ラベル 練習方法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 練習方法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年12月30日木曜日

2021 Final Post サーブに関するヒント (参考ムービー)

 今年もあと2日・・

ブログを再開して2ヶ月近くになりました。

現場から離れてしまって月日は過ぎていますが、やっぱり好きなんで(笑)

今日で今年の投稿は最後にしたいと思います。

今年の締めくくりなので、やっぱり足立さんに登場してもらいたくもあり・・

最後に動画を載せています。(足立さん、今年いっぱいお世話になりました!)

「メンタルに迫る」シリーズは途中ですが、新年また続きを掲載していきますね。



今回は、サーブに関して・・


サーブの基本はというと・・

・1番のポイントは「安定したトス」・・無意識にブレやすいのでチェック要!

・あとは、(右利き)右足から左足の重心移動、ヒットポイントなど・・・。

・力の入れ具合(打つ瞬間)


打てるなら・・

・ヒット時のインパクト(強く速いサーブを目指す)

・コントロールショット(戦術的サーブのため)

このようなことを考えつつ練習をしていけばいいかと・・。


サーブ練習の機会・組み合わせを考えつつメニューに組み込むこと!

・サーブは自分で集中力を高めて打つもの・・・練習の最後ではなくはじめの方がいい。

・レセプションと併せて(実際にコートに人を置いて)行う方法を入れた方がいい。


何より・・

・サーブはブレイクポイントに向けての攻撃の始まり!

・サーブの良し悪し(戦術的にも)でゲームは大きく変わる!とっても大切なスキル!


こだわって、工夫しながらレベルアップを目指していきたいものですね。




<サーブに関する練習例>  (FIVB コーチコースより)

動画は、もう10年近く前のものですが、今でも十分活用できる・・

バレーボールの「基本的な要素」は、変わることはない・・。


動画について、2つの練習方法を行っています。少し解説しておきます。

1.ひざ立ちで上半身の力だけで打つ

 ・バスケットボールややや重量のあるボールで負荷のある状態で投げる・打つ。

 ・投げる瞬間に「フッ」と息を吐きながら瞬間的に力を出す。

    この瞬間の息や力を出すことがサーブのインパクト時につながる。

 ・負荷をかけているので、上半身の強化トレーニングになる。


 ※数人で行っている場面・・サーキット的に回すことで数種類の感覚・トレに。

             ・短時間でより効率的に練習を行う意識があるので。

 ※力のない、小・中の子どもたちには負荷が大き過ぎないように(故障しては意味なし)


2.ネット上に「A-B-C-Dのカード」を設置して狙ってサーブを打つ

・単にサーブを打つだけでなく、目当てがあってそれに向けて打つことで・・

  楽しんで練習ができる。コントロールの感覚を身につけていく。


取り入れてみてはいかがでしょうか?




ぜひ、ご覧になって参考にして頂ければと思います。


最後まで読んで下さりありがとうございました。


2021年12月16日木曜日

レセプション 基本的考え方と段階的練習例 (進化型バレーボールより)

レセプションには・・「カンペキ」というのはありません・・。

みなさんもいろいろと工夫・試行錯誤しつつ取り組まれていると思います。


この冬・・

もう一度見直しも含めて・・

これ、じっくりレセプションを段階的に取り組む価値はありそうです。


 資料的には、もう10年近く前の資料になりますが・・

今でも十分に活用できる内容だと思っています。



強いて追加すれば・・

身体の「正面」を基本にしつつ・・

発展的には、身体を外れても「面」をターゲット(セッター)に向ければOK!

ということも、後に言われていました。


以下、足立龍哉さんの進化型バレーボールより引用させて頂きます。
                     (若干加筆させて頂いております)


【レセプションの基本的考え方】

ぜひご覧ください!(画質悪いですが・・よくわかる基本の「キ」)









【レセプションの段階的練習方法例】

 ☆形としての「方法」だけでなく

   ぜひポイント(視点)を考えつつ参考にしてください。



1 体の正面でボールをキャッチ、そしてタッチ/当てる練習

 ・最初に姿勢に注意してください。

 1)サーブはネットから 6m~9mの位置から打ち、レシーバーは体の正面でボールをキャッチ。

 ・動作中の重心の動きは直線的(ライナー)、上下運動しないように注意してください。

 ・ボールをキャッチする際、フットスタンス(足幅、位置)、体の方向に注意してください。


 2)次に体の正面でボールをタッチ/当てる練習を行います。

 ・面を作ってまずは当てるだけ・・

 

  ※都度ストップして指示ではなく、連続的に行って感覚をつかめるようにしてください。


 2 実際にレセプションをする(コンタクト)

