2014年5月21日水曜日

位置について〜「よ〜い・『い』」〜ドン!!

バレーボールの基礎基本ってなんだろう??
最近特に思うことです・・・。
ググってみると・・・
「コンタクト」や「コントロール」時の<形や在り方>みたいなことがいっぱい・・・
う〜ん・・・
それはそれでそうなんかなあ・・・とも思いつつ違和感を感じる・・・
「それだけ??」

私はどうしても・・・
ボールにタッチする前の「動作やタイミングの取り方」が不可欠に思えて仕方がない。
むしろこちらの方が「基礎基本」であるように思う。

そう思って来た中で・・・

「あっ!!これ!!」と思ったことです。

「位置について〜よ〜い〜ドン」
これは誰にでも分かる感覚ですよね。

50・100m走などのスタートの感覚です・・・。
「位置について」・・・リラックスして準備・そこに「入り」ます。
「よ〜い」・・・・・・一気に集中して動き出せるように緊張を高めます。
「ドン」・・・・・・・一気に出ます!
という感覚そのものです。

これが使える〜〜〜!!!

要するに・・・
どこで構えて・・・相手に眼を向けて・・・「位置について」
どこで集中して・・一瞬の焦点化・直前の準備姿勢・・・「よ〜い」
ボールに対応・・・自分から反応・仕掛ける・・・「ドン」

おおざっぱに言えばこういうことかなと・・・

具体的には・・・
例えば・・・こだわりはいつも「ブロック」から・・・
「位置について」・・・相手コートにボールが行き、ファーストタッチ・・・
「よ〜い」・・・・・・トスが上がる瞬間まで・・・この集中と準備が絶対必要!!
「ドン」・・・・・・・素早く移動

レセプション・・・
「位置について」・・・サーバーがサーブ動作に入る時・・・注目&自分の位置とメンタルの準備
「よ〜い」・・・・・・サーバー凝視!!・・・集中MAX!!
「ドン」・・・・・・・反応

と言った感じで・・・

タイトルに「よ〜い『い』」と『い』をあえてつけたのは・・・
その流れの中で・・・
「判断するポイント」のタイミングが必要ということと・・・
レシーブやアタックまたトスの場面においては・・・
「ため」や「間」・・・
要はよく言う「In Time」の重要性がこの『い』になる訳です。

明日からでも・・・
この「位置について〜よ〜い『い』〜ドン!!」の視点で見てみて下さい!!

単純な「コンタクト」「コントロール」の練習がいかに<流れがないか>ということ・・・
またこの「位置について(準備)〜よ〜い(集中)〜ドン(ボールに対応する)」がいかにバレーボールの中で大切か・・・

誰でも分かる感覚だと思いますよ。
単なるリズムだけでなくって・・・
どんな準備をするのかがね。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2014年5月16日金曜日

空間を制す!!

最近完全にストップ状態で・・・なかなか発想も浮かばなくなっておりました。
あれこれと想うことはありつつも・・・やっぱり「やってみないと」何とも言えないことも多いですよね・・・アリキタリの「カタチ」ではないので・・・
まあ、「なるようになる!!」で・・・
まだまだこれからだと思っているところです。
しかし・・・(自分で言うのもなんですが)・・・
「宝の持ち腐れ」やんか〜〜〜!!!
と、言うのはここまでにして・・・

さて、この「空間」・・・
当たり前のことですが・・・
プレーの中では、対人パスのような「相手」「目標物(人)」ではないところにボールが上がったり・・・
あえて「目標地点」を約束事にボールを出したり・・・
そんな場面が多々あると思います。

各プレーにおいては・・・
サーブ・・・狙うポイントが「選手」ではなくて選手の「周辺」を狙う(ターゲットの選手を動かす)ことが重要だったり・・・
セット(トス)・・・まさしく「空間を扱う」!アタッカーが一番いい状態で打てるようなポイントに「セットする」ことだったり・・・
レセプション・・・だた「突く」ような返球だけでないポイントへの返球があったり・・・
レシーブ・・・「居る人」に出すのではなく、ポイントに出すことだったり・・・

まあ普通に人の居ないところに多くのボールが出る・出すことが重要であることは確かであると思います。

結局は・・・
「次のプレーがいかに活きていくようなボールを動かすか!」ということでしょうか?!

サッカーやバスケットボール等他のスポーツでも随所に見られますよね。
この「スペースを活かす」こと・・・

少し視点を変えてみて・・・
次のプレーヤーからの視点で・・・
「In time」と「On time」
ボールの落下地点にボールより早く移動して「間」を作ることの大切さ・・・・簡単に行ってしまうとこういうことですが・・・
これは「受け取る側(セカンドやサードタッチのプレー)」に必要な「間」ですが・・・
「出す側」がこの「間」をどれだけ意識・イメージして、またチームの約束事として生み出すことができるかが非常に重要だと感じる訳で・・・
アタックにおいても、一瞬の「間」はとても重要でトスの高さや早さは最後のところでアタッカーが「選択できる『間』」を持たせるくらいに「置く」のが本当だと・・・


本題はここから・・・
人・目標がはっきり見えていない「空間」にボールを出す・打つ・操作することはとても難しいことです。
例えば、私もボールを出しますが、レシーバーの正面に打つのは簡単ですが、特に上後方にタイミングよくボールを出すのは一瞬戸惑うことがあります。
(あんまりいいたとえじゃないかあ・・・)
とにかく人は具体的目標(まと)に向かってはできやすいのですが、あえて「外して」「次の展開を予測して」「空間に操作する」のは・・・
1つの「技術」のポイントだと・・・

という訳で・・・
何が言いたいのかと言うと・・・
「空間を扱うような練習をせえ!!」ということです。

バレーボールは2人いればパスができます。それがまたいいところですが・・・
そればかりに多くの時間をとっていても・・・
バレーボール競技は上手くはならない・・・
そう思っています。

ひとつのポイント的視点として
「空間をどう制していくか?」
ここへの視点を持つこと・・・
イメージを持ち共有すること・・・
それは・・・
プレーの繫がりに対しての意識を高め、技術の向上に繋がる・・・
当然、闘える幅は大きくなっていく・・・

「簡単〜難しい」・・・コーチングの原則・・・

これを「空間」の視点で具体的な練習方法をそれぞれ目の前の選手に合った形で創り上げていってはどうでしょうか。

最後まで読んで下さりありがとうございました。