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2014年4月2日水曜日

準備姿勢・動作が大切!

パス・トス・アタック・ブロック・サーブ・レシーブ・・・・
それぞれのスキルを述べる時どんなところにポイントを置くでしょうか?

それぞれについての「フォーム」を言う時、足の位置や角度、腕や手の動作などに行きがちではないでしょうか?

ゲーム観戦しても一般的に眼がいくのがこの「コンタクト時」や「コントロールの在り様」・・・
それはそれで大切なポイントではありますが果たして「そこ」が重要と選手やコーチが考えるとそれはどうでしょう?
実際のゲームでは???

で、思いつきなのですが各プレーを「巻き戻し」してみたら?と思いました。

パス・レシーブ、トス等でコンタクトする瞬間
アタックでヒットする瞬間等から・・・・巻き戻し〜〜〜!!

アタックを例にして・・・

力強いアタックは一番力が込められる「ストロングポイント」が基本・・・
そこでヒットできるには空中での「左手(右利き)の使い方」が大切・・と同時に・・・
強い振り上げ:スイング(フルでもハーフでも)が必要・・・
そのためには、強い踏み切りが欠かせない・・・
強い踏み切りは、助走(ステップ)が大切(距離とスピード)・・・
助走を生み出すには、スタート時の姿勢・構えをつくるべき・・・
その姿勢・構えをする「位置」に行くこと(移動動作)も重要・・・

と、巻き戻してみると・・・
「いいプレー」をしようとすれば、コンタクト時だけでなく「一連の動作」の開始から終わりまでを1つの流れとして考える必要があるということがはっきりしませんか?

当たり前かもしれませんが
練習でこの「一連の動作」がうまく提供できているでしょうか?

実はこれでもまだ不十分で・・・
実際のゲームでは、一瞬にして「次の行動」への移行が求められます。
そう、「判断」と「スピード」が要求される訳で・・・
それは「IN TIME」であればあるほど余裕(「間」)が生まれ、選択する時間も作れ、良いプレーに繋がることは容易に分かると思います。

一連の動作を各ポイントごとにピックアップしての練習もありかとは思いますが、一連の動作をセットにし・・・
さらに・・・
その連続的な切り替え・切り返しができるような練習が本当に「活きる」プレーとして培っていけるものではないでしょうか?

「攻めに転じられない」「打ち切れない」「追いつけない」と考える前に是非チェックして取り組んでほしいと思います。

もっと前にあるのは・・・
「相手コートで起きていることに眼を向ける・予測する」・・・
もっと準備するなら・・・
「位置やボールの高さをシステム化する」・・・
これはまた別機会に書きたいと思います(もう書いたかも?!)。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2014年2月4日火曜日

繋いで点は取れない!!

昨日北海道から帰ってきました。
今回は高校の『全道新人戦』に向けて女子のチームのお手伝いと観戦をしてきました。

チームについては、11月に数日練習をした縁があり、試合の様子・応援がしたくて計画していました。
直前ということもあり、余計なことはできるだけ口出しせずに・・・
とにかく
「相手コートの様子に眼を向けること」
「ブロックの準備・配置・跳ぶ位置・・・サーブとの関係」
のところを意識できるように取り組んでみました。

大会の中でその成果が見られました。(事前にブロックの配置をとり、しつこくブロックをすることでワンタッチから切り返しの場面が数多くありチャンスが多く持てたこと)
ちょっとした「理解」と「意識」でゲームをより優位な展開に持ち込めるんだと感じるところです。

他のチームの観戦もしましたが共通していたのが
「ラリーの多さ」です。
新人戦ということもあって決め手を欠くというところもあったのでしょうが・・・・

せっかく繋いだボールの最後の「フィニッシュ」ができない・・・
どちらのチームもそのような状況になるとラリーが長い・・・

ではなぜフィニッシュに至らないのか???
注目してみました。

まずは「良い形」でないと決めにいけない・・・(スキル・メンタル両方)
もう一つは「決めにいく」意識が弱い・・・(スキル練習も少なそう)

アタックを打つ瞬間だけを見ていると、前にブロックがあったり、十分とはいえない状態で打っているような印象もあったり・・・
「ミスをするより繋いでおけばチャンスは多い??」みたいな感じも・・・

果たして繋いだ結果どうなんでしょう??

