されば嬉しいです。

一考してもらえる「ネタ」になれば嬉しいんです。


最後まで読んで下さりありがとうございました。