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2014年2月7日金曜日

それでも「ブロック」に取り組む?!

いや〜寒いですねえ・・・なんか北海道より寒い気がしています。
やっぱり歳には勝てなくなってきているのかなあ・・・なんて、まだまだあ〜〜!!

さて、1月から週1〜2回行かせて頂いている高校の話から・・・
部員は7名。一人は全くの初心者で、顧問の先生がお忙しくされていることもありほとんど「知らない」ですしスキルもこれからな生徒たちです。
でも理解力は高く意識を持って一生懸命に取り組んでいます。

で、ブロックを跳んでみると・・・・
4人は手が出ません・・・Ⅰ人はギリギリ・・・
2人はネットから手のひらより出てるかなあ・・・
手が出ない生徒たちは150cm前後ですから〜〜。
でもみんなアタックは打つんですよ〜〜〜!!

そんな状況ですが・・・
ブロックに取り組んでみようとはじめました。
最初はさすがに戸惑って「また考えてくるわ〜」って収めてしまいましたが・・・。

私の中では
「誰でもブロックを学ぶことは大切」というものができてたりもしまして・・・

でも目の前で半数の生徒がネットに届かないという姿を見るとひるみました・・・。

基本動作もパスもサーブもアタックも・・・・いっぱいすることがあるのに・・・
おまけに体育館を使える時間はとても限られてるのに・・・
私の勝手な思い込みで貴重な練習時間を裂くことは生徒たちに申し訳ない・・・
本当にやるのか?!
自問自答の日々が流れました。

でもやっぱりブロックに取り組むことにしました。
なぜ?手もでないのに??

いえいえブロックは「止めること」ではありませんし
ブロックに取り組むことで「相手チームがより見えるようになる」ことやレシーブをする状況にも活かせる等と考えるからです。
また、今の1−5システムしか知らないのではなく幾つかのシステムも知って選択できるようにもしておいてあげたいので・・・。
それに「受けるソフトブロック」というのもありますしね。

生徒たちにはブロックに取り組むことで自分たちの可能性が広がることなどを伝えて練習をはじめました。
1度6人コートに入って相手レフト攻撃からの設定をしてみたのですが・・・
あるローテーションで150cmの生徒が並んでネットから80cmくらい離れて2人が打つコースにワンタッチすべく跳ぶ姿は、見たこともない光景でした。
ホントに愛おしく力につなげたいと思えたりもしました。

どのくらいの時間をかけたらどのようなところまでいくのか?想像もできませんが、僅かな時間でも
「ブロック」というものを自分たちの中に取り入れ、今後のスキルアップやチームづくり、ゲームメイク等につなげていければと考えているところです。

試行錯誤しながらになると思いますが・・・

私はホントに幸せだと改めて思っているところです。
こんな状況に巡り会うことができているんですから!!!
ただし生徒に返さないと何の意味もありませんよね。

みなさんはどう思われるでしょうか?
またいろいろなお考えを聞かせて下さい。

最後まで読んで下さりありがとうございました。



2013年2月24日日曜日

ブロック思考⑤ 〜フォーメーションの軸〜

フォーメーションには・・・・

レセプションとデイグがありますが  (イが小ちゃくならへん(^^;;)

このデイグ・フォーメーションにあたって・・・

よくブロック前提でボード上で説明されたりしていませんかね。



でも結局うるさく指示を出すのはレシーブの位置どりや動き方のシステム。

これをブロックを軸にフォーメーションを丁寧に創り上げようとすれば・・・

ブロックそのものへの考え方も柔軟では場を持ったものになるのではと思っています。

そうそう、ブロックは「第一デフェンス:壁」というのがスタートの発想です。

ブロックが1枚とか2枚とかが基本で言いますが

1.5枚・・・間が空いた状態・・・
ひょっとしたら1.2......くらいでも・・・いや1.0.....+α・・・

ブロックを「止める」と言った発想ではアウトでしょうが

打ってくる「コースを限定する」という考えに立てば
間が空いていてもブロックの意味はとても大きくなると・・・。

状況ごとにフォーメーションをチーム内の約束事として行くことで
より幅の広い視点を持ったチーム・選手へとつながっていくのではと思います。

やはりフォーメーションを考えるにあたっては・・・

ブロックに対する考え方が大きく作用すると!

今は特に

「リード&リアクト」ブロックの時代

そうじゃなかった時代の大人たちは・・・

いろいろと発想を戻したり膨らませたりしつつ

一考すれば面白くなると思うのでした。

読んでくださりありがとうございました。

ブロック思考④ 〜歴史と全日本男子から想う〜

今日は本流れから少し外れますが、こんなのはどうでしょう?

