2023年6月16日金曜日

「存分に満喫させてあげようではないか!」 〜バレーボールに関わらず指導する側の心持ち〜










もう現場からははるかかなたになりましたが

やっぱりバレーボールは好きで

バレーボールに関わっている人が

幸せであってほしいな、と

ぼんやりながらいつも思っています。


そんな中で・・・

「あっ、そうか〜〜!!」っていきなりひらめきました!


SNSをタラタラ見ていると・・・

「この練習がいい」とか・・・「こういう考えがいいよね」「アタックはこう打つ」とかetc

それに対して何だかモヤモヤも・・・

でも私もそのうちの一人・・・

「何を伝えたい・・・何が伝わったら・・・」あれこれ考える・・・

でもちょっと違和感がいつも残る・・・

現場がないから・・・? 実感できていないから・・・?

そんなこんなでモヤモヤしている時に

降りてきた!!  インスピレーション!!


そこを選択してくれた選手たちに・・・

バレーボールを・・・

存分に満喫させてあげようではないか!!


選手としては・・・

今日も一日バレーボールを 存分に満喫しようではないか!!

という発想でやったらええんちゃうのん!!って(笑)







大人から子どもへ「教える」ではなく・・・

知っているから伝えたいでもなく・・・

上手くなってほしい、強くなってほしいでもなく・・・


いわば・・・

遊園地やレストランやホテルのように・・・

そこに来たお客さん・クライエントの要望を受け止め・・・

徹底的に満足いただくサービスを提供する!


満足してもらうために・・・

いろいろ研究も勉強もして・・・

提供の仕方も工夫できるんじゃないかと。


お店などは気に入らなかったらすぐに違うところへ行きゃいいけれど・・・

バレーボールのそのチームからはそう簡単には変われないし・・・

選ぶことすら分からない・・・。

選手にしたら・・・

今やっているのが「バレーボール」なんだから・・・

大事にしないと・・・と思うのです。


中身を考え、実行してみることこそが

選手やチームの力になっていくのではないかと・・・


勝ちたい、上手く・強くなりたい・・・そう思うなら・・・

そう思えるサービスを実践して・・・

毎日成果は出なくても・・・

やった感から始まってでも・・・

満喫させてあげようではないかに立ち返ってみると・・・

結構いいものが生まれ育つ気がする。


今の世の中・・・

求めればいくらでも情報はつかめる・・・

でもどれが良いのか・・・

満喫させてあげられそうなものを見つける!

人を見つける!


という感じで、根っこに・・・

存分に満喫させてあげようではないか・・・ハハハハッ・・・

から考えてみるのもおもしろい・・・


と、思いついて一人でニヤける私でした。

自分では気に入ってしまったので・・・

自分自身にも

存分に満喫させてあげようではないか・・ハハハハッ・・・

のスタンスでいこうと思いました。

(これ、イケると思うんやけど)


みなさん、どう思われます??


本日もお粗末!


最後まで読んで下さりありがとうございました。



2023年6月7日水曜日

バレーボールの試合 〜戦術的・組織的プレーで点数はひっくり返せる!!〜


さて、私たちはとかく各々のプレーに関して考え、論じ、その技術や動作の習得のための練習方法を考えがちですが・・・


ゲーム中に起こっていることに目を向ける

戦術的サーブについてふと・・・???

戦術的にサーブを打つというのは・・・
意図的に相手のレセプションを崩す・プレッシャーをかけることですが・・・

例えば相手のレセプションが崩れて・・・
そのままチャンスボールが返ってくるならいいのですが・・・

多くは崩れてもハイセット(2段トス)等で攻めて来る・・・
相手を崩しにかかるというのは・・・あくまでも相手攻撃の数を制限すること・・・

そうなると・・・
そこには「ブロック」が大切になる訳で・・・
ブロックが位置・タイミング等が機能的にできないと・・・偶然良かったりズレてタッチアウトや吸い込みになって・・・
せっかくサーブで意図的に崩したのに残念な結果につながってしまう・・・。

後方のレシーバーも・・・
単に「決まった場所」ではなく、相手アタッカーとブロッカーの関係で位置取りをする!
ブロックとレシーブを合わせて守備のシフトを完成させる・・・

これ「トータルディフェンス」!!!

