今回は、過去記事の再掲載(一部修正)です。
動画はかなり古いですが(2015)・・汗
(左コート奥:レフトの選手に注目)
動画は先日のセルビア戦の最後の場面。
見て欲しいのは、セルビア:ミハイロビッチ(レフト)選手の助走スタート位置!
「高さとパワー」が違うなんて言われていますが、確かにありつつも
これだけ十分な助走が取れれば
ダイナミックでパワフルなスパイクはみんな打てる訳で・・・・
・・・ということの話です。
さて、今日取り上げるのはいろいろなカテゴリーの試合を観ていてずっと気になっていたことです。
「十分な助走ができるように下がれればもっとしっかり打てるのに」・・・」
そんな場面が余りにも多くあるように感じました。
「それなりに」打って、ラリーにが続く場面・・・
少しトスがぶれるともう返すしかないような場面・・・・などなど・・・
一見「仕方がない」「頑張っている」ような・・
特に「ラリー」<トランジッションからの攻撃>での様子・・・・
(アタック準備段階の画像は・・・ない・・汗)
実にもったいない・・・
ブロックでワンタッチをとった!!!
ディグがつながった!!!
・・・そしてなんとかハイセット!!!・・
しかし、アタッカーが下がって準備ができず・・・打ち切れない・・・
ゲームの中で・・・最後にどう打ち切るか!!
点を取るために
とても大切な「アタックのための助走準備動作」・・・
もう少し焦点を当てる必要があるように思うのです。
ではなぜ???
選手たちの技術的問題なのでしょうか???
いえいえ
「やってない(練習していない)」「意識できてない」のではないでしょうか?
日々の練習で・・・
スパイク練習・コンビ練習・・・そう、「単発 <やりっぱなし>」が多いのでは?
基礎的な「打てる」ことは必要ですが、相手とのやり取りの中でいかに力を発揮するか?を考えると・・・
実際にそのような場面がいっぱい出てきていてもったいないことが起こっている・・・
日々の練習を工夫していってはどうでしょうか?
例えば、2対2で・・・レセプションをした人が必ず打つようなこと
(拾ったら自分が打つ姿勢)
アタック練習を・・
レシーブから大胆に下がってダイナミックに打つ!
ブロック動作から下がって同じように・・・
おそらくこれらの練習は取り組んでいることも多々あるかと思います。
でもそれは「基本的に」そう!!」 なのではなく・・・
オプション的な設定になっていないでしょうか?
選手たちの意識の中に・・・
「できた方が・できれば良い」ことになっていないでしょうか?
点数をもぎ取るために「必ず頑張らねばならないこと」→「当たり前の意識」にもっていくことが必要なのではと思います。
「でないとダメ」という発想ではなく・・・
選手の持っている力を「最大限引き出せる」ために必要な動きだと・・・!!!
今回は、気になっていたWS:サイドアタッカーのトランジッションからの準備動作についてあげてみましたが・・・
他にも多くの・・・
「繋げてはいるけれども」・・・
「準備ができれば」もっと活きたプレーができる・・・
そのような視点で日々の練習を・・・
再考してみてみるのもアリかと。
今、天皇杯・皇后杯 Vリーグをやっていますね。
視聴機会があれば(録画で選手に見せるのもあり)・・
ラリー中、アタッカーの準備動作に目を向けてみて下さい。
ラリー中に・・・
「どこまで下がるねん!!!」みたいなところに目をやればまた面白いかもです〜!
最後まで読んで下さりありがとうございました。