逆にチャンスは相手チームに流れ切り返されて・・・
「決めにいった(フィニッシュ)方が点を取る!!」
こうした場面の多かったこと!!!

またコースを手打ちで打つような場面もトーナメントが進んで行く中では同じようなことになっていた場面も多く目にしました。


さて、ではどうするか?
レシーブの精度をあげて自分たちの形をより良いものにしようとするか?
2段トスの精度向上に取り組むか?
アタック力をあげるようにするか?

どれも1つの「スキル」にしか過ぎないのではないかと・・・
当然どれもレベルアップには必要ですが・・・

ゲームの中の「つながり」においては・・・

相手攻撃に対して・・・
ブロックで対応する・・・ワンタッチかレシーブに移行
レシーブをする・・・トスを上げる・・・打つ・・・
(ブロック発信で考えていますのであしからず)

この流れで最後のところで決めにいかない手はないですよね。
点を取るために繋いでるんですから・・・

基本はあくまで「攻撃的に!!!!」です!!

練習過程においても当然単発的なスキル練習でなくなることははっきりしてくると思います。


さてみなさんはどう感じられますか?


最後まで読んで下さりありがとうございました。






2014年1月23日木曜日

静止画〜動画へ(見え方の話)

相変わらず、伝わりやすいタイトルが思いつかない私です・・・。

 今回は「バレーボールをみんなはどのように見えているんだろう?」ということを考えてみました。
見え方が違うとなかなか話しも通じにくい・・・反面、違うからこそ自分には無いものをプラスしていけるチャンスでもあるかと・・・

先に私の個々数年の経験から・・・
かれこれ15年以上全くバレーボールから離れていました。縁を頂き高校女子のお手伝いを5.6年前にし始めたのですが・・・
私もかつてはプレーヤーの端くれでしたので「分かるやろ!」って簡単な思いでいたのですが、顧問の先生が生徒に指摘されていることが(フォームや動き)全く見えなかったのです・・・(泪)
で、とにかく毎日「どうなってるのか?」見続けると・・・
最初に確認できるようになったのが「静止画(写真)」のように、各ポイントが見えてきました。「レシーブのコンタクトの瞬間とか」「アタックのヒットの瞬間とか」・・・
いわゆる雑誌で見るような「写真」が頭の中に残るようになったんですね。
その後も「どうなってるんやろう?」と顧問の先生や生徒の様子、また練習試合などのいろいろな選手たちの様子をひたすら「ガン見」し続けると・・・
徐々に「動画」で様子が見えてきたことを思い出します。
その後、いろいろな方と話しをさせて頂いたり、いろんなカテゴリーの現場に行かせてもらう中で、その時々の自分の理解と観たい方向で
その動画が長くなっていったり、ズームレンズでフォーカスして写真のように切り取ってみたり、またず〜とアングルを引いて全体を見てみたり・・・

まあ、単なる経験談ですが・・・

何が言いたいのかというと・・・
一つは人それぞれ見え方が違って当たり前というかそのことをお互いに分かって見えてないもの同士を共有していければと思ったこと。
もうひとつは、切り取った「写真」のポイントにこだわって指導するのは危険かな?と。一つのプレーには「一連の動作(準備動作からフォロースルーまで)」があり、またその前後にもプレーは誰かと繋がっており、その前後には「相手」という対象があり・・
ず〜と動画を長くしていくと「ゲームにいかに勝つか?」のやりとり(戦術や戦略)が見えてくるんじゃないかと思ったりしています。

目の前の選手(生徒)たちのどこに課題があってどうしていくことがスキルアップやチーム力アップにつながるのか?
それは「どれだけ繫がりのある動画の中から」「切り取って手を当てる」ことがより近道なような気がしているところです。