そこから(トランジッション)から攻めに転じる・・・
これをより攻撃的に成功させるには・・・
ブロックからの引き〜アタックの準備が大切になり・・・
「ラリー中に打ち分けられるスパイク」につながる・・・

このように・・・
全てのプレーが関連しあって・・・
攻めから守備・・・そしてまた攻めに転じることになります
ね。


<これ、ゲームフロー>
(参考・・・「game flow」)


その最初の攻めの考え方が「戦術的サーブ」で
相手コートに行ったボールがどう返ってくるのか?
に対して準備と配置をし待つのが

「ブロック」の位置とタイミングを軸とした「トータルディフェンス」

自コートにやってきたボールをまずファーストタッチできるシフトですね。
そこから攻めに転じる!!

十分な攻撃ができるように準備して攻めることでより威力を発揮でき・・・
得点に結びつく可能性が高まる!!!
ということになります・・・。



点数をひっくり返せる可能性はある!

それぞれの視点が曖昧でも・・・
それなりの経過はたどることができ・・・
一見いいラリーに見えたりすることもありますが・・・

より意図的に・・・
戦術的に・・・
組織的に・・・
取り組めたなら・・・


今まで当たり前のようにしていたプレーが実は得点を「取りこぼしていた可能性」
があったチームのプレーが・・・
少なくとも数点は・・・
もぎ取ることにつながるのではないでしょうか?

数点ひっくり返ると???
大きいですよね!!!



大きな視点でゲームを動かす!

一人一人の持つそれぞれの「技術」を・・・
ゲームの流れの中で最大限に活かすには?
どういった考えで・・・???
どういった動きで・・・???
どう守り攻めるのか???


大きな視点でとらえることは・・・
選手・チームに
バレーボールの面白さを味わう大きな要素ではないかと思います。

みなさん、いかがでしょうか?

最後まで読んで下さりありがとうございました。


2023年5月29日月曜日

バレーボール 当たり前の向こう側へ! 〜経験を越えよう!〜



選手も指導者も保護者も先人も・・・・

ほとんどの人が

「これまで自分が歩んで来た道」
「過去の経験や知り得た知識」
を通して

バレーボールをしている・観ているのではないでしょうか?


それは言わば「当たり前」のことではあるとは思うのですが・・・
果たしてそれがホントにいきたものなのか?
活きていく・活かされていくものなのでしょうか?


これまでの経験や見聞を通して、みなそれぞれの視点でバレーボールに関わっているんだと思います。

それはそれでいろいろあっていいと思うのですが

いざ提供しようとする時に自分の「知ってきたこと」を

あたかも「これがバレーボール!」といったように出すのってどうなのでしょう?


特に小学生から高校生の段階で、決められたメニューを言われるままにやっていくことに対しては多くの???がつきます。

子どもたちにとっては、自分たちが教えてもらったことが「バレーボール」だと思うんですよね。

それも当たり前の話しではあるのですが・・・

当然その都度のチームの状況やコンセプトによってチョイスをしないと時間がいくらあってもたりません。

でも
少なくとも指導する側は、より広い視点を見つけにいくことや、より多くの選択材料などを提供できるようにしていく必要があると思うのです。

それは今の私たちの過去の経験や形からは見えてこないことではないかと・・・。

結局は
プレーする目の前の選手たちの成長(勝つこと・上手くなること・語れること等)に直結していくことではないでしょうか?

選手たちも「今」が目的地ではなく、限りなく追求できる世界が待っていることにワクワクして手を伸ばしていって欲しいものです。



経験は大きな財産です!!
でも
そこから貪欲に・・・

バレーボールについていろいろな「宝の山」があちこちにころがっていると思うのです。


それを見つけにいくのは

「経験に留まらないことが選手たちのものになる」

「バレーボールってやっぱり面白い!!」

につながっていき、
そのまま
子どもたちの宝物となっていくのでは
ないかと思っています。

まだまだ探してみて
取り込み
目の前の選手たちの力になれるよう
より多くの材料を持つことと
提供の選択・方法等を具現化していく旅を続けるという発想で・・・

もちろん指導者だけの話ではなく・・・

選手たちも
今していることに流れるだけでなく
自分の思考と想像・創造力を使って
当たり前じゃないものを発見してみて欲しいですね。

おもしろくなりますよ〜〜!


