2021年12月29日水曜日

バレーボール メンタルに迫る ~ルーティーンをする~ (過去記事再掲 3/7)

<ルーティーン>
慣習の一種で、日常規則的に繰り返される生活様式、とくに一定の手順で行われる仕事をいう。(Yahoo百科事典より)
一般的な解釈は上記のようなことだそうです


記事はかなり古いので、登場選手もひと昔です〜

 



スポーツでもよく使っていますよね。
「次のプレーに入る時に<同じしぐさをしてみる>って。

「集中する」「自分をチェックし直す」「切り替える」
こうした意味合いで<ルーティーン>をしている選手は結構多いように思います。

例えば・・・
有名なところではイチロー選手がバッターボックスに入る前の一連の動作・しぐさ(古いですが・・・)
毎年フォームは工夫していますが(今年はノーステップするとか)、変わらない入り方。

かなり古いですがロス五輪体操の金メダリスト「具志堅選手」は自分の種目開始前にボソボソと呟いていました。「突破・突破」って言ってたとのこと。自分を信じ、集中するためだったとか・・・

元ジャイアンツの桑田真澄投手が投球前に、ボールを見つつ呟いていたことも同じで・・・



バレーボールでもっとよく分かるケースがあります。
「木村沙織選手」のレセプション前のしぐさ・・・

世界バレー(世界選手権)の時に、必ず一度両腕を組んで伸ばしてみていた姿
多くの方の印象に残っているのでは??
(W杯では少なくなりましたねえ)

これはTVの中でも言っていましたが、なかなかうまくできない木村選手に真鍋監督が「ルーティーンをしてみてはどうか?」という提案で取り入れたとのこと。

最近でも、サーブを打つ前に同じ流れを作っている選手はよく見かけますね。

でも
有名な人だからするのではありません。
多くのプレーヤーが自覚しているかどうかも含めてこの「儀式」は結構していませんか?

何故するかは上記の通り

「集中する」「自分をチェックし直す」「切り替える」ために・・・

とても大切な「メンタルコントロール」ではないでしょうか?


私も高校生に言ったことはあるのですがなかなかしようとはしませんでした。
「その意味が理解できていない」のか「頑張る気持ち」ばかりになっているのか・・・なんて思ったり。


ここでふと感じたこと・・・

「切り替え(準備)場面があるスポーツばかり!

サッカーやバスケットではなかなかゲーム中にはできないですよね。

これは、次回のヒントです。
バレーボールのゲーム進行の特性を生かしたメンタルコントロールの仕方など・・・


さてみなさん

<ルーティーン>・・・一考の価値ありではないでしょうか・・・



最後まで読んでくださりありがとうございました。


3 件のコメント:

  1. 自分にもプレー前のルーティーン・癖などありまが、これを行う事により体が「リラックス」できるんですよね。逆にやらないと気持ち悪いと言うか、しっくりこないと言うか(笑)。
    自論となりますが、「イメージトレーニング」も一種のメンタルトレーニングだと思っています。自分は必ず試合前にやります。
    これもまた、常に自分の持ってる技術を一番良い形でプレーするために繰り返し頭で行う「ルーティーン」ではないでしょうか?

    返信削除
  2. いつもありがとうございます。
    やりますよね、なんらかのリラックス法ってやつ。
    ここではあえて「集中」「切り替え」「チャック」としてみたのですが、「リラックス」の意味合いは大きかったです(抜けてましたね)。
    イメージトレーニングとメンタルトレーニングは、「一種の」ところでの一致かと。
    基本イメージトレーニングは「スキル」「戦術」を自分の中で描く、と思っています。
    勿論メンタル面の持っていき方のイメージづくりという点では重なることになると思います。そのあたりの「持っていき方」は別機会に書こうと考えています。
    一定レベルの選手になれば、カテゴリーに区切る必要もないのかな、とsoumaさんのコメントから感じました。
    逆に子どもの指導という観点からは、より単純化した方がいいのかなとも思います。
    今後もいろいろお願いします。

    返信削除
    返信
    1. そうですね。子供達に教えるのなら単純化させ教えて、そして、何故そういった事が大事(必要)なのかを考えさせる事が効果的ですよね。
      ある一定の技術が身についてくると「自分は出来る」というプレーに対する自信がつき、この自信がメンタル面にも反映され精神的にある程度安定はしてきますが、そこまでがなかなか大変なんですよね(^_^;)。

      削除