2021年12月8日水曜日

プレーの中に「選択肢」を持てるようにしてあげよう!

 バレーボールの練習においては・・

その目的や技術の習得に向けて・・

いわゆる「型にはめる」方法の方が・・

コーチも選手もわかりやすく取り組め・・

身につくのかもしれません。





しかし・・

特にゲームの中で・・

「選択できる」知識と技術を身につけることは・・

バレーボールがさらにおもしろくなり・・

強くなっていくためにも、とても重要な要素だと思っています。



ゲームにおいては、各場面で・・

「対応する・できる場面」があちこちにあり・・(それがまたバレーボールの醍醐味!)

いくつかの方法(選択肢)を知っていれば・・

相手に勝る可能性が大きくなるのではないでしょうか?


例えば・・その場面で・・

サーブ・・・ただ強くスピードのあるサーブを打つだけでなく・・

      どこに打てば効果的か?


アタック・・ただ打つだけでなく

      クロスか?ストレートか?エンドか?フェイントか?

      ブロックに当てるか?リバウンドか?


セットとアタックの関係・・アタッカーが選択できるセット? 


レシーブ・・頑張ってあげるだけでなく

      低い返球か?高い返球か?

      フォーメーションはどれがいいのか?


・・・などなど・・・


その場面で・・

考えてみることができるいくつかの選択肢が・・

あるかないかで大違い!

できればさらに大違い!

ではないですかね。


伝える方法は・・

1.「知らないことは伝えておいてあげる」

選手たちは言われたことしか知りません。できません。(それが多い実情では?)

「サーブにはこんな考え方がある」

「アタックにはこれだけの打ち方がある」

「ブロックにも攻撃的と守備的がある」

「フォーメーションにも種類がある・・今このチームではこれを選択している」

などのことを伝えて・・

練習メニューに組み込んでいき・・

理解と技術習得の幅を広げ・・

ゲームで活かせられればバレーボールがさらにおもしろくなるよ!

とういう伝え方はある。


2.「結果から考えさせて(フィードバックして)知らせてあげる」

ゲーム形式の練習・練習ゲーム等の中で・・

特にうまくいかなかった時・・

振り返ってみて・・(※下記参照)

「どうすればもっと良くなるか?」

選手自身がそう思えれば(思えるように持っていければ)・・

選手の考えを聞きながら・・

「こんな選択肢があるからやってみよう」等・・

伝えてアイテムを増やしていく方法もある。


選手たちは一生懸命に取り組んでいて・・

「知らないことはできない」し、「気づかないことは分からない」

と思うのです。


チームそれぞれなので・・

「これが正しいというのはない」とも思いますが、一考の余地はありかと。


どちらにしても・・

いろんな選択肢を知り、プレーできるようにしてあげたいものですよね。


きっとバレーボールがさらにおもしろくなる!


※メンタルトレーニングでは

 「行った直後に振り返る」のが一番再現性がある、とのこと。

 うまくいかなかった時のすぐ後に「どうしたらいいのかな?」等振り返ったり・・

 逆に「うまくできた時」直後に、「選択した?」と聞いて確認できれば・・

 自分の行動がはっきりイメージ化できて次に生きやすいと。

ご参考まで。

      


過去に関連したような記事を書いていましたのであげさせていただきます。

良ければ一緒に読んでみてください。

ゲームの中での「選択」持ってる?
https://teru174cm.blogspot.com/2014/04/blog-post_16.html
Volleyball with you!!


最後まで読んで下さりありがとうございました。

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