セッターが必要とされる要素には・・・
ハンドリング 安定したセット ボールを飛ばせる技術
ネット感 コート感 周辺視野
いわゆるトスワーク・・ゲームメイク、ゲームのストーリー性ある選択
・・・等々があるかと思います。
今回は、その中で特に「ここは大事かな」と思ったところをあげたいと思います。
今回も、足立龍哉さんの『進化型バレーボール』より資料を抜粋させて頂きます。
最後に関連する動画もあげていますので・・
ぜひ参考にされ、ご活用くださればと思います。
【セッターが取り込むべき情報と動作(例:レセプション時)】
上記図のように動き出しから様々な情報を取り込みながらセットすることが求められるポジションです。
身体動作についても、動き出しのスピードや止まる力などが必要。
初歩の過程では、ボールに目がいきがちで、コンタクトやハンドリング、上がるボールの良し悪しに意識も向きがち。(過程では順を追ってしか難しいので仕方がないですね)
しかし上達に従い、上記図の各要素をセッターが取り込んでいくことは非常に重要なポイントであると思います。
今、目の前の選手の状況をつかみつつ、広げられるようにしてあげたいですね。
※ペネトレーション:直訳では「浸透・突っ込む」などの意味ですが・・
この場合は、準備(プレパレーション)動作(オペレーション)と同意義語とします。
【絶対的にIN TIME!】
セッターに関わらず、ボールの落下点にいかに早く入れるかは・・
バレーボールにおいてはとても大切な要素であると言えます。
特にセッターには必須条件として身につけるべきポイントだと思っています。
少しでも早くボールの落下点に入ることで・・
セッターが止まる時間によって周辺の情報を取り入れられたり・・
どこを軸にして上げるか(起点)の選択ができたり(選択肢が多い方がいい!)・・
アタッカーもセッターが止まることで準備〜動作につなげやすい・・
相手ブロッカーとの駆け引きも生まれやすい・・
もちろん、ハイセットは安定する!(他選手たちも同様)
下の図を参考にイメージを膨らませて頂ければと思います。