2014年1月13日月曜日

スキル視点はパーツ?

最初に
上手くなる・強くなる・もっと好きになるためには「スキルアップ」は必須です。
疑いもないことですよね。

一言でスキルと言っても、単に「コンタクトやコントロール」だけでなく「構えや動作」もスキルと言えると思います。更にそのような「各個人」だけでなく「連携・フォーメーション・システム等」全てのことがスキルと言えるのではないかと言うふうになってきます。
ただ、いろいろなスキルの「捉えどころ」に余り眼が行き過ぎると、他の大切なことを逃してしまうんじゃないかと。

それぞれのスキルは「パーツ」でしかないんだと。

今回は特に「各個人の細かいスキルアップに眼が行き過ぎ」練習もそこに「時間を使いすぎてはもったいない」と言いたい訳で・・・・。


〜〜〜ある幅跳びのトップアスリートの話〜〜〜

少し話は飛びますが、昨年メンタル関係で幅跳び女子の日本のトップ選手の話を聞く機会がありました。
その中で一コマ・・・
「踏み切りが合わなくって、一生懸命に踏み切りを課題として取り組んだが逆に酷くなっていった。
「しばらくして観ておられた方(コーチではない)が『何だか全体的にぎこちないですよ』と」
そこでハッとされたそうです。
「踏み切りが大事とそこにばかり意識がいってしまい助走からの全体の流れを見失っていた」と。
イメージも含め、助走からスピードに乗って、その中での踏み切りをいかにするか?というように修正されうまくいったそうです。

ずっと競技を続け、トップにいる選手でも
「一部分のスキルにだけ眼・意識がいってしまうと全体を見失う」んですねえ。


さて、いかがでしょうか?
バレーボールで「では全体って何なの?」というところは私もまだまだ「これ!!」とは言えないでいます。
ただ、フォームがどうだ・タイミングがどうだとか言った
「個人のスキルにこだわる練習」「毎日同じ繰り返しばかり」が多くを占めてしまうのはいかがなものかと思う次第です。

では、どうするのか?
昨日も書きましたが「過去の当たり前」を外して
バレーボールには、目の前の選手には今何が必要なのかを考えながら練習を組み立て、チームを作っていく作業が
頭でも行動でも必要なのではないでしょうか?

その具体化の「意図」を語り合えたら素晴らしいなとふと思うのでした。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


0 件のコメント:

コメントを投稿