2015年9月30日水曜日

どのタイミングで動き出す?構えるのか?  〜特にディフェンス〜

今日、久しぶりに大学の練習時コートに入って汗をかけました。
体調はもう大丈夫のようです。あと10日余りでリーグ戦に入ります。私も役割を果たしていけるかな!

さて前回、フットワークやフォーム、動作のイメージ作りに関したことを書きましたが
それをいかに「ゲームに活きるもの」とできるか?といったことを書きたいと思います。

以前、女子の大学生と高校生の練習ゲームを
            コートサイドでじっくり見れる機会があり・・・ 

その中で・・・高校生たちが・・・
「強打は拾えるけど軟打に対応できない」姿が余りにも多く見られました。

そこで大学生と高校生のレシーブ(ディグ)時の動きをガン見して比べてみると・・・

大学生・・・相手コートのボールが動く状況にゆったりとタイミングをはかり
      「ここからくる!」と分かった時点で素早く移動・・・そして打ってくる
      直前に構えていました。
高校生・・・相手コートのボールが動く状況に構えながら待ち、「ここからくる!」と
      分かった時点で素早く移動・・・だが・・・構えるタイミングが見事に
      「相手が打つ瞬間」でした。

その高校生たちはきちんと後方やサイドに移動するためのステップは教えてもらっており
移動もスムーズでした。
大学生と違ったのは・・・初めから「ガチッと」待っていたこと・・・これは経験していく中で力は抜けていくのかもしれません(今回は割愛)

もう1つの大きな違い・・・あえて言うなら「ゲームの中での勘違い」・・・は、
素早く移動して・・・
「最後の構えるタイミング」!!

もうお分かりだと思いますが・・・
相手アタッカーが打ってくると同時に構えていたのでは「受けること」はできても
様々なボールへの「対応は難しい」姿になる・・・ということ・・・。

とかく選手たちのプレーを「コンタクト」や「コントロール」時、またフォロースルーの在り様で判断しがちですが(そう言った話・コメントはよく耳にします)、

「移動して構える<タイミング>」がどうなのか?に目を向ければ解消できることも多々あるのではないか?と思う訳です。

そこを見ないで「動け!」「もっと柔らかく?!」みたいなことを言ってもタイミングがズレていては選手はどうしようもないことになりますよね?!
タイミングの取り方はステップを教えるのと同様にきちんと伝えてあげる必要があると思います!!

選手自身も、対人レシーブやコート上でのレシーブ練習でできているのにゲームになると上手くいかないことがあるなら・・・
この「タイミング」も1つの<チェックポイント>にしてはどうでしょうか?

一生懸命にフットワークをマスターしできるようになってもタイミングを外せば活きたものにならないのは・・・もったいないですからね!!

イメージ・フォームを作って・タイミングをはかる・・・それを有効にしているのは??
で、
まだ続きがあって・・・

「どこを見て判断(移動や構えまで)するのか?」にかかってくる訳です・・・。

外からは一番分かりにくい本人だけにしかまさに「見えていない世界」・・・

「視野」とか「見るポイント」など・・・
        「見て判断している『眼』と『頭の中』」

ここに行き着くのだと思っています。
次回はここに関して書きたいと思います。

だんだん怪しいブログになってきているような・・・・(笑)

最後まで読んで下さりありがとうございました。


2015年9月27日日曜日

野球・ゴルフ等の「素振り」のようなものってバレーボールではどうなの??

それぞれのスポーツにおける「基本動作」や「フォーム」というのは、やはり重要な「要素」であることは確かでしょう。

野球やゴルフの素振り・・・当たり前のようにやっている・・・
柔道や相撲のすり足の動作・・・上半身の動きと合わせての足の動き・・・
バスケットボールのデフェンス動作・・・中高にいくとよく隣で練習・・・アップ〜動作
                   練習の時間の多さに感心します。

さて、バレーボールではどうでしょう?
フットワークの基本は「サイドステップ」と「クロスステップ」そして「ランニングステップ」・・・
いろんな場面であとは・・・「組み合わせ」・・・・
それに上体の動きと合わせた「フォーム」・・・これが基本なのですが・・・

多くの場合・・・
各場面(レシーブ・アタック・ブロック、それぞれのポジション等)でのフットワーク・ステップを教え・教わっているかと思いますが・・・

最初に伝えるだけで・・・
<すぐにボールを使って>・・・その中での習得といったことが多くはないでしょうか?

それも重要なことではあると思いますが・・・
ボールを追いかける、コンタクト・コントロールすることに意識が向きすぎると・・・
上体に意識が行き過ぎて・・・
「全体像として」のフォームや動作の習得につながりにくくなっている・・・
そのような視点も必要かと思う訳です。

アップの続きでもいい・・・
各セクションのアップとしてでもいい・・・ので・・・
短時間でも・・・
各場面におけるフットワーク・ステップ・・・基本的動作の時間を作ってはどうでしょうか?

スムーズで素早い移動のため・・・・
最後の足の位置の確認・・・特にレシーブ時における移動した側の外の足の方向・・・
力強い踏み切りのための移動・ステップ・・・アタックやブロック・・・

単に脚の送り方というだけでなく・・・
「なぜそうなのか?」ということのプレー内でのイメージも育める・・・
「動き」と「イメージ」を合わせながら・・・

ボールを使わないところでの・・・
言わば・・・
「素振り」のように・・・

フットワーク・ステップに是非取り組んで欲しいなと思います。

個人はもちろん・・・
コート内でシステムの確認等と合わせて是非!!!

ボールを使ってやることと・・・
使わないでやること・・・
どちらがいいというのではなく・・・
どちらもやっていけばそれだけ「力」になると!!


家で自分でするのもオッケー!!
体育館で・・・
待って見ている時間が多いなら・・・・
あちこちで「素振りのイメージステップ」をする選手が見られると・・・
面白くなるような夢を持っています(笑)

いづれにせよ・・・
それだけ・・・
「基本動作」「ステップ」と
それに伴う「イメージ」は・・・
必要不可欠な・・・
「バレーボールの重要な要素」であることは確かでしょう。

これらの「基本的動作」の習得〜「連動した動作」がまた重要・・・
そこに繋げるための取り組みにもなるかなと思います。

そしてボールがある時・・・もちろんゲームの中で活きていくには・・・
「どのタイミングで動き出すのか???」
これがまた大切で・・・
以外と選手任せになっていて・・・できる・できないの差に表れていないか?と感じたりしています。
ここは・・・・
「次回」書こうかと・・・・

またご意見等下されば嬉しいです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。