2023年6月7日水曜日

バレーボールの試合 〜戦術的・組織的プレーで点数はひっくり返せる!!〜


さて、私たちはとかく各々のプレーに関して考え、論じ、その技術や動作の習得のための練習方法を考えがちですが・・・


ゲーム中に起こっていることに目を向ける

戦術的サーブについてふと・・・???

戦術的にサーブを打つというのは・・・
意図的に相手のレセプションを崩す・プレッシャーをかけることですが・・・

例えば相手のレセプションが崩れて・・・
そのままチャンスボールが返ってくるならいいのですが・・・

多くは崩れてもハイセット(2段トス)等で攻めて来る・・・
相手を崩しにかかるというのは・・・あくまでも相手攻撃の数を制限すること・・・

そうなると・・・
そこには「ブロック」が大切になる訳で・・・
ブロックが位置・タイミング等が機能的にできないと・・・偶然良かったりズレてタッチアウトや吸い込みになって・・・
せっかくサーブで意図的に崩したのに残念な結果につながってしまう・・・。

後方のレシーバーも・・・
単に「決まった場所」ではなく、相手アタッカーとブロッカーの関係で位置取りをする!
ブロックとレシーブを合わせて守備のシフトを完成させる・・・

これ「トータルディフェンス」!!!

そこから(トランジッション)から攻めに転じる・・・
これをより攻撃的に成功させるには・・・
ブロックからの引き〜アタックの準備が大切になり・・・
「ラリー中に打ち分けられるスパイク」につながる・・・

このように・・・
全てのプレーが関連しあって・・・
攻めから守備・・・そしてまた攻めに転じることになります
ね。


<これ、ゲームフロー>
(参考・・・「game flow」)


その最初の攻めの考え方が「戦術的サーブ」で
相手コートに行ったボールがどう返ってくるのか?
に対して準備と配置をし待つのが

「ブロック」の位置とタイミングを軸とした「トータルディフェンス」

自コートにやってきたボールをまずファーストタッチできるシフトですね。
そこから攻めに転じる!!

十分な攻撃ができるように準備して攻めることでより威力を発揮でき・・・
得点に結びつく可能性が高まる!!!
ということになります・・・。



点数をひっくり返せる可能性はある!

それぞれの視点が曖昧でも・・・
それなりの経過はたどることができ・・・
一見いいラリーに見えたりすることもありますが・・・

より意図的に・・・
戦術的に・・・
組織的に・・・
取り組めたなら・・・


今まで当たり前のようにしていたプレーが実は得点を「取りこぼしていた可能性」
があったチームのプレーが・・・
少なくとも数点は・・・
もぎ取ることにつながるのではないでしょうか?

数点ひっくり返ると???
大きいですよね!!!



大きな視点でゲームを動かす!

一人一人の持つそれぞれの「技術」を・・・
ゲームの流れの中で最大限に活かすには?
どういった考えで・・・???
どういった動きで・・・???
どう守り攻めるのか???


大きな視点でとらえることは・・・
選手・チームに
バレーボールの面白さを味わう大きな要素ではないかと思います。

みなさん、いかがでしょうか?

最後まで読んで下さりありがとうございました。


2023年5月29日月曜日

バレーボール 当たり前の向こう側へ! 〜経験を越えよう!〜



選手も指導者も保護者も先人も・・・・

ほとんどの人が

「これまで自分が歩んで来た道」
「過去の経験や知り得た知識」
を通して

バレーボールをしている・観ているのではないでしょうか?


それは言わば「当たり前」のことではあるとは思うのですが・・・
果たしてそれがホントにいきたものなのか?
活きていく・活かされていくものなのでしょうか?


これまでの経験や見聞を通して、みなそれぞれの視点でバレーボールに関わっているんだと思います。

それはそれでいろいろあっていいと思うのですが

いざ提供しようとする時に自分の「知ってきたこと」を

あたかも「これがバレーボール!」といったように出すのってどうなのでしょう?


特に小学生から高校生の段階で、決められたメニューを言われるままにやっていくことに対しては多くの???がつきます。

子どもたちにとっては、自分たちが教えてもらったことが「バレーボール」だと思うんですよね。

それも当たり前の話しではあるのですが・・・

当然その都度のチームの状況やコンセプトによってチョイスをしないと時間がいくらあってもたりません。

でも
少なくとも指導する側は、より広い視点を見つけにいくことや、より多くの選択材料などを提供できるようにしていく必要があると思うのです。

それは今の私たちの過去の経験や形からは見えてこないことではないかと・・・。

結局は
プレーする目の前の選手たちの成長(勝つこと・上手くなること・語れること等)に直結していくことではないでしょうか?

選手たちも「今」が目的地ではなく、限りなく追求できる世界が待っていることにワクワクして手を伸ばしていって欲しいものです。



経験は大きな財産です!!
でも
そこから貪欲に・・・

バレーボールについていろいろな「宝の山」があちこちにころがっていると思うのです。


それを見つけにいくのは

「経験に留まらないことが選手たちのものになる」

「バレーボールってやっぱり面白い!!」

につながっていき、
そのまま
子どもたちの宝物となっていくのでは
ないかと思っています。

まだまだ探してみて
取り込み
目の前の選手たちの力になれるよう
より多くの材料を持つことと
提供の選択・方法等を具現化していく旅を続けるという発想で・・・

もちろん指導者だけの話ではなく・・・

選手たちも
今していることに流れるだけでなく
自分の思考と想像・創造力を使って
当たり前じゃないものを発見してみて欲しいですね。

おもしろくなりますよ〜〜!


それは決して自己完結はしません

関わって下さる

いろいろな「あなた」の力をお借りしながら

ことは進んでいくものですね。

バレーボールに関わる人たちが幸せに成長していけますように・・
お役に立てれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。