2021年11月29日月曜日

練習の後に「イメージをストックする!」 〜〜この積み重ねが大きな差を生む〜〜

毎日の練習を頑張っている選手たちにとって・・・
毎日自分がしたこと、良かったところ等をどれだけ残しているか?ってことで・・・

よく練習後にミーティングなどをすると思いますが・・・
さて、その日にしたことの中で・・・

それぞれに実感・確認できたことを積んでいっているでしょうか?


目標に向かって具体的な活動をする中で

「どれだけ達成感を積んでいけるか??」が一つの大きなポイントで・・・
これは「理解」や「目標への具体的行動」に繋がっていくことだと思います。

よく練習の後に<課題>や悪く言うと<ダメ出し>が多かったりしていませんか?



課題を『整理して次の目標設定にする」ことは必要ですが・・・

それはそれとしてせっかくいろいろと頭も使いながら練習した訳なら・・・

やっぱり「できたこと」や「分かったこと」を残していきたいものです。



それは感覚的なものではなく
「よりリアルに映像化してイメージで残す」ことがより重要とか・・・

ビジュアライゼーションってやつです。



そうするとその後の練習機会において、同じような場面での再現がされやすくなり・・・

次のスキルやステップに繋がるといった流れになります。



これが失敗の指摘を感情の部分で残していると・・・

その後の練習で再現されるのはマイナス・ネガティブな状況となり・・・

自分でクリエイトしていくことができにくい状況を作ってしまいますね。


あくまで課題は課題として・・・・

それより「ではどうすればクリアーできるか?」

ポジティブな設定に移行してその後の練習に向かうというのはどうでしょうか?



マイナス点を多く書きましたが・・・

その日の良きイメージをその日のうちに残して蓄えていってはどうでしょうか?

ただし、自己満足に終わらないように・・・
その日の練習の課題やポイントに沿ってどうだったか?という視点で・・・



〜おまけ〜〜〜かつてのイラン:ベラスコ監督がしていたことから〜〜〜
イランナショナルチームの練習の終わりに・・・
選手らはリラックスして寝転んでいる状態で・・・・
ベラスコ監督は、選手の中を行き来しつつその日の練習の中での各自の良かったところと課題をイメージするように話しかけるそうです・・・。

おそらく「メンタルタフネス」か「人間掌握」の達人なんでしょうね(笑)
                       (真相は分かっていませんが・・・)



最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

2021年11月28日日曜日

練習をアレンジ・味付けしてみては?!

日々取り組んでいる具体的な練習メニュー・・・

少しアレンジ・味付けしてみれたら・・・

意識・意欲も高まり、より効果的かもしれません。


練習内容に「プラスしたら」「少しずつゲームに近くしたら」などなど・・・

練習そのものを変えようという発想ではなく・・・
日々やってきた選手たちの感覚も含めて・・・
ミックス・アレンジを考えてみてもおもしろいと・・・。


・・・例えば・・・


「サーブ」&「レセプション」


中心的内容は・・・「効果的なサーブを打つ!」
レセプション側は・・・言わばレセプション?!

サーブ側は、もちろん相手に効果的なのは?・・・の発想に立って打ちます。


レセプション側は・・・それに対応する必要が生まれる。

ついでに・・・必ず次に攻撃参加をする!


レセプションをした人が必ず「アタック(バックアタックでも)」であれば・・・
レセプションに終わらず「アタック動作まで」を自分の練習に取り入れられる!?

やってきたことに「プラス」で、同じ時間が「ゲームに繋がる練習」に・・・。


「アタック・コンビ」で・・・


いわゆる「コンビ練習」で、ネット際(ブロック)から開いて打つ。


でも・・・
ブロックを跳ぶ動作をする訳でもなく・・・

チョロチョロ(笑)と下がって打つ(ありがち)・・・これはNG!

素早くせめてアタックラインの後ろまでは下がる!(ステップを知る!)

「適当にしては意味がない」ので動作はしっかりと!

課題意識がはっきりすればできるようになるかと・・・


繰り返しの練習はどうしても「流れてしまいがち」になりかねません。

新鮮な感覚とチャレンジしがいのある内容をちょっと付け加えると・・・

より効果的な練習になるのではないかと思っています。



もう少し付け加えると・・・

例えば・・・

レセプションの練習から発展させていく・・・


フォーム・感覚を日々確かめるような・・・これまでと同じくがあって・・・


で!


区切って全く別設定にするのではなく・・・
「プラスして」・・・レセプション〜アタックとか・・・
         ・ミドルの選手の難しい方向からのクイックへの動作とか・・・
         ・セッターの左右後方からのセットアップとか・・・


ちょっと付け足せば・・・

日頃課題になっているところもプラスしてゲーム感覚に近づく!!

さらにブロックをつけるとか・・・じゃあ、レシーブまでつけるか!!・・などなど・・

中心とする課題は「サーブ&レセプション」であっても・・・
その他ゲームに必要な要素を「加味」して「ゲームをイメージできた」練習になっていくように考えることは大切ではないかと思っています。


※「加味」ですので、ポイントは伝えても全てがっつり課題にするとイチイチ指摘が入って練習が止まったりする恐れもあるかと・・・加味してぎこちなくなってしまうのは注意ですね。

そのバリエーションは「これっ!!」と決まったものはなく、目の前の選手たちの人数や課題を見ながら「ゲームに繋がるプラスα」視点で構成していけばと。


人数というところでは・・・多くの見ている選手(長い待ち時間)を少なくするというところもあります。

要は・・・
限られた練習時間をゲームで活きるものに繋げるためにより有効な中味を考えて行きましょう!!
という提案でした。

また試してみて下さい。

最後まで読んで下さりありがとうございました。