2014年1月18日土曜日

RESPECT 〜世界の監督に思う〜

Respect・・・尊敬、敬意、大切にする・・・

さて、この言葉を聞いてどのようなことが浮かんだでしょうか?

日本では、監督やコーチなどに対しての「尊敬」のイメージが先行するんじゃないか?って勝手に思う訳ですが・・・

今日書くのは、選手相互・選手と監督やコーチ・スタッフが互いに「敬意」を持つことが大切なんではないかと言うことです。
「敬意」と言う言い方は少し固く形式張った言い方かなとも・・・
「互いに認め合う関係」・・・(上とか下とかではなく)・・・
そんなイメージで・・・

ここからは全く私の勝手な受け止め・感覚ですのであしからず・・・

これを強く思ったのは、世界の監督たちの姿でした。

最初は8月に観たワールドグランプリでアメリカの「カーチ・キライ監督」。
試合が始まろうとするまさに直前になって、ベンチからスタンドの方に走って行くキライ氏。
なんだろうと思って見ていると、ベンチ入りしなかった選手にハイタッチしに行っていたのです。オシャレな〜〜〜って!
パフォーマンスと言ってしまえばそれまでなのですが、ステキだと思った次第です。できないですよねえ・・・

次は11月のグランドチャンピオンズカップで
ブラジルのレゼンテ監督・・・この方バレー好きですねえ!!!
アップの時もずっとコートサイドにいて、なんか一緒に居ることを楽しんでいるような。
そしていろんな場面で選手とコミュニケーションをはかっている・・・言葉は全然分かりませんが指示とか言ったことだけでなく・・・みたいな・・・
それと私が見たのは、サポーターに対してでした。
丁度私の隣席にブラジルのサポーターが男女でユニフォーム姿で観戦に来られてたのですが、その横を監督さんが通られた時、サポーターからではなくレゼンテ監督からにっこり声をかけられ、親指を立てて(いいねのサインのやつ)行かれました。試合前にね。

もう一人、強烈な印象を感じたのは
イランの「ベラスコ監督」
ゲーム中、ベンチに下がってくるリベロの選手に激しく何か言い続ける場面をよく見ました。ず〜っとサーブの笛が鳴るまでまくしたててているような・・・
ところが大きいなあ・・・と思える場面でミスをした後にベンチに戻る他の選手には何も言わない・・・???
ところがそればかりではなかったのです・・・
そのリベロの選手のGood pleyの後にはしっかりとほめ讃える様子・・・
ミスをした選手の後を見ていると・・・その選手には良かったプレーの後に指示を追加しているような様子がありました。(選手の特性を掴んでいる??)
(あくまで端から見ていての感覚的感想ですから〜〜〜)
もう一つ、イランが負けた時、コートエンドに並んだ選手のところに行って一人一人に監督から握手をされにいってました。う〜〜〜んできることじゃない!
逆にフルセットで勝ったゲームの後は選手と同様にはしゃぐように(失礼)喜び一緒に写真に収まる監督・・・。

選手の特徴やチームのビジョンに合わせた深〜い意図があってのことなのかと感じながらも純粋にこれらの監督たちの姿を見て
選手も監督も・・・もちろんコーチやスタッフも
同じ目標に向かって互いに
RESPECTし合っているように思え
これもひとつのキーワード・・・・どこか自分の中でも持ちたい意識と思っています。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


0 件のコメント:

コメントを投稿