それは決して自己完結はしません

関わって下さる

いろいろな「あなた」の力をお借りしながら

ことは進んでいくものですね。

バレーボールに関わる人たちが幸せに成長していけますように・・
お役に立てれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



2023年5月26日金曜日

小学生でも身につけておきたい バレーボール ブロックの基本動作・ステップ!


今回は
「ブロックの基本動作・ステップについて」です。

時折、連絡を下さる方から
「ブロックの動作について」問われたのですが
私の思い込みが強くなっていたようで、うまく返答できず
今回、改めてピックアップしてみました。

何度も「立ち返る」ことはやっぱり必要ですね。
みなさんも「行っては戻り」しつつ、修正・点検の上、アップデートして下さいませ。

しかしながら、私にはできることがあまりにも少ないので・・・
相変わらず「師匠」に登場して頂くことにします。

進化型バレーボールより抜粋・挿入!
(足立さん、いつまでもこき使ってすみません)

動画は古いですが、基本動作等に関して変わることはないでしょう!

まずは「フットワーク」から
どのプレーに関しても「フットワーク」を身につけておくことは重要ですね。


 
続いて「ステップのいくつかの種類」

サイドステップ


クロスステップ


コンビネーションでのステップ
ランニングステップ


※無料ブログで動画サイズが決められているので、若干編集し直しています。

以上、個人の基本型としてのステップです。

腕の振り方やあげ方、手の出し方等もありますので気をつけて下さいね。
                      (ここでは割愛します)

これを2人や3人でいかにシンクロできるか?
また、相手チームへの対応力等にまで発展しますが、とりあえず今回はここまで。



ネットから手が出ない子もけっこう多いでしょうが
小学生段階でも是非覚えておいてほしいところです。

特に、小学生は体力的・体幹的にまだ過程で、弱さは否めないところ。
無理に頑張ったり、急ぎ過ぎたりすると「ケガや故障」に繋がってしまいます。
だって、横方向へジャンプするなんて難しいでしょ(笑)。

ステップとともに「優しい着地」まで
「ベースポジションに戻る」まで   ・・・等々・・・
興味を引きながら身につけておいてほしいですね。

のちに、ブロックの視点が相手との攻防の大きな視点になるのですから!

その基本のスキルを知って身につけて

バレーボールをさらにおもしろいものにしていきましょうね。


動画は小学生のオフブロッカーの役割も含めて
ブロックに取り組んでみる1例です。
参考になさっていただければと思います。




その他、ブロックに関していくつか記事にしています。

このブログ、そもそもパソコン用なのでスマホからひと手順お願いします。

① スマホ最下部の「ウェブヴァージョンを表示」をタップ!

② ウェブヴァージョンの右側に「カテゴリー分け」がある!

③ 「ブロック」をタップして関連の記事にお進み下さいませ!


ぜひご覧になって頂け、役立てていただければ幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


     

2023年5月20日土曜日

いつも立ち返ってみる! 〜純粋にバレーボールを楽しむということへ〜

 


バレーボールを指導・プレーする上で・・・

基本的な理論を得ること・・・

具体的な練習を考え組み立てること・・・

いかに意識的に取り組んでいけるか等・・・

その都度見直しアップグレードすることはとても重要だと思っています。


でも・・・

私の個人的な感覚なのかもしれませんが(現場にいないからかも?)

なんとなく理屈っぽくなって・・・

窮屈な気もしてきて・・・

「なんか違う」感覚になることがあります。

「う〜ん、なんだろう?このつまらない感覚・・・」



ふと思い出した場面が・・・

かつてひとり旅でフラ〜っとネパールへ行ったことがあって・・・

(足立さんと出会い「これだ!」と思った後です。)

そこで見た光景(街をフラフラしていてたまたま目に飛び込んだ!)・・・




過去記事書いていました・・・良ければ覗いてみてください。

ネパールで見たバレーボールをする子ら
https://teru174cm.blogspot.com/2014/02/blog-post_4205.html
Volleyball with you!!

