ネット型のバレーボールは当然「自コート」と「相手コート」がありますね。
いろいろなチームを見ていると・・・
自分のコートの「組織化」は一生懸命なんですが、相手コートに眼がいっていないなあ、ということが余りに多い気がしています。
それぞれプレーをするには自コートでの役割やスキルが必要で多くの時間を使って当たり前なのですが・・・
ネットを越えてくる瞬間からしか始まっていないように感じることが多々あって・・・
前にも似たようなことを書いたかもしれませんが・・・
とにかく
「相手コート」「相手コートで起きていること」「相手がしようとしていること」「相手ができなくなったこと」・・・
「相手選手が何をしようとしているのか」「いろいろなことができる状況か?」「できないのか?」などなど・・・・
『ネットの向こう側の状況』を捉えることが絶対に必要だと思います。
「やってくるボールを<受ける(レシーブ)>」からの展開ではなく、「相手がしようとしてくることへの<対応>」から、すでに自分たちのプレーは始まるのだということ。
パスの形やレシーブの仕方等を「教えられてきた」子どもたちには難しいことになっているのかもしれません。
でもこのことは「相手を打ち負かす」ことや「相手より有利になる」「相手の居ないところへボールをやる」などの
「本来のゲーム性」であってしかりで
自コートの「形」ではなく
ネットをはさんでの応酬・・・
「相手とのやりとり」・・・
『遊び』からであっていいことなんだと思ったりします。
練習においては・・・
ネットを挟んであれこれやってみる・・・遊びから入ってもいいと・・・
本当はバレーボールを始める段階で取り組めばよいことなのでしょうけど・・・
練習時間のわずか5〜10分でもいいので
「〜ねばならない」ような「形」ではなくって
「相手コートで起きていることを観察して、次にどうなるか?の判断をし、本の僅かな時間(0.数秒)でも余裕を持って準備できる力をつけて欲しいと考えています。
相手コートに目をやるツールの例として・・・
4対4(ブロック2枚:レシーブ2枚・・強打はクロスサイドのみ)
・ブロッカーはどこから打ってくるかの判断〜動作
・レシーブは2人なので判断してそれぞれセンター&クロスサイドへ移動
アタックライン内の2対2
ほんとに初心者がするような遊びですがウオームアップででもすれば違うかな?とも思います。
もう1つは・・・
私はやっぱり「ブロック」を提供したい!
手が出なくても
実際のゲームでしなくても
『相手を見ての対応』が絶対に求められるブロックに取り組んで欲しい!!
初心者であってもその感覚が分かっていけるような・・・
そんなプログラムを作りたいと思っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
バレーボールに関わる人たちが、ステキに輝きながら成長していけるよう祈っています。 バレーボールについて様々な発想・視点を持つことは非常に重要です。ここではいろいろな角度からバレーボールに関して執筆しています。 あなたが知りたかったポイントや気づきを見つけられるかも知れません。 具体的なHOW TOの活動は必要ですが、見方や考え方を広げ、深めることはさらに大切な視点と言えます。 少しでもバレーボールを愛する人たちのお役に立てれば幸いです。
2014年4月3日木曜日
2014年4月2日水曜日
準備姿勢・動作が大切!
パス・トス・アタック・ブロック・サーブ・レシーブ・・・・
それぞれのスキルを述べる時どんなところにポイントを置くでしょうか?
それぞれについての「フォーム」を言う時、足の位置や角度、腕や手の動作などに行きがちではないでしょうか?
ゲーム観戦しても一般的に眼がいくのがこの「コンタクト時」や「コントロールの在り様」・・・
それはそれで大切なポイントではありますが果たして「そこ」が重要と選手やコーチが考えるとそれはどうでしょう?
実際のゲームでは???
で、思いつきなのですが各プレーを「巻き戻し」してみたら?と思いました。
パス・レシーブ、トス等でコンタクトする瞬間
アタックでヒットする瞬間等から・・・・巻き戻し〜〜〜!!
