2012年3月21日水曜日

ライト(セッター対角)の「役割」

「役割」シリーズは今回で最後にしようかと・・・

で、「ライト(セッター対角)の役割ということですが・・・

このポジションに関しては

「これだ!」というのがありません。

なぜ?

最近は、ここにいわゆる「スーパーエース」を持ってくることも多く・・・

その場合、攻撃に関しての中心となることは勿論、相手レフトに対しての「ブロックの軸」ともなり大きな利点があると思います。
これによって、レフト(ウイング)スパイカーの役割も変わってくるかと・・・

また、チーム事情によって、このポジションに入る選手は様々であるように感じます。


しいて言うなら・・・

「ライト(セッター対角)は器用であれ!」というところでしょうか?

ネットの幅を有効に使って開いて長いトスを打ったり、中に絡んだり・・・
(スーパーエースの場合は、ウィングがその役割を担うことになる?)

また、単に「打つ」だけでなく、「ずる賢い(マリーシア:先日教えてもらいました)」プレーができる選手。

要は、多くの打数はないんだけど、相手にとって「イヤな」プレーヤー。
それだけでマークがバラけますから・・・

当然、セッターの対角なので3枚攻撃に絡むのですから、その「存在感」はあるかないかで大きく違ってくるのではないかと思います。

ただ、一般的なチームにそれだけの選手が揃うか?ということはありますが・・・

ここにどのような選手を置くのか・・・

チームの事情とコンセプトによって変わってくるのかな?なんて思っています。


相手チームに対してそのような視点で見ると、対策もし易くなるようにも感じます。


まとまりがない最後でしたが、どうでしょうか?

読んで頂き、ありがとうございます。

2012年3月19日月曜日

セッターの「役割」

さて、今回は「セッターの役割」ということで

セッターのスキルやトスに関しては過去ログで何度か掲載していますので、また見て下さい。



セッターの役割・・・ズバリ!!


「ゲームメイク!<ゲームを作る>」ことでしょう!


チームそれぞれに攻撃パターンを幾つか持っていると思います。

ローテーションによってもパターンは変わってきます。

それを「いかに有効に25点(9人制は21点)に持っていくか?」

これを考えていなければ「セッター」とは言えないと思います。

当然「得点板(得点の経過)」を見ていないなんてのはNG!

プラス、「どのような展開でゲームが進んでいるか」も見極めつつ・・・


ちょっと話は逸れますが・・・

私は、「将棋」や「チェス」の発想ってどうかな?って思っています。
相手の出方や攻守の流れ・・・そして・・・

「何手先まで<読めるか>」・・・そんな発想を持つのに「将棋」をさせてもいいかと(笑)


当然のことながら

返球が良くなくて、思ったイメージ通りにはいきません。
その都度の「組み立てのし直し」が必要です。

また、リズムもセッターにとって大切な要素だとも思っています。

リズムよく上げる時と「ここは1点欲しい」と決めてかかって「極上」のトスをあげる・・・

そんな使い分けも頭に持っておいて欲しいと思います。


セッターは、1本1本のトスは、「弧を描くアーティスト」

        ゲーム全体では「物語の<起承転結>を描く作家」

                             ちょっとカッコ良すぎですかね・・


最後に1つ

「デンと構えて落ち着きを見せ倒せ!!」

セッターがソワソワ・オロオロしていてはチームは落ち着きません。

また表情に「困った感」出るのも良くないでしょう・・・

セッターだけなんですから・・・みんなから見ていられるのは・・・


良いトスがあがって当たり前

決まったのは「アタッカー」のもの

失敗(ミス)はセッターのせい・・・・・・それを引き受けないとダメだと思います。


ただ1つ他の人には分からないかも知れない
「セッター冥利に尽きる!!」

これがありますから、辞められませんw


みなさんはいかがお考えでしょうか?またご意見等下さい・・。

ありがとうございました。