 1 )ターゲット(セッター役)を正面におき、実際のサーブカットを行います。
 ・サーブのスピード・力を利用して返球距離を調整するコンタクト/感覚を体得していく


 2)返球距離を変えての練習

 ・短い・長い距離それぞれの返球感覚を体得していく。



3.返球先(返球角度)/入射角・反射角:<「面」を返球先に向ける>練習

 ターゲット(セッター役)を2カ所にします。

  返球先を正面ではなく、選手の斜め 45 度(クロス)へ変える。

 「面」を返球先に向けることを意識して行う。

  返球する角度を徐々に広げて行きます。

※ 姿勢・コンタクト・返球距離もあわせて練習できれば・・。


4,移動を加えたレセプションの練習

 1)左右へ移動してからレセプションをする

 ・スタート位置から左右外側(約1m~2m)から移動してレシーブします。

 ・移動中の重心の動きが直線的(ライナー)になるように注意(上下運動しない)。


 2)後方へ移動してからレセプションをする

 ・ スタート位置をアタックライン(3m)付近から後方へ移動してレシーブします。

  移動中の重心の動きが直線的(ライナー)になるように注意 (上下運動しない)。


5.複数でレセプションをしていく(発展させる)

 ・役割分担ができればスムーズにおこなえる。

 ・発展的に人数を増やしていく。


常に姿勢(レシーブする前、レシーブ中、レシーブ後)に注意してください。


☆サーブは、簡単なサーブ(トップ、バック・スピンサーブ)から始め・・

 徐々にスピード をアップしたサーブへと変えてください。 


この冬、じっくり段階的に取り組むことで・・

レセプションのフィーリングとスキルを会得する材料にしていただければと思います。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2021年12月14日火曜日

9人制を知り、応用して活かすのはいかが? (サーブ・ハイセット・ブロック)

 みなさん9人制バレーボールはご存知でしょうか?

ママさんバレーは9人制・・

全国レベルでもあり、実業団やクラブなどの全国大会&チャンプリーグ等もあり・・

大学で参加しているチームもあります。

マスターズもありますね・・。


私も9人制あがりでして・・・

社会人になってガンガンハイセットが上がるようになりました。(9人制のミソ!)

ホント、ダイナミックでおもしろいですよ!

これを知らずにもったいない・・と思うことしばしば・・・


6人制との違いは?

男子は、コートが広い(10.5m四方)

フリーポジション

元々・・ラリーポイント制(21点)・・デイグ(レシーブ)今の6人制同様


サーブは2本!

ブロックのワンタッチがファーストタッチでカウント(あと2回まで)!

ブロックのオーバーネットはダメ!


サーブを2本打てるので、1本目に恐ろしいサーブになることも・・

ブロック5人は普通・・

ブロック・ワンタッチが1回カウントなので、ハイセットの良し悪しは大きい・・

そして、それを打ち切るアタッカー・・


とってもダイナミックで・・迫力があって・・魅力いっぱいなんですよ!!



さて、 6人制で活かすとは?

特に、ゲーム形式でやってみたらいいかなと思っています。


サーブを2本打てるので・・

どんなサーブが有効か? 力強いサーブと崩すサーブを考えられる・・

緊張感少なく自分のサーブの良さを知ることもできる・・


ハイセットができないとゲームにならない・・

ブロックが1カウントなので、次がセットになる場面が増える・・

その良し悪しで攻撃性を問われるのでがんばってあげないとおもしろくない・・

何とかハイセットにしようとできる場面が多くなる・・

攻撃と守備・・いかに攻撃しないと点が取れないかを知る機会も・・


ワンタッチOKなブロック感覚(守備的ブロック)を・・

オーバーネットをするかしないかは、選手状況により微妙ですが・・

うまくワンタッチが取れればセットにも繋がりやすい(守備的ブロックの一考)・・


ネットの幅を活かさないとツラい・・

ブロックが多くなるので、中と外うまく使わないと通じなくなる・・

6人制でも同じですけどね。


練習に組み込んでいったら・・

いろんなスキルにつながるし、おもしろいんじゃないかな〜って・・

ひとりでにやけております(笑)


それに・・

もし、将来大人になってからもバレーボールを続けたいと思った時に・・

この9人制の選択は・・大いにオススメしたいとも思うので・・

子どもたちが知っておくことも一つのバレーボール文化かな?と。


たくさんすることがある中で、欲張りな発想かもしれませんが・・

身につけたいスキルの要素を考えた時に・・

「あっ9人制があるやん!」と、繋がりましたので本日の記事にしました。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2021年12月11日土曜日

ハイセット(2段トス) 〜意識と段階的練習〜

 昨日「ラリー中アタッカーの準備が大切」と言った記事を書きました。

それと繋がって・・

やっぱり「ハイセット(2段トス)も大事!」と思ったので・・


考え方や練習を段階的に行うことで・・

少しずつスキルが上達すれば・・

またバレーボールがおもしろくなるだろうなあ・・

そんなことを思いつつ・・・

1ヶ月前に1度ムービー化して掲載しましたが、再度並べて掲載させていただきます。





ハイセットって結構緊張するんですよね。
でも、メンタルの向けようによって思い切れてうまくなる率アップ!



ゲーム中、ハイセットになる確率は非常に高い!
だからそこを制してゲームの主導権をつかめ!