と言う話・・・。

ブロックの歴史と言うか発展は・・・

すみませんが、ザックリといきます。

コミット〜スタック〜リード&リアクトへ。
(それぞれの特徴は、私より専門的具体的なのを見つけて下さい(^^;;)

システムとしては、スプレッドやバンチ
マンツーマンやゾーンなど。

これらはいろんなハイレベルなバレーを追求していく中で生み出され、現在に至っているという事、、、

ですから、誰も彼もが『リード』ブロックをすれば良いというのではなく
それぞれの特徴を知り、目の前の選手やチーム、また対戦相手によって取り組めば良いのだと思います。

形や流行りではなく
あくまで『特徴』だと、、、

このブロックの発展は、アメリカ男子が日本のコンビバレーにどう対処すれば良いのかと
ひたすら考えて編み出した流れだと聞いた事があります。
一説には、イヤイヤロシアだよ!と言ってるとかいないとか。

そこで

今の全日本男子なのですが

高さとパワーでは劣っていることはあきらかだと言う前提で

では、高さが足りない者達が対処できるような

ブロックシステムを考え出すことはできないんだろうか?
ふと、そんなことを思ってしまうのでした。

いろいろな発想をかつては生み出してきた日本、、、
今は、与える与えられる規制の概念の中がほとんどでは?

もう一つ浮かんだことが、、、

それは、丁度発想を豊かに生み出してきた時代のアメリカのコーチ
今まさに日本へやって来られたということで、、、

ひょっとしたら
アメリカ国内の何処かで
高さが足りないチームが
何らかのブロックシステムを
やっていた(試行的にでも)りして、、

まんざら空想でもないんじゃないかと思ったりしています。

そうでなくてもいろいろと考える余地は

全日本に限らず、私達にもあるように思えますが、、、

だからと言うか

ブロックに関して思いを馳せるのは

深い分だけ面白いと思いませんか?

読んで下さりありがとうございました。

2013年2月23日土曜日

ブロック思考③ 〜最も大切と思うこと〜

この間ずっとブロックについて考えてきて・・・

最も大切な「ベース」となることはこれじゃないか!?
と思ったことです。

「ブロック」と言われて・・・
思い浮かぶことは、結構様々ではないでしょうか?

個人的なスキル・・・
ブロック・システム・・・

私が思ったのは・・・

相手コートに眼をやり・・・
相手選手の動き(流れ)を観察・判断して・・・

ブロックをする。

この「相手コート・選手に眼を向ける」・・・

これが最も重要なポイントだと思ったのでした。

そんなの当たり前!と言われるかもしれませんが
レベルがまだ高くない選手たちがどれだけ自分たちのコートで精一杯になっているか
ただ「お決まりの場所」でブロックを跳んでいるか

それは「 ネットの向こう側」をとらえていないからだと言えるのではないでしょうか。

初心者にはブロックは難しい・・・
よく耳にしました。(私も過去ログで触れています)

でも・・・今は・・・

ブロックから(ネットの向こう側から)バレーボールに取り組んでみようよ!

そんな感覚になっている今日この頃です。

(大事なところをザックリいってしまったかも)

読んでくださりありがとうございました。


2013年2月21日木曜日

ブロック思考② 〜ブロックをどう考える?〜

さて、本題に入って行く前に

「ブロック」をどうとらえるか?
少し考えておく必要があると思うのです。

まず個人のスキルとしての「ブロック力」

構えやステップや空中動作の《出来具合》は個人の【見えるブロック力】
それ以外に、ゲームの流れやセッターのくせ等の【観察・判断の力】も大きいのでは。

これだけを思うとブロックは「シャット」が魅力な《オフェンス》?
となるかと思うのですが

それだけで済まないのが、この厄介な「ブロック」で、深いと思う入り口になります。

なんのこっちゃ?!って言われそうですが

一方で

チームとしてのフォーメーション・システムとして活かされるのがまた「ブロック」かと。(このこことは後日アップしますね)

こちらは「攻撃に対して壁となる《デフェンス》?ということになりますよね。

このどちらの側面も念頭に置いて(様々な要素を踏まえた上で)取り組むべき内容だと今の時点では思うところです。

もう一つ・・・
「ブロックに確実はない」という事実と「ブロックがいきる」という観点。

いくらいい状態を作っても僅かにタイミングやコースを外される(外れる)と弾かれるのがブロックで・・・

かと言って、ノーマークなんて好き放題になるだけ・・・じゃあやっぱりブロックだ!や遅れて出した手に当たってチャンス到来!も確か。

それをシステムとして構築していくのが「ブロックシステム」ということなのか?

