2013年1月15日火曜日

もっとシンプルな「思い」(2) ~ネパールで見たバレー~

前回の続きです。

ネパールへ渡ったときのこと・・・

街中を歩いていると・・・

おおっ

だだっ広い広場(グラウンド)に一面だけコートがあり
少年たちがバレーをしているところに遭遇(^o^)

後から分ったがそこは昨年の夏の終わりにFIVB All festivalが開かれたところだった。
一面だけ残っていたコートで・・・

コートといっても
打ち込まれた高い杭に緩んだネット・・・
コートは棒で線が引かれたもの・・・

ビーチのように2対2・・・

4人中2人はサンダルやないかい!!

周りに順番を待ったり見学をする少年たちの姿・・・

そして、転がっていくボールを拾いに走り回る幼い少年・・・
彼は転がったボールを拾う時だけボールを触れる・・・嬉しそうだ!

もちろんボールは一つだけ・・・

見てみると・・・これが結構上手いのである。
クセはあるがパス・サーブ・スパイク等中々のレベル!

  見ていくうちに・・・
 こいつら・・・

いつも相手コートの「スキ」「空きスペース」狙ってる!!

1本目でも2本目でも隙あらば相手スペースへ!

もちろんスパイクも!

その4人が終わるとコートサイドにいた少年たちが我先にコートに入ってスパイク練習。
何か相撲部屋のぶつかり稽古みたい・・・(分りますかね?)

そんな様子を2時間ほど眺めていた・・・


さて、みなさんはどう感じられるでしょうか?

おそらくですが・・・
そんなに丁寧に教えられてはいないと思うのです。

でも彼らは・・・
とってもシンプルな・・・活き活きとした様子で・・・

いつでも相手をやりこめるといった目線で・・・

周りの連中もその様子にじっくりと視線を注ぎ・・・
我先にプレーをしたがる・・・

だって・・・
コートは一つだし・・・・ボールが1つしかないから・・・
やりたくてもできない・・・ウズウズですよね・・・

何もそんな境遇の方が良いというのではありません。

でも・・・

もう決まっているかのように・・・

体育館とコートとボールとシューズ・・・

そして

パスやレシーブやサーブやスパイクの形の指導の当たり前・・・

バレーボールはこうなんだ!という枠・・・


今一度・・・

どこでも・・・だれでも・・・が、楽しめ・・・

それが試合になれば勝ちたいと思う純粋な気持ち・・・

それで、どうしたら勝てるのか?

上手くなりたい! 分りたい! ・・・・・


今私たちがいるところでも本当はこのような気持ちからの

ループの発展の上にいるんじゃないのでしょうか?


別の日に・・・

家と家の間にネットを張ってバレーをしている子どもたちを発見!!

何だか嬉しい気持ちになったのでした・・・


もう1回・・・

もう少し理論的なところで書けたらいいなと思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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