そこにネットがあって・・・

バレーボールを楽しむ姿・・・見る子ども・・・


当時は「こういう人たちにバレーボールを教えたいなあ」なども思いましたが・・・

それはもう・・・置いておいて(笑)


純粋にバレーボールを楽しむ!

もともとはこういうことなんじゃないかな?と・・・

改めて思う光景を思い出しました。



これってとってもステキで大切なことじゃないん??って自問自答・・・。

そして、ふと思ったのが・・・


日々の練習の積み重ねはもちろん大切だけれど・・・

たまには・・・

球技大会のように・・・

チーム対抗戦みたいに・・・

ただバレーボールを楽しむ日! 

なんてどうでしょう?!


指導者は何も言わず・・・ケガがないようにだけ気を配り・・・

コソッと課題収集に励んで・・・見守るだけの日・・・


選手たちは何も気にせず・・・

ただ楽しむ!!


最近、体育館で練習する以外で単純にバレーボールを使う場所もないし・・・

そんな時間を持ち合わせている感じもあまりしないし・・・

あえてチーム内の機会・時間でどうかなと思ったのでした。


ひょっとしたら普段の練習では見つからない・・・

「悔しい」「もっとこうしたい」などの気持ちになったり・・・

そこで試せる「相手にどうしてやろうか」のお試し感が湧いたり・・・

するかもしれません。


意外とここに大切な何かがあるような気がした今日でした・・・。


いかがでしょうか?


最後まで読んで下さりありがとうございました。


2023年5月19日金曜日

なぜ食事・栄養に行き着くのか? バレーボールのダイアグラムから読み解く!

    

以前「スポーツに関わる人が幸せになる方法」と題して

スポーツ栄養に関しての記事をあげました。

こちら↓↓


今回も引き続きスポーツ栄養に関連して書いていきます。

なぜスポーツ栄養? 食事・栄養に行き着くのか?

   〜進化型バレーボール「ダイアグラム」から読み解く〜


足立龍哉さんの進化型バレーボールの資料に度々出てきていたこの表・・・
「チームづくりのためのダイアグラム」

私が言うのも何ですが・・
ホントによくできた一目でよく分かるシステムではないでしょうか!

HOW TO的な一部分だけでなく、スポーツを考える上での全体的な視点だと!

バレーボールに限らず、とても大切な視点だと思います。

ブログを書く時に、いつもこのどこに視点を当てたものかと考えさせて頂いています。


さて、今回の本題へ・・。


日常的ないわゆる「練習」は、表左側:青系統のことを行っています。

同時に必要に応じて「体力面の準備」・・・トレーニングを組み込み・・・

「心理面の準備」・・・メンタル的アプローチも必要とされています。




注目すべきは・・・

それらを支えているコンディショニングがあるということ!!

日々、心身ともに力いっぱいエネルギーを使って練習に励む選手たちを支えているのは?

言うまでもなく「身体」です。

身体を形成し成長させていくのは「食事」「栄養」です。


競技を行っていく上でベースになるコンディションに目を向けられれば・・
一考すべきところではないかと思います。


ただ、コンディショニングに関してはいくつかの課題点もあります。

・いわゆる練習・競技の場そのものではないこと
・食事に関しては各家庭それぞれであること
・生活習慣等もコンディションに影響すること   ・・・等があげられます・・

また食事や栄養に関しては、メディアやこれまでの常識みたいなこともネックです。

※これらの課題点に関しては次回書いていく予定です。




アスリートはやっているが・・

もうアスリートと言われるレベルの人たちは、スポーツ栄養を取り入れています。

でも、アスリートだからする・できる・意味があるのでしょうか?


身体・筋肉・エネルギーを使ってスポーツに取り組むことは・・・
小学生や中学生も同じ・・。

ましてや成長期にある子どもたちにとって・・・
スポーツに励むことでよりたくましく成長してほしいと思うところではないでしょうか?