先日から「ブロック効果率」というのを目にしました。
全くの同感ですが、「どこで効果率を見極める??」ということを見る視点も定まらないのがブロックかと。

要はまだまだ考えて取り組みながら論議もし、構築していけるもの・・・
そう思っています。

ひょっとしたら日本だから?なんてこともよぎったりして(汗)

ともかく・・・

私は今は「ブロックは第一防衛ライン」《デフェンス》をベースに考えて行きたいと思います。

そう考えていくといろいろと見えてくることが多くあります。

初心者からブロックに取り組もうぜ!
そう言いたくなっているこの頃です。

その心は???

次回以降で・・・。

読んでくださりありがとうございました。

ブロック思考① 〜序章〜

ゲーリー・サトウ氏が全日本男子の監督に就任され、弱点は「ブロック」にあるといった報道が出ていました。
(写真勝手にお借りしました・・・いつもながら)

これから日本の中で、「ブロック」に関するいろんな論議がかもし出されて行くことでしょう。

私はとても良いことだと思っています。


そこで私も自分の思うところを晒してみようかと・・・

ブロックに関しては・・・

昨年夏・・・
N国の指導者 I氏のクリニックに参加させて頂いた時の強烈な印象・・・
(その時はインパクトだけが残った)

そして昨年末・・・
A氏のオンラインクリニックで「ブロック」が取り上げられ・・・

そこからどんどん「ブロック」に引き込まれて
いろいろなゲームを「ブロック観点」で勉強しようと
試合会場にワクワクしつつ、足を運んで行ったのでした。


まず・・・

ブロックは・・・

深い!!!

というのが考えて行く上でのスタートでした。

そして・・・

出来るだけ多くの情報を知ることやいろいろな角度からブロックを考えてみることで

私なりの思うところを持つに至っています。

ただ悲しいかな・・・

実践に結びつけられない状態ですので「机上の空論」なのかもしれません。

これから数回は「ブロック」に関して綴っていくつもりでいますので

また覗いてみて下さい。

ご意見等頂ければまた幸いです。

読んで下さりありがとうございました。

2012年3月18日日曜日

ミドルブロッカー(クイッカー)の「役割」

ミドルブロッカー・・・私の勝手なイメージ・・・
「クールなスナイパー!」ってところでしょうか?

今回も私の勝手目線で書いていこうと思います。


「ブロッカー」として・・・と・・・「クイッカー」・・・に分けつつ・・・

いずれにしてもこのポジションは、「俊敏さ」「瞬発さ」が要求されますよね。

という前置きは置いておいて・・・


「ブロッカー」として

やはり前衛のブロックの軸であることは間違いのないところでしょう。
スキル面等においては過去ログ「ブロックを考える」にて・・・

さて、ミドルブロッカーの大切な役割は?

自分でシャット出来ればそれでいいのですが、チーム全体を考えると

「少しでも有効な<壁>になる」ことかと思います。

自分自身もそうですが、両サイドの選手との連携・・・
例えば「インナー側に跳ぶ」とかの約束事をその都度していく・・・

これに関しては「リベロの役割」でも触れましたが、バックからの指示も受けつつ、自分で前衛をリードしていくという役割は必要だと思います。

もう1つ大切なのは

「相手攻撃に対応できる判断力」かと。

少なくとも相手の攻撃パターンは確認!

その上で相手のレシーブされたボールによって「どこに上がる可能性が高いか?」の判断。

とにかく上がったボールをアタッカーが打つのを止めにいくのではなく
セッターがトスを上げる瞬間(分かればもうワンテンポ早く)に動き出すことが要求されるでしょう。

相手のコンビが有効になるほど、「迷い」も生じますが、そこでもしっかり「判断」してほしいものです。


さて「クイッカー」としては・・・

その前に・・・セッターからの一言・・・いつも何度となく「空ジャンプ」をくり返してくれて有り難う!
             (私のつぶやきです。それがどれだけチームを生かしていることでしょう)


本題に戻って・・・
とにかく素早い動きが要求されますね。
ブロックを跳んで、返球されるボールの「質」に合わせて「開いて即ジャンプ」のくり返し。

この機敏な動きが出来ないと「コンビバレー」はできませんね。
単発のクイック・レフト・ライト・・・みたいなのであればいいのかも知れませんが・・・・

コンビの中で生かそうと思えば絶対に「早く入るべし!」
浮かしたセミクイックにしているなら別ですが・・・

相手ブロックをバラけさせるということになれば、早く入ってくれないとバレバレになりますから。


最後に、いずれのプレーも「俊敏でキレのある動き」が要求されます。

その場合「身体が流れる」ことが、特に経験の浅い選手には多く見られるように感じます。

身体の軸がしっかりとストップしてブレないというところにも目を向けたいと思っています。


誠に勝手話でした・・・。 読んで下さって有り難うございました。