2021年11月21日日曜日

「あっ、そうなのか」「そういうことか」と気づけたら・・・ 

 バレーボールに限らず、生活の中のあらゆる場面で

「あっ、そうなのか〜!」とか「そういうことか・・・」などと


〜《気づく》〜

・・・気づいて・・・

嬉しくなったり、見え方や行動が変わることってありますよね。

(逆パターンのガックリしてしまう「そうなのか(泣)」もありますが)


もちろんバレーボールでも

直接答えを教えるケースもあったり・・・

プレーヤーに考えさせて気づかせるように持っていくケースも・・・

また、プレーヤー自身が疑問に思うことへ返すケース・・などなど・・・

なかなか使い分けられないですが・・・

「気づいてできるようになったら最高」じゃないですかね。


一方で・・・

毎日頑張って練習する中・・・

「がんばることにがんばる」みたいに流れてしまっていたり・・・

「言われた通り・・・○か✖️・・・○のために頑張る」とか・・・

「嬉しい!」か「悲しい」「悔しい」の感情だけで過ごしたり・・・

そんなふうになってしまっていることはないでしょうか?


「これでいいんだ」的なワンパターンでは・・・

どんなにステキな取り組みでも、いつの間にか「慣れ」て「流し」てしまう・・

そして押し付けてしまうことになっていく・・・(涙)


そう、あんまり「自分で考える」とか「気づく」とかの場面がなくって・・・

気づいてできるような瞬間が生まれない〜〜〜(泣)


指導者・コーチも自身の方向性に・・・「気づく」・・・

選手の状況に・・・「気づく」・・



とりあえず「受け入れ考えてみる」状態にして・・・

気づいて・・・

見直して・・・

組み立て直す・・・

そしてまたやる!


選手たちに「あ、そうなのか」「そういうことか」などの・・・

「気づきの回路が働くような」・・・

指導・言葉がけをしていきたいものだ!


そのために必要な情報や知識を得て・・・

実行しながら修正・・・組み立て直すために・・・

また情報や知識を見直し・収集・・・整理・・・する・・・

要は・・・

「気づいたら道は拓ける」・・・指導の側も選手の側も・・・


それがバレーボールをしようと思い歩んできている選手たちを

「存分に満喫させてあげる!!」

ことなんじゃないかと思うのです。


と、現場もなく言っておりますが(失礼しました)。


いかがでしょうか?


トントン拍子にはいかないけれど・・・

試行錯誤しながら選手自身が自分のものにしていける方向で

指導していこうとすれば・・・

より良いものになっていくんじゃないですかね!?


最後まで読んで下さりありがとうございました。



2021年11月20日土曜日

気になるスキル・プレー  〜思ったこと・できたこと〜

 たまには具体的なことも思って書かないと・・・

で、今回はこれまで私感覚でいろいろな選手を見てきて・・・

「ちょっと気づいて練習したらええのに・・・」

実際にうまく「ハマったな!」っていうのをいくつかあげてみようと思います。



<中学生:練習で強いアタック打てるのに試合のラリーで何故打てない?>

結構当てはまる幅は広いように思います(良く見ました)。

やっとアタックが打てるようになっている段階なのかもしれませんが・・・

並行してでも・・・

「ラリー中の準備動作:ブロック&レシーブ〜準備をする」

「ボールを追いかけず準備をする」「そのステップ・フットワークを知る」

これだけのことを伝えてやっておけば・・・


たとえまだゲームでできなくても・・

振り返って「自分の力を発揮するために必要なこと:練習」に気づいて

早く変化・成長できるのではないかと思う場面でした。



<レシーブ:決まった形でしか動けない・・同じところに何度もポトリ・・>

これも結構あるあるなんじゃないでしょうか?!

1つのフォーメーションを一生懸命に頑張っている中・高生チーム。

1回下がって「私はここからスタート〜レシーブ」って。


ハマれば絶大な効果ありですが・・・

違うタイプの相手になると全く別チームのようにガタガタ・・・

せめて2つくらいの基本的なフォーメーションは知るようにしてあげて・・・

メリット・デメリットが分かればゲーム中の対応もできそうなのに・・・

(ひょっとしたらそれ以前のやってみる過程だったらごめんなさい)


こぼれ話:ある高校の全国大会で・・試合待ち:コートはいいけどボールはNG。

するといろいろなパターンのフォーメーションの動作確認・・・。

同じポジションからの相手攻撃想定も何パターンか・・・やってる〜〜・・・

さすがだな!と思ったひと場面でした・・。



ここからはちょっと分かればできたこと・・・私の経験から・・・



<フローターサーブがうまく入らない 小学生女子と高校生男子>

全く違う2人のはずなのですが・・・全く同じポイントでした。

トスもリズムもヒット感も悪くない・・・

狙っているポイントがそもそも低いのか?  いやそうでもない・・・

「ヒットする瞬間に力んでしまい身体が少し「くの字」に引いて低くなっていた!