高校生ぐらいになるとさらにトレーニングの必要性も自分で感じ頑張れるようになって
うんと力をつけたいところでもあるかと思います。


そこで
スポーツ栄養に関する正しい知識を知り得たなら・・
(オススメはこちら↓↓)




表に話しを戻して・・
ベースとなるコンディションを整え、トレーニングやスキルの向上に役立つ!

アスリートだからするものではなく・・

これからは・・ぜひ・・
スポーツに関わるどんな人にも考えて取り入れていってあげたいものですね。


いかがでしたでしょうか?



最後まで読んでくださりありがとうございました。

2023年5月18日木曜日

バレーボール セットにおける「起点」を持つべし!

「起点」・・・何が思い浮かぶでしょうか?

基本は「セットアップ」

トスを上げる時に・・・

クイックやブロードといったところを「起点」に攻撃を組み立てて欲しい・・・

また、Bパス時などで簡単に「ライト側に上げますよ〜」って背中をライトに初めから向ける光景をけっこう見ます。

この場合、「起点」は基本レストサイドではないでしょうか?
「起点」がライトであるならそれはそれでいいのですが・・・

セット時に「基本的にここに合わせる軸となるポイントや方向」を持っておくということ。

そうでないと・・・

いくら攻撃のパターンがあっても・・・

この「起点」ができていない・意識していないと・・・

ただ枚数があるだけで、ブロックの餌食でしょう・・・

「起点」ということをベースに考えると、セッターがボールの下に早く入ることや溜めを作ることの発想が納得でき、スパイカーの入るタイミングも互いの了解を簡単なものにするのではないかと思っています。

なぜこんなこと言うの???かというと・・・

けっこうパターン(流れのまま)でセットされている場面を見てきました。
セッターの身につけるべきスキルの1つだとも思うのです。


もったいない!!

できれば練習の時から・・・
ただ「合わせるコンビ」なスパイク練習でなく・・・
「起点」となる攻撃とサイドや移動の組み立てを意識してやってみてはいかがでしょうか?


おまけ・・・

いろんなところにこの「起点」という発想をしてみれば面白いかも・・・

ブロックの軸になるところがチームのシステムの攻撃の「起点」

ダウンボールやフリーボールを出すところが攻撃開始の「起点」

では、もっと遠いところに「起点」を置けば・・・
相手コートの選手の動き等に眼をやり・・・
自コートのシステムをより早く起動させる・・・

こんな発想もいかがでしょうか?

読んで下さりありがとうございました。

2023年5月1日月曜日

セッター対角・オポジットに関する話 <後編:ライト側から打ち切れ!>

 前回、そもそもバレーボールって?!みたいな「広い視点」からでした・・。

                         (イマイチでしたかね・・汗)

今回は・・

セッター対角のポジションから発想して・・

このポジションに限らず、みんなできた方がいいよね!・・というところに行き着いたので・・

少しポジションの話からはズレますが、読んでみて下さい・・。

(イメージ的には、小・中の子らが頭に浮かんできております・・)



ライト側攻撃の利点(右利き基準)

そもそも論であげましたが、一般的にライト側の攻撃・その対応は弱い・少ないので、強化できればチームとしてお得かも。

トスが「伸びてくるかどうか」は大きいですが・・


打つポイントによってクロス・ストレートの幅が意外と大きい・・。右利きのクロスサイドへは、「巻き込む」ように打てるし、右肩の方に迎えられればストレートもラク。

準備段階でまっすぐか開いてか・・の使い分けができればさらに幅が広くなる。

※クロスに打つ・・セッター周辺に打つことで、次の相手の攻撃が絞りやすくなる!


一般的には、本数が少ないことが多いので見えにくいですが・・

ライト側から「打てるスキル」がつくと・・チーム力アップは間違いないことないですか?

(その先が・・・オポジット(スーパーエース的存在)になるのかなと・・)



ライト側で打ちきれることにもっと視点も時間もあてた方がいい!

セッター(セット)との兼ね合いはありますが・・(ライト側セットの安定感の必要)・・

右利きで・・右から来るボールより・・

左から来るボールは・・左肩〜頭を越えて「迎え入れないと」打てないので・・

アタックのスキルとしては、難しい・・。


でも、実際は「あまり左から来るボールを打つ」練習には時間を取っていないことはないですか?


