なんのこっちゃっていえ言われそうなテーマですが
「平成生まれの子ども」の指導はどうなのか??
もちろんそのようなことは関係なく指導されて実績をあげれれているトップチームの指導者も多く居られるわけで、単純には言えないことですが・・・
少し社会的流れを踏まえて一考してみようと思います。
私の子どもの時代はまさに「スポ根」世代!
「巨人の星」や「サインはV」なんて・・・知らない人も多いかな?
それはそれで今でも必要な「負けてたまるか!」のところで大切なところ。
その後「新人類」なんていうカテゴリーの若者が増え、「個人主義的」な社会へと変わってきた。
今の小学生や中学生の親御さんはそのあたりが多いかも・・・。
核家族化・地域のコミュニテイーの衰弱・・・・そう、怖いおっちゃん・あばちゃんがいなくなった。
その後、情報化社会の発展から「携帯電話の普及」など、「自分たちで納得しあえるツール」が発展したり・・・そこには以外と落とし穴があるように感じることもあります。
これはあくまで一般的な社会の流れなので、今の子どもたちがその中にいるとは言えないということは押さえておいて下さい。
バレーに関して気になる話が複数の経験豊かな指導者が言われたのを聞いたので一考しても良いのでは・・・・というのが今回の意図です。
一人は私の無二の親友
彼は本当に多くの中学生や高校生を指導してきました。
かなりのトップの指導者です。(プロフィールは今は???で)
一昨年、久しぶりに再会し、やはりバレー談義になりました。
その中での言葉です。
「昔のように追い込むだけでは子どもはついてこない」「すぐに自分の都合の良い気持ちに納得して逃げることを考える」「平成生まれの子の指導は別物や」って。
オマケですが「おれはどっかで笑いを取り入れるようにしている」と。アホなあいつらしいと思った。
もう一つ、これは先日高校の卒業時の「送別会」で監督さんが言われた言葉・・・
この先生も府下では「指導普及」のトップに居られる方である。
「追い込んでいるチームに勝ちたかった。そのためにはそれ以上に追い込む必要を感じていた」
「しかし、今の世代の子にとって本当にそれがよいか疑問を感じるようになった」
「高校生全体もそうであるが、クラブの指導も<今の子どもに合った指導が必要なのかと思っている>」と。
見事に一致しているのである。
両人ともそれなりの年齢にいたっての考えであろうと推測するところであるが、私の感覚としては全く同意できるところであり、納得した次第であった。
ただ一つ
決して「穏やかに」とか「厳しさがない」と言うことではないことは理解しておいて頂きたい。
もちろん子どもにとっては「思い悩み」「先が見えない」そういうところには持っていく。
しかし、どこかで「頑張っていこう」「バレーって面白い」「勝ちたくて仕方がない」
そうした気持ちを育むような工夫がこれからの、特に究極のトップではないところからなされて行っても良いのではと思うところです。
いかがでしょうか???
全体的に同意です。
返信削除自論となりますが、平成世代の指導としては、前のコメントに書いたように「飴と鞭」の使い分けが重要なんだと思います。
平成世代の子供達全体に特に感じる事が、他人との競争が嫌い(順位付けをしなくなった教育のせいかもですが)で、「自分は自分」と言う考え方で、どんなにノルマがあっても本人が納得すればそこでやめる(諦める)子が多いような気がします。これも世の流れなんですかね?
なので、「飴と鞭」を上手に使い分けて、子供達の「集中力や、やる気、モチベーション」を保たせる指導が必要なんだと思ってます。