                   (意味わかります?文字ですみません)

そこで、両人とも「打つ瞬間、頑張りすぎやわ」・・・少し説明して・・・

「ヒットの手だけ頑張って十分」

「高いところで叩くようにしてみて・・・」

それだけでした・・・。  普通にOK! ということがありました。



<セッター:クイックがうまくあげられない 高校生女子>

全体的にできていないという感じ。でもクイックになるとネットが「ガシャ!!」が多い。

アタッカーとのお互いさまではあるが少し聞いてみた。「どんな感じであげてるの?」

「クイックは慌ててしまう」ことが多いと。

そしてもうひと質問「どこにあげてる?」・・・「白帯の上あたり・・・」

そういうことでした。


ちょっと前の私・・・へへっ


まずは慌てないでいいからということと

なんとなく「この辺り」ではなくって「アタッカーが打つところに置くんだよ」と

ボールなしでミドルにAクイックの動作で打つ瞬間までしてもらい・・・

セッターにはその場所を確認してもらうようにしました。

意識し確認できるとなかなかのAクイックが見られました。(ゲームで使えるのはその後)

※絶対の約束事!・・・ネット方向にあげてはいけません。

          ・それではいつになっても打てません!



<レセプション:正面で取らないといけない思い込み最後まで動いてしまう>

大学生女子でした。思い込みすぎ・動きすぎでうまくできませんでした。

何度か伝えて「止まって面だけ向けられたらOKやから」

大学生くらいになると中々染み付いた感覚は手放してはくれません(笑)

それでもとにかく「止まって・面を向けて・当てる」の繰り返しで・・・

少しずつその方がラクになってうまくいくように感じてくれて・・・


ある時、ずっと高いレベルのチームに参加させてもらった時に・・・

その感覚が一気に自分のものになったようで、見事に変身しました!とさ(笑)

見本となる選手たちと一緒にやってみて「実感」することってステキですよね!



<窮屈なアタックになるミドルブロッカー:高校・大学女子>

要はネットに近すぎて手打ちになっていた・・・それで育ってきたのかな?

聞いてみました。「どんなことを意識して打ってる?」

答えは「高いところで早く・・・」みたいな一緒の答え。

では一言「十分高いから(笑)大丈夫!」

「高いところで早くペチャっとしか打たないのと・・・ちょっとだけ低くなっても

強くクロスもストレートも打てて、ペチャっともできるの・・・どっちがいい?」って。

当然「どっちもできた方がいい」になりますよね。


それなら・・・教えます。

「ネットと自分の間が無くなってるから今みたいになってる。踏み切りの位置を後ろにして

打ってみ!」って。やってみたら・・・・できますよね〜〜(笑)

※ここのポイント・・クイック以外、普通に打つときは打ち切れていること

                  (そもそもの大前提なのですが・・・)

         ・先ほどのセッターのことと同様に「絶対ネット側にトスを上げない)

別機会に少し話をしてみると・・・どうやら・・・

まだ身体・体力がない小・中の頃と同じ感覚でいたようです・・・。

身体も強くなり大きくなっていて、体力もついてきているのに・・・

自分のプレーイメージが変わらないままだったことも一つの原因だったのかなと思わされた経験でした。



長々と書いてしまいました(汗)・・・今日はこの辺にしておきます。

みなさんもこういうのいろいろあるんじゃないですか?

良いとか悪いとかではなく・・・出し合えて・・・

いろんな感覚をお互いに身につけられればいいんじゃないかと思っています。

感性を磨く・・・と言うか・・・感性アイテムをゲットしようぜ!!って感じですかね?!


たまに言うんです・・・「ええとこ取りしたらええやん!」って(笑)


いかがでしょうか・・・?


最後まで読んで下さりありがとうございました。