できるようになっていくとは思うのですが(それなりには)・・・

できるだけ早い段階で、みんなが身に付けた方が良いスキルだと思っています。

先に「ポジション別」ではなく・・先にどちらからのセットも打てるように・・!

個人のアタックスキルの向上・・幅の広がり・・その差は大きくなる!

ライト側からも打ち切れる選手を目指せ!


できる選手が多くなれば・・・それだけセッター対角候補も早い段階で増えそう・・。

セッターがより安定したバックセットの練習も兼ねられるし必要だし・・。





バックアタックは、初めて段階から打てばいい!

オポジットのポジション的特徴の最終目標の一つは、「ハイセットを打ち切れる」ことと「バックアタックでの攻撃参加」かと。


ウイングスパイカーも同様に・・

もちろんミドルだって打てる方がいい・・

バレーボールを続けていけば・・高校や大学になってからではなくって・・

小学生の時から・・バックアタックをすればいい!と思っています。

もちろん、左から来る(ライトサイドで打つ)ボールも・・・。


私は、ダイナミックに身体を使ってアタックを打つ!ことが大切と思っています。

ネットを越えなくてもアウトでもいいから「思いきり助走してダイナミックに打つ!」

初心者段階でも、バックアタックをやればいい!と・・。(いかがでしょう?)

初心者段階のスキル向上はありますが・・

早い段階から経験することで将来役に立つ人も多くなるかも・・・。



ブロック視点でのこのポジション・・

ゲーム中、ハイセットでレフトサイドからの攻撃の確率は結構高い・・・


セッター対角の選手は・・

相手レフトサイドからに対してのブロックの基準の役割は大きい!とも言えそう。

相手をよく観察して・・ストレートかクロスか・・「出す手」「タイミング」の基準・・

その役を担えるだけでも・・・存在価値は大きいと思っったりします。


もちろん他の選手たちにも身につけてほしい「ブロックスキル」ですが・・

一番能力の高い選手をセッター対角に据えるというのも・・一考かなと・・。


こぼれ話ですが・・

大学の女子で、174cmの選手をセッターに使ったことがあって・・

「どのコースを押さえるか?」までではなかったのですが・・

流石にストレート側は通さなかったですね〜。その視点もある意味ありかと思ったことがありました。



今後は、オールラウンダーがOPをすれば・・時によりポジションチェンジ?!

レベルが上がるに従って各ポジションごとの「役割分担」「スペシャリスト的スキル」は必要ですが・・・


バレーボールの流れは・・・

より「オールラウンダー」的なスキルを求めるようになってきているのかな?・・と・・。

そんな発想からの飛躍ですけど(笑)


ミドルアタッカーの選手も、何でもできることがセットで・・

オプション的にでも・・・

どこかの場面で(特に難しいフォーメーションのレセプションあたりで・・)

ポジションチェンジできることもありではないかと・・・。


相手チームにすれば・・???・・対応できない状況も生まれる可能性もある・・。

「ここ!」っていう時の「隠し玉」にでもいかがですか?

(大学女子でやってみたことがあって・・・結構イケました(笑))

ちょっとした可能性や遊び心もあった方がおもしろくなるんじゃないかってところです。


セッター対角のディグに関して度外視したので、加味する必要ありですけど・・。


学校は冬休み・・・

年末年始をはさんでリスタートの時期・・・

何かのきっかけ・インスピレーションにつながれば嬉しいなと思ったりしています。

いろんな可能性と発想の転換ですかね(笑)


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2023年4月30日日曜日

セッター対角・オポジットに関する話  <前編:広い視点から>

 セッター対角・オポジット・・・OP・・


様々なカテゴリーがある中で、これほど幅が広いポジションはない。

そんなセッター対角・オポジットのことをいろいろと考えていくと・・・

「そもそもの話」や「幅が広いなあ」等、広がっていったので・・

2回に分けて書いていこうと思います。



OPの現在のバレーボール全体のイメージとしては・・・

「スーパーエース的存在」(一時期言われていましたね)として、バックアタックも含め

主にライト側からダイナミックに打ち切れる選手のポジションかと。


しかし、レベルや年齢が低いチームではそうではない事が多い・・。


なぜ? なんで? どうして?