いつもながら曖昧な表現で・・・
今年は文章力(伝える力)を鍛えねば・・・と思う今夜でした。

と言いつつ、明日よりちと行脚に出ます。
またいろんなことが頭&身体&心を駆け巡りそうです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


2013年2月5日火曜日

アタッカーに大切な「懐(フトコロ)」

1月・・・女子のプレミアリーグと男子のチャレンジリーグを観て思ったことです。

アタッカーにはネットと自分の間に「懐」があるのってとっても大切だと。

プレミアリーグを観て・・・・

その「懐」をしっかり持っている選手が多くいて・・・

「打つポイント」がいくつもあるんですよね。

おそらく自分のフォームやボールをヒットする感覚をもう持っているんだと思いました。

一方、チャレンジリーグでは・・・

まあ男子と女子なので安易に比較できないのかもしれませんが・・・・

身体が突っ込んでしまって手打ちになってしまったり
いわゆる窮屈な選択肢のない打ち方になっているのを眼にしました。

もちろん男子の方がスピードがあって

力強さも加わることから若干「突っ込んでしまう」ことは想像できますが。

いずれにせよ

ヒットする時には

自分の前にこの「懐」を持つ!ということを

意識して行くことは

初心者からトップ選手まで

大切なことではないかと思ったのでした。

そこに意識があれば修正できることも多々あるようにも思えました。

いかがでしょうか?

読んでくださりありがとうございました。

2012年6月21日木曜日

フォーメーション(ポジショニング)と周辺視野

お久しぶりの投稿になります。
また、ヨロシクお願いしますね。

さて、今日は「温めていた」ネタなのですが・・・


レベルが上がってくると見ることも少なくなりますが・・・

「お見合い」とか・・・

「ぶつかる」とか・・・

っていうことが結構見られませんか?


<レベル>って言いましたが

このチームとしてのレベル・・・

システムやフォーメーションの基本的な位置取りや

「どんなボール」「どこのボール」は誰がいくか?の約束事ができているか??

その差で

見合ったり、ぶつかったりすることは減るんでしょうね。


でも・・・

よく見ると・・・・

ちょっと人の顔を見たりして「一瞬遅れる」なんてことは多々あるように思います。


少しレベルを落として見てみると・・・

「一生懸命」で「ボールばっかり追いかけている子」にはっきり見られます。

そう・・・ただただ・・・「オン・ザ・ボール」

フラフラをボールを追いかけて、人が待っているところに行って「ぶつかる」

逆に行くのかと思ったら「人を見てやめる」

こうした選手に共通することは???


<基本的システム(フォーメーション)>の動きが入っていない!

それと<周りが見えていない「周辺視野」>の弱さなのかな??って・・・


全くの私見で申し訳ないですが

1本目の<レセプション>や<ディグ>は「システム(フォーメーション)」が基本。

私がこだわりたいのは

その次の<2本目>

基本的には<セッターの役割>なのですが・・・

セッターなら勿論、他のプレーヤー・特にアタッカーの動きは「周辺視野」には入っていないとダメですよね。

それと、自分が行かないなら、瞬時に「頼む!!」「誰々!!」って指示!!

自分が行ってもそこに他の選手が次の準備ができている選手が居れば止まってやめる(任す)。


基本的な「自分の役割を持つべき<陣地>」

システムの約束事としてまず「頭の中で一致」



後のアバウトなボールの処理は・・・

(この<アバウトがいっぱい>あるのがバレーボールの面白さの1つと思っています)


過去ログで「必要な声」という側面であげてもいますが・・・


「周辺視野」もしくは・・・「一瞬周りを見て判断」できる力の<有る無し>が大きいかなって?!


今回はこのあたりまで・・・

と言うのも・・・「じゃあ、どうしたら視野を広げられるか?一瞬周りを見て判断できるようになるか?」

私も教えて頂きたいところに立って居る次第です。


読んで下さりありがとうございました。 またよろしくお願いしますね。