2016年1月11日月曜日

レシーブ(ディグ)こそ闘え!! 〜技術だけでないところ〜

前回記事から数日経ちましたが・・・
この間も小学生や高校女子の数チームにお邪魔していました。
夜の語らいが盛り上がることしばしばで・・・
遅れてしまいましたが・・・

今回は各カテゴリーに共通して・・・
レシーブ(ディグ)に関して書いていきたいと思います。

ちなみに・・・
小学生チームと今回もステキな時間を過ごせました。
次回はそれを・・・!!


さて
レシーブに関わるセオリーとして・・・
ベースとなる「構え」〜
重心を安定したスムーズなステップ(サイド・クロス)<前後左右>の移動〜
相手に対応したコート内でのポジショニング〜
ストップして「構え」&相手アタッカーが打つ直前に「とらえる!」〜
打ってくるタイミングでコンタクトをしにいく!!&コントロール

大まかにはこのような流れかと・・・
これを練習の中で・・・
小分けして取り組んだり・・・
最終的には、ゲームの中で一連のことができるように練習を構築していくのですが・・・


いかんせん
「レシーブ=受ける」みたいに・・・
『待ってしまう』『受けてしまう』ような様子が多々見られました。

これは、カテゴリーと言うよりも・・・
レシーブ(ディグ)の習得過程なのかもしれません・・・

一定高いレベルになれば・・・
自分から「取りにいく」ようなことができるのかとも思います。

でも、レベルが・・・と言うのとはちょっと違うなと!!

当然ながら・・・
バレーボールも相手に勝つためにするスポーツなので・・・
闘う気持ちは当然あるべきことで・・・

しかし、上述の技術的なことを中心に伝えようとして練習するだけでは・・・

「相手がやってくる攻撃に対抗できない」もったいないプレーになっているように感じることがあります。

レシーブこそ相手の攻撃に対して・・・
「決められないぞ!」
「つないでやる!」
「かかってこい!!」 ・・・

闘志をもって立ち向かうことが必要なプレー・瞬間のように思えてなりません。

かつて・・・
練習の仕方・持って行き方の善し悪しは感じるものの・・・
(例えば、とにかく拾え!!の練習等の根性バレー的なレシーブ練習とか)
そこには・・・
絶対ボールを落とせない(落とさない)といったとても大切な要素があったと・・・

でも、気持ちだけでない論理的に伝え創り上げていく方向がこれからは必要だといろいろな実践をしようとしている訳で・・・

でも逆に「闘うハート」をどこかに置いてきてしまっているかもしれない・・・

レシーブを「待ってしまう」のは・・・
向かうためにとらえるポイントが相手ではなく・・・
相手が出したボールになっていて・・・
反応が遅れるから・・・
取りにいけない・・・

ということもできる・・・
そこは練習でポイントを押さえながら理解して動けるようになればOKかも・・・。

しかし、技術だけなんでしょうか?

相手に勝つぞという気概!
拾ってやる!やられるもんか!という気迫!

勝つか負けるかの気持ちが・・・
最も顕著に表れていいのがレシーブなように改めて感じたここ数日でした。

『レシーブ(ディグ)こそ闘え!!』
しばらく自分のテーマにもして模索してみようと思います・・・。


おまけですが・・・

釧路地区高校新人戦で・・・
先日お邪魔した釧路商業高校が優勝!!
全道大会出場を決めました!
太田さんご夫妻おめでとうございます!!


最後まで読んで下さりありがとうございました。



2016年1月7日木曜日

基本のこと&力のONとOFF(脱入力) 〜高校男子練習試合 in 釧路より〜

昨日のこと
釧路工業高校にお邪魔して道東の高校5チームの練習ゲームを一緒に見させて頂きました。


各校力の差はあったのですが、それぞれに1日頑張っていました。

その中で感じたこと・・・

<その1>
「ずっと力が入ったままのプレーをしている・・・」

とっても頑張っているのですが・・・
レシーブの移動動作からコンタクトまでずっと力んだままの様子や・・・
アタックの助走からヒットまでも力が入ったままの様子も・・・

例えばレシーブで・・・
移動はステップのスムーズさだけで上半身はリラックスして脱力〜
構え(相手アタッカーをとらえる瞬間)でストップして一瞬入力!とか

アタック時は・・・
助走は上半身は余計な力は入れないとか・・・
最後の踏み込み&手の振り上げ時に入力〜
空中で一旦リラックスして・・・
インパクトで入力!!

など、一連の動作〜コンタクトまでの間の・・・
「力を込めるポイント」の脱入力ができれば・・・

もっとスムーズなレシーブや柔らかいボールを出せることに繋がる・・・
アタックもいわゆる「ぎこちなさ」が解消されて安定した強いスパイクが打てるのではないかと感じました。

それぞれのポイントを押さえながら・・・
少しずつ選手たちのより良いプレーに繋げていって欲しいと思った次第でした。


<その2>
「やっぱり基本に立ち返れ!!」

スパイクで中々コース打ちができなかったりヒットポイントが安定しなかったり・・・
このような場合を見ていると・・・
結構な確率で・・・
助走最後の踏み切りが弱い・手の振り上げからのリードする手(打たない方の手を的にする)
といった・・・
スパイクの基本のポイントができていない様子が見られました。

また工業のS先生とも話していたのですが・・・
何気ないボールを・・・
手だけで操作したり・・・
あえて「かっこ良く(言い方ごめんなさいね)」見せるように手腕だけでパスを出したり・・・

簡単なボールを基本的な動作(ボールの下に早く入って下半身で相手に送り出す)に忠実にできないと・・・
いろんなことが起こるゲームの中の何処かで・・・
中途半端な「ミス」が生まれ・・・
失点につながり・・・
負けにすらつながっていくのではないかと・・・

どんなプレーができるようになっても・・・
またできるようになるためにも・・・

いつも・・・
「基本のポイントに戻る」ことが大切だと・・・
実感する場面がいくつか見られました。

それなりにプレーでき・・・
ゲームが進められるようになる中でも・・・

基本に立ち返る視点と・・・
より良いプレーができるための・・・
動作の中の脱入力・・・
などのポイントにも目を向けながら・・・

練習やゲームを進めていければ・・・
更に良くなって行くと感じた昨日でした。



話しは全く違いますが・・・
釧路工業に・・・
スゴい選手がいました!!

彼がこれから自分を更に高め・・・
チームと自分の目標を明確に持って・・・
チームメイトと共に闘って成長していく姿を見たいと・・・
また違った夢を見れそうで楽しみにしたいと勝手に思いました。


最後まで読んで下さりありがとうございました。