アタックを例にして・・・
力強いアタックは一番力が込められる「ストロングポイント」が基本・・・
そこでヒットできるには空中での「左手(右利き)の使い方」が大切・・と同時に・・・
強い振り上げ:スイング(フルでもハーフでも)が必要・・・
そのためには、強い踏み切りが欠かせない・・・
強い踏み切りは、助走(ステップ)が大切(距離とスピード)・・・
助走を生み出すには、スタート時の姿勢・構えをつくるべき・・・
その姿勢・構えをする「位置」に行くこと(移動動作)も重要・・・
と、巻き戻してみると・・・
「いいプレー」をしようとすれば、コンタクト時だけでなく「一連の動作」の開始から終わりまでを1つの流れとして考える必要があるということがはっきりしませんか?
当たり前かもしれませんが
練習でこの「一連の動作」がうまく提供できているでしょうか?
実はこれでもまだ不十分で・・・
実際のゲームでは、一瞬にして「次の行動」への移行が求められます。
そう、「判断」と「スピード」が要求される訳で・・・
それは「IN TIME」であればあるほど余裕(「間」)が生まれ、選択する時間も作れ、良いプレーに繋がることは容易に分かると思います。
一連の動作を各ポイントごとにピックアップしての練習もありかとは思いますが、一連の動作をセットにし・・・
さらに・・・
その連続的な切り替え・切り返しができるような練習が本当に「活きる」プレーとして培っていけるものではないでしょうか?
「攻めに転じられない」「打ち切れない」「追いつけない」と考える前に是非チェックして取り組んでほしいと思います。
もっと前にあるのは・・・
「相手コートで起きていることに眼を向ける・予測する」・・・
もっと準備するなら・・・
「位置やボールの高さをシステム化する」・・・
これはまた別機会に書きたいと思います(もう書いたかも?!)。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
それぞれのスキルを述べる時どんなところにポイントを置くでしょうか?
それぞれについての「フォーム」を言う時、足の位置や角度、腕や手の動作などに行きがちではないでしょうか?
ゲーム観戦しても一般的に眼がいくのがこの「コンタクト時」や「コントロールの在り様」・・・
それはそれで大切なポイントではありますが果たして「そこ」が重要と選手やコーチが考えるとそれはどうでしょう?
実際のゲームでは???
で、思いつきなのですが各プレーを「巻き戻し」してみたら?と思いました。
パス・レシーブ、トス等でコンタクトする瞬間
アタックでヒットする瞬間等から・・・・巻き戻し〜〜〜!!
アタックを例にして・・・
力強いアタックは一番力が込められる「ストロングポイント」が基本・・・
そこでヒットできるには空中での「左手(右利き)の使い方」が大切・・と同時に・・・
強い振り上げ:スイング(フルでもハーフでも)が必要・・・
そのためには、強い踏み切りが欠かせない・・・
強い踏み切りは、助走(ステップ)が大切(距離とスピード)・・・
助走を生み出すには、スタート時の姿勢・構えをつくるべき・・・
その姿勢・構えをする「位置」に行くこと(移動動作)も重要・・・
と、巻き戻してみると・・・
「いいプレー」をしようとすれば、コンタクト時だけでなく「一連の動作」の開始から終わりまでを1つの流れとして考える必要があるということがはっきりしませんか?
当たり前かもしれませんが
練習でこの「一連の動作」がうまく提供できているでしょうか?
実はこれでもまだ不十分で・・・
実際のゲームでは、一瞬にして「次の行動」への移行が求められます。
そう、「判断」と「スピード」が要求される訳で・・・
それは「IN TIME」であればあるほど余裕(「間」)が生まれ、選択する時間も作れ、良いプレーに繋がることは容易に分かると思います。
一連の動作を各ポイントごとにピックアップしての練習もありかとは思いますが、一連の動作をセットにし・・・
さらに・・・
その連続的な切り替え・切り返しができるような練習が本当に「活きる」プレーとして培っていけるものではないでしょうか?
「攻めに転じられない」「打ち切れない」「追いつけない」と考える前に是非チェックして取り組んでほしいと思います。
もっと前にあるのは・・・
「相手コートで起きていることに眼を向ける・予測する」・・・
もっと準備するなら・・・
「位置やボールの高さをシステム化する」・・・
これはまた別機会に書きたいと思います(もう書いたかも?!)。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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