2022年1月5日水曜日

バレーボール メンタルに迫る ~バレーという競技特性を生かす~ (過去記事再掲4/7)

前々回に<ルーティーン>をテーマにしました。


そこに例としてあげたスポーツ・・・野球:体操:そしてバレーボール

まだまだルーティーンにあてはまる種目はあるかと思いますが
(競技中のことにします。ゲームまでの入り方等は別機会で・・・)

競技中のメンタルコントロール
「バレーボールという種目の特性」から切り取って一考してみよう!

                            
        


これが

今日のテーマです。

「メンタルに迫る」のシリーズで見て感じてもらえると嬉しいです。


競技中、やはり1番の特徴は「ホイッスル間の時間がある」でしょう!
・次の手を考える時間
・指示を簡潔に了解し合う時間
・自分をチェックし「集中」「切り替え」「リラックス」・・など

(※ゲームまでにチームとしてどれだけそうしたことに
持って行けるようになっているかは大きい)



他には、ネットを挟むので「相手コート」「自チームのコート」がはっきりしている。
プレー始まりのサーブを自分のリズムで打てる(8秒ルールの範囲)
(※今、FIVBではここのルール改正を試しています・・ホイッスルから15秒)



短時間ながら<リセット>できるところがある! <<チャ~ンス!>>

これはバレーボールならでは・・・と言えるのではないでしょうか?
勿論、テニスや卓球も同じカテゴリーですが

バレーボールは「お互いに」が付いてくる!!(団体種目ですから)
(※ここを深めるのはまたまた別途にしておいて下さい)




何が言いたいねん?!  というと・・・
これまでの過去記事が繋がってくるんですが・・・


「種目の特徴を知り、意識的に視点を当て」れば

メンタルコントロールを「いつ・どこで・どうしたら」できるか?が認識できる。

そうすればより安定して力を発揮することができるんじゃないかと。


過去ログに「スピリット<赤>」と「フラット<青>」って書きました。

もう一つありました「不安・焦り・戸惑い・自信のなさ<黒>」ってやつが・・・

みんなこの<黒>に苦労(シャレかい!!)して「メンタル」を思うんですよね。

すっきり<赤><青>の使い分けだけできたらもっと楽しくなるはず!!



半分余談になってしまいました。

要は、ルーティーンしてみることも含めて

せっかく「プレー間がある」種目の特性をうまく使って自分の力を十分に発揮できるようになれればいいなって思います。

練習ゲームの中でも「ここ!」に視点を当てる日やセットがあっても良いのでは?
などとも思います。


まだまだ、こころの外側談義か・・・???    


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2021年12月30日木曜日

2021 Final Post サーブに関するヒント (参考ムービー)

 今年もあと2日・・

ブログを再開して2ヶ月近くになりました。

現場から離れてしまって月日は過ぎていますが、やっぱり好きなんで(笑)

今日で今年の投稿は最後にしたいと思います。

今年の締めくくりなので、やっぱり足立さんに登場してもらいたくもあり・・

最後に動画を載せています。(足立さん、今年いっぱいお世話になりました!)

「メンタルに迫る」シリーズは途中ですが、新年また続きを掲載していきますね。



今回は、サーブに関して・・


サーブの基本はというと・・

・1番のポイントは「安定したトス」・・無意識にブレやすいのでチェック要!

・あとは、(右利き)右足から左足の重心移動、ヒットポイントなど・・・。

・力の入れ具合(打つ瞬間)


打てるなら・・

・ヒット時のインパクト(強く速いサーブを目指す)

・コントロールショット(戦術的サーブのため)

このようなことを考えつつ練習をしていけばいいかと・・。


サーブ練習の機会・組み合わせを考えつつメニューに組み込むこと!

・サーブは自分で集中力を高めて打つもの・・・練習の最後ではなくはじめの方がいい。

・レセプションと併せて(実際にコートに人を置いて)行う方法を入れた方がいい。


何より・・

・サーブはブレイクポイントに向けての攻撃の始まり!

・サーブの良し悪し(戦術的にも)でゲームは大きく変わる!とっても大切なスキル!


こだわって、工夫しながらレベルアップを目指していきたいものですね。




<サーブに関する練習例>  (FIVB コーチコースより)

動画は、もう10年近く前のものですが、今でも十分活用できる・・

バレーボールの「基本的な要素」は、変わることはない・・。


動画について、2つの練習方法を行っています。少し解説しておきます。

1.ひざ立ちで上半身の力だけで打つ

 ・バスケットボールややや重量のあるボールで負荷のある状態で投げる・打つ。

 ・投げる瞬間に「フッ」と息を吐きながら瞬間的に力を出す。

    この瞬間の息や力を出すことがサーブのインパクト時につながる。

 ・負荷をかけているので、上半身の強化トレーニングになる。


 ※数人で行っている場面・・サーキット的に回すことで数種類の感覚・トレに。

             ・短時間でより効率的に練習を行う意識があるので。

 ※力のない、小・中の子どもたちには負荷が大き過ぎないように(故障しては意味なし)


2.ネット上に「A-B-C-Dのカード」を設置して狙ってサーブを打つ

・単にサーブを打つだけでなく、目当てがあってそれに向けて打つことで・・

  楽しんで練習ができる。コントロールの感覚を身につけていく。


取り入れてみてはいかがでしょうか?




ぜひ、ご覧になって参考にして頂ければと思います。


最後まで読んで下さりありがとうございました。