2012年9月27日木曜日

Footworkを軸に考えてみようか!

夏のFIVBのCoach Courseから

幾つかの試合を観て・・・

ここ数日、ボンヤリとYou TubeでいろんなDrillを眺めていて・・・

ふと繋がったのでおもむろに書き記したいと思います。



Footworkの重要性・・・

ここには

構えや動きや重心など、まだいろいろな要素が絡んでくるのですが・・・

今回自分の中で「そうか」と思ったフットワークに視点を当ててみます。


先日のヤングバレーの大会を観ていても思ったのですが・・・

練習機会の多くないクラブチームだからでしょうか・・・
中々、レシーブのポジショニングが互いにかみ合わなかったり・・・
セッターの移動が遅かったり・・・
トスが安定しないせいか、アタッカーの助走のスピードがなかったり・・・

そんな場面が多くあったように感じました。

それでなんとなく「You Tube」に気が行ったのかも知れませんが・・・

「You Tube」にはいろんなDrillがありました。
      (うまくアップできず、URLだけコピーしました(>_<))


http://www.youtube.com/watch?v=SfxYLP0TL9k&feature=player_detailpage&list=PLBLeVfWz2CSbf6xvcGkCMAob4LJA2A5n6


http://www.youtube.com/watch?list=PLBLeVfWz2CSbf6xvcGkCMAob4LJA2A5n6&v=hjURlxQy9NI&feature=player_detailpage


http://www.youtube.com/watch?v=_EXwruyLHIs&feature=player_detailpage&list=PLBLeVfWz2CSbf6xvcGkCMAob4LJA2A5n6


おもしろいなあ・・・と思ったのは・・・

上がる・打ったボールの善し悪しではなく・・・

まさに

「動き(Movement)」であり「Footwork」「リズム」といったものが
多く眼に飛び込んできました。

FIVBのコースでもその重要性は、最初に言われていました。


プラスすると・・・

「野球やゴルフなどで、<素振り>をするような感じ」
のトレーニングが必要と・・・。


オマケをすると・・・

「いろいろなシュチュエーションを
          <イメージ>して<動く>こと」


そこには・・・

安定したフォームが基本にあって・・・

スピードが要求され・・・

重心の安定した移動があり・・・

力強さが加わっていく・・・・


全て、この夏に学んだことを言っているだけなのですが

「やっぱりそうなんだ!」と

今、チョコチョコッといろんなものを何か引っかかりながら観ていて感じたのでした。


意外と

目線(指導する側の)が

「上の方に」行っていたのではないかということで・・・


一度じっくりと

「足元の動き」<Footwork>に重点を置いて

Warm Upから見直してみても面白いのではないでしょうか!


意外と「近道」のように思うのですが・・・

さて、机上の空論かどうか???   またご意見下さいね!


読んで下さってありがとうございます。

2012年9月24日月曜日

子どもに伝えたいスキル ~全国ヤングバレー大会より~

9月22,23の2日間に渡って
「全国ヤングバレークラブ大会」があり、参加してきました。

いつもの「学校」」というカテゴリーとはまた違った様子や感覚を味わうことができ、刺激も多く受けました。
また追って、いろいろと感じたことをアップしようかと思っています。

その中から今回は・・・
気になった「技術面」から・・・

まず何度も目にしたのは・・・

ラリー中、セッターがクイッカー入っていないのにクイックを上げる場面!
どのチームではなく、幾度となくそんな場面を見ました。

特にこのようなクラブチームとなると「チームとしての決まったパターン」は徹底できにくく、各選手の能力がはっきり出るんでしょうね。

何が言いたいかというと・・・
(ブログ内で「周辺視野」としても触れていますが・・・)

セッターはトスを上げる人・・・だけになっているんじゃないか?ということ。

アタッカーがどのような動きをしているのか全く見ていない。

もちろん、相手ブロッカーなんて関係ないような感じ。


もう一つは「ブロック」

ネットから離れないとか揃えるとかではなく・・・

相手トスのボールのズレ具合(長短・つく・離れる)などに対しての対応はなく・・・

「お決まり」のところ、やり方で跳んでいる様子があちこちに見られました。


学校レベルで徹底して「ハメる」ようなシステムを作ればあまり思わなくなる・解決できることなのかもしれませんが・・・

子どもたちに「何を伝えるか?」「教えるか?」

とても大切なところではないかと思い、今回書いているところです。


セッター・ブロックどちらにしても

いわゆる「フォーム」とか「基本的な動き」とかは教えてはいますよね。

でも上記に書いたような「ミス」「ズレ」は、もっと根本的な伝えるべき「コンセプト」だと思います。


それは・・・

「ボールだけ追いかけない」

「どれだけボールから目を切ることができるか」(見方を見る・相手を見る)

ことを練習段階で教えて、理解することがとても大切ではないかと思います。


セッターのことで言えば

お決まりトスが上げられるところで「いいセッター」ではなく、

相手や見方の動きを把握しながら「手を打っていくことができる」ことが大切かと・・・

そうしたことを子どもに伝えることが

将来の可能性をより豊かなものにしていけるんじゃないかと・・・・


ブロックも

ボールばかり追いかけるのではなくって

事前の相手アタッカーの動きや攻撃の可能性のチェック!
セッターへの返球によっての、またセッターのクセからの絞り込み!
アタッカーの動作から「どこに打ってくるか・何をしようとしているか」

そのような「相手を見てこそのブロック」という視点を伝え、練習やゲームに臨むことが
可能性や力を付けていくのではないかと思います。


もうこれまでの「お決まりごと」だけの指導はいいんじゃないのでしょうか?!

プラスアルファでもいいから
違った視点や
もっと伝え、身につけていけるためのことを吸収し
生かしていきたいなあ・・・・

そう思ったヤングバレー大会の技術的な観点でした。


読んで下さってありがとうございます。