ちょっとした時間・場面でもコツコツ取り組めたら・・
そう思ったりしています・・。
もちろん、何かしらの練習とミックスしていければおもしろいかも・・。

しつこいくらい「IN TIME」!
ボールと競争!
少しでも先に到着しましょう!








最後まで読んで下さりありがとうございました。

2021年11月28日日曜日

練習をアレンジ・味付けしてみては?!

日々取り組んでいる具体的な練習メニュー・・・

少しアレンジ・味付けしてみれたら・・・

意識・意欲も高まり、より効果的かもしれません。


練習内容に「プラスしたら」「少しずつゲームに近くしたら」などなど・・・

練習そのものを変えようという発想ではなく・・・
日々やってきた選手たちの感覚も含めて・・・
ミックス・アレンジを考えてみてもおもしろいと・・・。


・・・例えば・・・


「サーブ」&「レセプション」


中心的内容は・・・「効果的なサーブを打つ!」
レセプション側は・・・言わばレセプション?!

サーブ側は、もちろん相手に効果的なのは?・・・の発想に立って打ちます。


レセプション側は・・・それに対応する必要が生まれる。

ついでに・・・必ず次に攻撃参加をする!


レセプションをした人が必ず「アタック(バックアタックでも)」であれば・・・
レセプションに終わらず「アタック動作まで」を自分の練習に取り入れられる!?

やってきたことに「プラス」で、同じ時間が「ゲームに繋がる練習」に・・・。


「アタック・コンビ」で・・・


いわゆる「コンビ練習」で、ネット際(ブロック)から開いて打つ。


でも・・・
ブロックを跳ぶ動作をする訳でもなく・・・

チョロチョロ(笑)と下がって打つ(ありがち)・・・これはNG!

素早くせめてアタックラインの後ろまでは下がる!(ステップを知る!)

「適当にしては意味がない」ので動作はしっかりと!

課題意識がはっきりすればできるようになるかと・・・


繰り返しの練習はどうしても「流れてしまいがち」になりかねません。

新鮮な感覚とチャレンジしがいのある内容をちょっと付け加えると・・・

より効果的な練習になるのではないかと思っています。



もう少し付け加えると・・・

例えば・・・

レセプションの練習から発展させていく・・・


フォーム・感覚を日々確かめるような・・・これまでと同じくがあって・・・


で!


区切って全く別設定にするのではなく・・・
「プラスして」・・・レセプション〜アタックとか・・・
         ・ミドルの選手の難しい方向からのクイックへの動作とか・・・
         ・セッターの左右後方からのセットアップとか・・・


ちょっと付け足せば・・・

日頃課題になっているところもプラスしてゲーム感覚に近づく!!

さらにブロックをつけるとか・・・じゃあ、レシーブまでつけるか!!・・などなど・・

中心とする課題は「サーブ&レセプション」であっても・・・
その他ゲームに必要な要素を「加味」して「ゲームをイメージできた」練習になっていくように考えることは大切ではないかと思っています。


※「加味」ですので、ポイントは伝えても全てがっつり課題にするとイチイチ指摘が入って練習が止まったりする恐れもあるかと・・・加味してぎこちなくなってしまうのは注意ですね。

そのバリエーションは「これっ!!」と決まったものはなく、目の前の選手たちの人数や課題を見ながら「ゲームに繋がるプラスα」視点で構成していけばと。


人数というところでは・・・多くの見ている選手(長い待ち時間)を少なくするというところもあります。

要は・・・
限られた練習時間をゲームで活きるものに繋げるためにより有効な中味を考えて行きましょう!!
という提案でした。

また試してみて下さい。

最後まで読んで下さりありがとうございました。


2014年4月8日火曜日

練習の「テンポ」

少し時間が経ちましたが・・・
先月下旬に「FIVBアカデミー」の合宿に同行して勉強させて頂いたことから・・・

内容も実際のゲームに繋がっていくように組織されていたり、選手が「意識的に」できるように構成されていたりしました。

その場でどのように具体化して構成するのか?は、事前の計画が必要ですが、その時々の状況で「より目の前の課題に即した展開」ができる<豊富な内容>を持ち合わせていることが大切だと感じたりしました。
それはそれで・・・・

実際の「練習の進め方」において・・・

その「テンポの良さ」に驚きました。
次々と展開していく練習・・・

選手たちはどんどん集中していきます!!!
そして時折集まって「課題の再提示や確認等」

決して1つ1つの内容に時間はかからず・・・

それは実際のゲームの「ラリーの時間」という感じでした。


練習内容や時期によっては
じっくり丁寧にすることもあるかと思いますが
「テンポのいい練習」はコーチングには必須だと感じました。



文章では上手く伝えきれませんが・・・

「テンポよく展開される練習」は・・・

確実に選手たちの<意識>と<集中度>を高め・・・

プレーの実感となり・・・

チームにおいて発揮されていく・・・

とてもいい勉強をさせて頂きました。

わたしも今是非追求していきたいと思っています。

あっ、ただし・・・
目的や意図が見えずにテンポだけやってしまうと「ただ流れる」のでご注意を!!

最後まで読んで下さりありがとうございました。