そもそもバレーボールって

・・といったところから考えてみたくなりました。


そもそもバレーボールって「右利き用にできている!」(圧倒的に右利きが多いから?)

かつて、何人となくいろんな方からこのような話題がありました。確かに・・・


・セッターはレフト側を向いてセットする・・反対向きのチームは・・ない・・・。


なぜ?

・右利きのアタッカーが圧倒的に多く、レフト側の方が打ちやすい・・。

・アタックは、右から来たボールの方が打ちやすい・・。

・セッターがレフト向きでバックセットの方が不安定になりがち・・等々・・。

 


それで・・

・練習自体も、ずっとレフトサイド向きを基本に取り組まれてきている。

・基本アタック練習は、セッター位置からレフト側にあげて打つ(違和感ない)。

・レシーブから攻撃の練習も一般的にライト側からあげてレフト側で打つ。

もちろん、その逆も練習でしているのですが、圧倒的に量が違っていますよね。

相手となるチームの攻撃も圧倒的にレイトからは少ないのが普通だから・・。


そう!

普通に「右利きでやりやすいようになっている」んですね〜。


不思議なことに、右利きの選手がライトでも打ち切れることは次第にできますが・・

サウスポーの選手って、レフトから打つのってあまり得意じゃないことが多い!?

これは、ディグのシステムもレフトから対応に慣れているからかもしれませんが。


それに・・かつて・・

セッターがライト側を向いて、ライトサイドに2枚サイドアタッカーみたいな・・

真逆のチームはチームは見たことがない(あったのかもしれませんが)。

     (センターセッターで両サイドから仕掛けるチームは見たことはある・・)


・今のスタイルが一番進歩的・安定的だから!?

・途中で変更したら時間がやたらかかるから?!

・そんな必要もないからなのかもしれません・・(当たり前やんって)


余談ですが・・

ひょっとしたら10年くらいかけて、どこかの地域で、初心者段階から・・

この真逆システムを作ったら・・ライトサイドからガンガンいければ・・

常識を覆して勝てるかもしれないなあ・・・・と・・・空想レベルでした(笑)


バレーボールのそもそもが、こんな常識で当たり前に(違和感の方が変?!)・・

取り組まれてきている。普通だから・・。


小学生は基本固定ですが、まず打てる選手をレフトがセンターにとなるでしょう。

サウスポーでエース的選手がいたならライトエースで!

   何度か目撃:強いんです、実際!〜相手チームはなかなか対応できない〜


中学生段階で・・一般的には・・

何人もしっかり打てる選手はいないし・・

居たとしても・・レフト側ウイングプレーヤーが先決。

セッター対角は、アタッカーとしては3.4番目くらい・・それよりレシーブ・トス等のバランスの良い選手・・等々・・思うのが一般的ではないでしょうか?


高校生・大学チームにおいても・・

チーム状況によって、この辺りはいろいろなタイプの選手がOPになっています・・。


どの段階・チームともに、それぞれだと思うのですが・・

トップになるとスーパーエース的でとても重要な攻撃的ポジション。

               一種の完成形?勝つための必要性からなのでしょうか?


う〜〜〜ん・・・みんながするのは難しいのかあ〜?!

でも、大切な要素が見え隠れしている気がする・・つづく・・。


過去記事でこんなことを書いていました・・「器用であれ」と・・。

良ければ併せてご覧ください。

ライト(セッター対角)の「役割」
https://teru174cm.blogspot.com/2012/03/blog-post_21.html
Volleyball with you!!


今回はこんな感じで書いてみましたが・・

みなさんはどう思われますか?



次回は、以下の内容を書いていこうかと思っています。(もう1回では終わらないかも)

・ライト側攻撃の利点(右利き基準)

・ライト側で打ちきれることにもっと視点も時間もあてた方がいい!

・バックアタックは、初めて段階から打てばいい!

