2012年12月23日日曜日

ボールの軌道  <観察〜予測〜判断>

この間の続きになります。
「ボールウオッチャー」でなくすために・・・
「ボールから眼を切る」ことができていくために・・・

前回のブログに面白く貴重なコメントを頂いていますので見て下さいね。
数値化されるとよく分かる・・・
そこにも「周辺視野」って出ていますが、今回はやや視点は異なります。

今回は・・・
「ボールの軌道から考える」です。

みなさんはどの時点で「次のプレーの準備」をしていますか?

ボールばかり見ていると(ボールウオッチャー)、おそらく見えるのは「ヒット・コンタクトの瞬間だけ」じゃないでしょうか・・・

例えば、顕著なのがレセプション
サーブが打たれてから・・・ボールがネットを越えてきてからなどの様子が・・・
またブロックでは・・・トスが上がってから手を挙げるような場面・・・
びっくりレシーブの姿・・・などなど・・・

要するに
「準備・観察ができていない」ということ!

特に「観察」があまりにも適当・・・
   と、いくらかのチームやゲームを見て感じました。

この原因は・・・
「これまでの常識」なんじゃないか」と・・・

それはさて置き・・・
ボールの行方というのは・・・ヒット(コンタクト)の瞬間に到着点(落下点)は決まっている・・・
もう一つ前で言うと・・・
コンタクトするまでの動作やその選手のくせでも『予測はつく』んですよね。

そう
常に相手や前のプレーヤーの動作を観察するクセをつける・意識するクセをつけることでボールウオッチャーでなくなり、ボールから眼を切れるようになると・・・

そして・・・それは・・・
自分のプレーのみならず、チーム力のアップになると思います。

最後に、この夏の講習の資料から、私も「そうか!」と納得したページを貼っておきますね。参考になれば嬉しいです。

動作・動きを観察する→Observation
どこにどんなボールがくるか予測する(できる)→Anticipation
判断して行動する(プレーする)→Decition


最後まで読んで下さりありがとうございました。


2012年12月17日月曜日

ボールから「眼を切る(離す)」

昨日の「ボールウオッチャー」の続きみたいなものです。
       以前どこかで触れているかも知れませんが・・・

「ボールから眼を切ることができる時間」
  ムチャクチャいろんなところで重要に思いませんか??
  知らない間にやっているんですね。でもまだまだな姿もよく観ます。
          (レベルによる差は大きいですが)

基本的なスキルの段階は、次のようだと思っています。
 1)posture(構え)movement/footwork/step
       ・最も基本にある構えと動作

 2)contact/hit point/handring
   ・ヒットする瞬間ですね
      (ここのイメージに縛られやすいと思っていますが)

 3)follow-through/next play
   ・「瞬間」後の動作や次のプレーへ・・・

で???「ボールから目を離す」は出てこないですね。

昨日も書きましたが、結構「経験値」で済んでいるかもって・・・

こんなに大切なこと(私はそう思っています)は
「意識的に」「継続的に」しないと! 特にまだ年数が経っていないいない選手には。

あと、監督やコーチじゃなく
選手が意識し続けられること!

では、どういった方法で???

よくあるじゃないですか?!

・アップで・・・エンドラインからボールを放り上げて
            転がってキャッチしたり・・・のやつ。
・対面パスで・・・じゃんけんして勝ったらそのまま負けあいこは直上1回とか。
・アタック時・・・レシーバーやブロッカーを入れて居ないところに打つ。

   こんなことを常に短時間で良いので組み込む!

もちろん選手が「その大切さ」<意識・継続>すること!
それが上達・スキルアップの極意(言い過ぎ?)かと。

いかがでしょうか?
もう数回似たような視点で書くつもりでいます。

最後まで読んで下さりありがとうございました。