9月22,23の2日間に渡って
「全国ヤングバレークラブ大会」があり、参加してきました。
いつもの「学校」」というカテゴリーとはまた違った様子や感覚を味わうことができ、刺激も多く受けました。
また追って、いろいろと感じたことをアップしようかと思っています。
その中から今回は・・・
気になった「技術面」から・・・
まず何度も目にしたのは・・・
ラリー中、セッターがクイッカー入っていないのにクイックを上げる場面!
どのチームではなく、幾度となくそんな場面を見ました。
特にこのようなクラブチームとなると「チームとしての決まったパターン」は徹底できにくく、各選手の能力がはっきり出るんでしょうね。
何が言いたいかというと・・・
(ブログ内で「周辺視野」としても触れていますが・・・)
セッターはトスを上げる人・・・だけになっているんじゃないか?ということ。
アタッカーがどのような動きをしているのか全く見ていない。
もちろん、相手ブロッカーなんて関係ないような感じ。
もう一つは「ブロック」
ネットから離れないとか揃えるとかではなく・・・
相手トスのボールのズレ具合(長短・つく・離れる)などに対しての対応はなく・・・
「お決まり」のところ、やり方で跳んでいる様子があちこちに見られました。
学校レベルで徹底して「ハメる」ようなシステムを作ればあまり思わなくなる・解決できることなのかもしれませんが・・・
子どもたちに「何を伝えるか?」「教えるか?」
とても大切なところではないかと思い、今回書いているところです。
セッター・ブロックどちらにしても
いわゆる「フォーム」とか「基本的な動き」とかは教えてはいますよね。
でも上記に書いたような「ミス」「ズレ」は、もっと根本的な伝えるべき「コンセプト」だと思います。
それは・・・
「ボールだけ追いかけない」
「どれだけボールから目を切ることができるか」(見方を見る・相手を見る)
ことを練習段階で教えて、理解することがとても大切ではないかと思います。
セッターのことで言えば
お決まりトスが上げられるところで「いいセッター」ではなく、
相手や見方の動きを把握しながら「手を打っていくことができる」ことが大切かと・・・
そうしたことを子どもに伝えることが
将来の可能性をより豊かなものにしていけるんじゃないかと・・・・
ブロックも
ボールばかり追いかけるのではなくって
事前の相手アタッカーの動きや攻撃の可能性のチェック!
セッターへの返球によっての、またセッターのクセからの絞り込み!
アタッカーの動作から「どこに打ってくるか・何をしようとしているか」
そのような「相手を見てこそのブロック」という視点を伝え、練習やゲームに臨むことが
可能性や力を付けていくのではないかと思います。
もうこれまでの「お決まりごと」だけの指導はいいんじゃないのでしょうか?!
プラスアルファでもいいから
違った視点や
もっと伝え、身につけていけるためのことを吸収し
生かしていきたいなあ・・・・
そう思ったヤングバレー大会の技術的な観点でした。
読んで下さってありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