・ブロック視点でのこのポジション・・。

・今後は、オールラウンダーがOPをすれば・・時によりポジションチェンジ?!

                        (小学生もやってみない?)


セッター対角・オポジットの話題から外れていきそうですが・・それはそれで・・

う〜〜ん、分からんようになってきました〜(汗)

頑張る! また訪れて下されば嬉しいです。

一考してもらえる「ネタ」になれば嬉しいんです。


最後まで読んで下さりありがとうございました。


リアル攻略ゲームということなのか?! 〜友はバレーボールをどう見てた?〜

 

昔からの友

何年も離れては会い、会ってはまた何年も離れ

時に、一緒にあれこれ楽しんだ友が

なかなか厳しい状態にあるようで・・・

最近、彼に想いを馳せているのですが

1回聞いておきたいことがありました。



「あんたの頭の中では、バレーボールってリアル攻略ゲームみたいなもんやったん?」って。

(もし、今あなたがこの発想に立てたなら

    ワクワクしながらバレーボールに取りかかることができるでしょう!)


彼は、昔からテレビゲームが好きだった。

お互いまだ結婚する前に家に遊びに行った時、朝起きてすぐにゲームを始めた30歳近い男に少々驚くほどだった(笑)

また、一緒にサッカーを観ていた時に「サッカーのディフェンスラインとバレーのブロックをオーバーラップして観ている」とポツリ。

いかにディフェンスラインを組織するか?

逆に、いかに相手のディフェンスを崩すか?

「それがおもろいよな〜」と言っていたことも思い出した。


多くのチームは、自チームの構成やシステムづくりに躍起になる。

もちろん個々人のスキルアップやチームの連携力アップに力を注ぐ。

それはそれで必要なことだと私も思う。


しかし、彼は何かが違っていた。

もちろんスキルアップは目指すのだが、いざゲームになるとなんというか「型」がない感じだった。

「バレーボールはこういうもの」「私のチームはこんなスタイル」「この選手はこのポジション」などの

なんというか「縛りがない」感じだった。


おそらく

自分の「今のチームメンバーでできる最大限の模索」

相手に対して「どんな手を打てば有効か?」などばかり考えていたようにも思う。


そう言えば、1度「ゲーム中どこ見るん?」って聞いたことがあって

答えが「相手コートばっかり見てる」

自分のコートは?「ある程度分かっているから」と言っていたなあ。


結局のところ彼は

自分のチームの選手たちのいろんな可能性を試しながら最大限に持って行こうとし

相手チームの穴やスキや狙いどころ・・要するに「攻略ポイント」を探して

最終的に「クリア」に持っていくのを楽しんでいたのかもしれない。


理論やセオリー的なことは同感しながらよく語り合った

でも、彼の頭の中にある私からすれば「不思議な視点」はなかなか深くてわからなかった。

ここ最近、彼のことを思い浮かべる中で「そういうことなんか?」って

思ったのでした。

「バレーボールは、リアルな攻略ゲーム!」

ある意味本質的なところではないでしょうか。

今の子どもたちには意外と説得力を持つようにも思います。

「ゲームでクリアするためにあれこれ考えて攻略していくやろ?同じや!」ってね(笑)


本心を聞きたいから祈って待ってるぜ!!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

2023年4月10日月曜日

AmazonのKindle版にて出ています!


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ぜひヨロシクです。


「1つお願いがあります」


読まれたらぜひ
「レビュー書いてください!!」

励みになりますから〜〜〜

お願いしますね。


おまけにもう一つ・・・頼んじゃいます(笑)

いろんな方に読んでみてもらって、感じてもらいたいので「シェア」「リツイート」などで広めてもらえたら大喜びします。


もう現場には出られそうにないですが、バレーボールを選んで懸命に日々練習する子どもたちが・・

「バレーボールってやっぱりおもしろいな」「もっとうまく・強くなりたいな」とワクワクしながら成長していく姿を願う気持ちは今も変わりません。

こんな形でも、バレーボールに関わる人たちとやっぱり繋がっていたい私でした。

とにかく1回読んでみて感想をお聞かせください!!


最後まで読んでくださりありがとうございました。