もし、どのポジションが一番重要か?と問われたら・・
「ミドルブロッカー」と答えたい・・・そう思っています。
(・・ちょっとイメージ古いです:汗・・) |
いろいろなカテゴリーがあり、レベルも様々なので一括りにはできませんが・・
ミドルブロッカー(前衛センター)の果たす役割は大きいと思います。
得点数では確かにサイドヒッター・オポジット(セッター対角)が断然上。
ブロック得点も、相手によりけりですが・・セットにあれば良い方・・
打数も少ない・・
それに・・一般的には・・中学生くらいから・・
背が高いから
レシーブが上手くないから
サイドで打つには足りないから
みたいなどちらかと言えば「マイナス思考的発想」も無きにしもあらず・・。
そんな立場のミドルブロッカーも決して少なくはないのでは?
(ややネガテイブ目線で書きました・・)
でもね・・
目に見えにくいけど、チームの貢献はめちゃくちゃしている!
1番集中し緊張感でピリピリするのがブロック前!
判断して右や左に行ったり来たり・・その身体能力とタッチでの貢献度!
自分は打たなくてもひたすらクイックに入り続ける!
リベロと交代した時に戦略を確認しコートに伝える(結構レベルが上)!
レシーブ位置によって準備に開く方向も右や左に即判断!
中々外からは見えにくいことばかりですが・・
ミドルブロッカーってステキですよね。
集中度と瞬発的運動量を考えるとリベロと交代してリフレッシュすることは・・
適切なんだなと思ったりします。
ひたむきにチームに貢献しまくるミドルブロッカー・・
その分、勝手やサボりは・・バレにくいけど・・あきまへんポジション(笑)
・・できればさらに目指せ!・・
クイックを力強く左右に打ち切るためのノウハウを身につけ・・
ブロックをネットから手が出なくても諦めず出す・・(※)
ハイセットも打つ・上げる・・
・・・のようなスキル・メンタルを磨いていって欲しいなと・・・。
ミドルだから仕方がないとかは・・やめよう・・。
※数年前TVで、今年引退された荒木絵里香さんが、ブロック時に・・
相手レストに間に合わない・・でも追いかけて・・ネットの下・・
少し離れたところでワンタッチ取ろうとされてた場面が何度かあって・・
やっぱりこの人はすごいな!と思ったことがありました。大事!!
それと・・
セッターにとっては・・
ミドルブロッカーを「いつ、どの場面で使うか?」をいつも考えています。
ゲームメイク上、とても大切なことで・・
お互いのスキルの向上・意識の共有が上がるほど・・
強くなれる可能性は広がるように思ったりします。
ミドルブロッカーの選手たちには・・
自分のしている凄さ・チームへの貢献の高さを誇りに思い・・
どんどん磨きをかけて・・
さらに輝いていって欲しいと思うのでした・・・。
(中学・高校生のイメージ中心かな?って感じで書きました)
プレーする側も見る側も・・またおもしろくなりますもんね!!
来週の天皇杯・皇后杯・・こんな目線で観てみては!?
最後まで読んで下さりありがとうございました。