2021年12月19日日曜日

バレーボールの「見え方は変わっていく!」 (過去記事掘り起こし)

ずいぶん前の記事を手直しして掲載したいと思います。

私の経験から感じたこと・・・



私事、30才にして一旦完全にバレーボールから離れました。

子育てと障害のある子供たちに惹かれて・・・

そして17年全く触れもせず。
病気の事もあり縁あって近くのN高校女子の監督をされている先輩に声をかけてもらい再スタート。




そこからの話です。

なぜ前振りがいるか???
空白があったから新鮮に感じ見えてきた事もあると思うから・・・
(空白のおかげでもがいても埋まらないものも大きいですが)

さて本題・・・


N高校の先輩はとにかくいろんなことを教えて下さった。

でも・・・最初は・・・「見えなかった」

バレーボールから離れた時間のせいか、考えていなかったせいか等はわからない。



そう、選手の動きもフォームの善し悪しも見えない・・・。




数ヶ月してやっと見えてきたのが「静止画」だ。
動き出しやコンタクトの瞬間が見えるようになった。


でも全く話にならない・・・
マシーンをしつついろんな選手やチームをひたすらに見続けた。

とにかく「分かるようになりたいから!」

するとだんだんと・・・見えてきたのはワンプレーごとの「動画」だ!


それが見え始めると・・・
見える範囲が膨らんでいき・・・
個人からチームへ・・・そして・・・相手コートの動きへと広がっていった。



プレーが「動画」になり繋がっていくと・・・

一連の「流れとしてのプレー(バレーボール)」が見えてきた。


そうすると・・・
自分の中に<納得><理解>が生まれ、一方で<疑問>が頭をもたげてくる・・・

蛇足だが・・・今自分の持っている「考え」に縛られてはいけないと思う。
今の時点で、考えがないのはもっと教える選手に失礼だが。


バレーボールの世界は広い! 深い!
そう考えるとやはり「貪欲さ」が求められると思う・・・。


さて本筋に戻って・・・
なぜこんなことを書くのかというと・・・

教える側も教わる側も・・・そこにいる一人一人の「見え方」に注目できれば・・・
進む方向も見えてくるのではと思う次第です。

コーチが思っているほどに選手には見えなかったり・・・

コーチ自身が分かっているつもりでも「もっと見える事があるかも知れない」と。



見えている「一コマ」でなく・・・

変な言い方ですが・・・それぞれの「脳みそ」
眼を向けてみたら面白いと・・・。

「捉え方」「見え方」「理解度」「方向」・・・・


それは一人一人の頭の中・・・(指示的指導はそこを見ない・・)


コーチと選手ともに・・

理解が少しずつ共有されていけば・・

選手たちは、より意識的に・・意欲的に取り組めおもしろさが増すのでは?!


チームの「一致点」がどれだけ共通のものにできるか・・・
できた分、強くなれそうにも思ったりします。



いかがでしょうか???



最後まで読んで下さりありがとうございました。


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