2021年11月19日金曜日

バレーボールが楽しいってどういうこと?  〜好奇心・集中、甘え・ケガ〜?!

 なんのこっちゃ?のタイトルですけど・・・(汗)

これまで出会った子どもたちの姿を思い浮かべつつ・・・

「バレーボールをやっぱり楽しく取り組んでほしいな〜」と。



でも、その後ふと疑問が・・・

過去に出会った方々の言葉も思い出されて・・・

楽しくって言うけど・・・

「楽しいってどういうこと?」みたいな話です。思い浮かぶままに書きたいと思います。


ざっくり言えば「前向きな気持ちで!」できる・・・ということ?!

日々の練習内容に自分から取り組み、それが技術の向上につながって・・・

チームとしてのモチベーションも上がっていく・・・


そうは言っても右肩上がりなことはなく・・・

行ったり来たりする・・・でもその都度「いかに前向きに・楽しく」できるか?

そんなメニューやコーチングを考え提供し・・・

選手からの「実感」の様子を受け取って・・・また考え提供し・・・

より効率的なレベルアップを考える・・・

そんなことが必要なのではないかなあ〜と思ったりしています。









楽しいと感じてできる練習は??

どの段階でも楽しいと思えるもとは・・・

「好奇心が持てる」ことなように思ったりします。

バレーボールに限らず、人が成長する原動力・・・赤ちゃんから大人まで・・・

目の前にいる人たちの「好奇心をくすぐる」中身を見つけられれば・・・

まさに「楽しい」もので・・・力を伸ばすエネルギーになるのかなあ〜なんて。


逆に、楽しさを思い過ぎると・・・

一つは、子どもたちの興味・関心や好奇心を思うばかりに

いろいろな新しいことを次々入れて

逆に振り回してしまうなんてこともあります。


もっと大きいのが・・・

誰でもそうですが・・・

楽しいことはいつの間にか「慣れ」になってしまい、「緩み」にもなる・・・


そうなると「甘え」が先にやってきてしまう・・・

大人もみんなやってること・・・ですよね・・・(泣)


やっぱりそれはよろしくない話で・・・

一定の「緊張感」を持っておかないといけない・・・


こんな話がありました。

小・中学生のチームを指導されている方で・・・

「楽しんでやってほしいとは思うのだが、調子に乗ったり甘えたりもある。気持ちが緩むと【ケガ】されてはいけない。ケガが一番良くないと思うので緊張感は必要と思う。」

時々「ビシッと」は現実必要と同感したのを覚えています。

だって子どもはやっぱり甘えたくなるし調子に乗りやすいし・・・

たまに「ヤバい」くらいはね(笑)


一番簡単な方法は「上から抑え込む」でしょうが・・・もうやめにしましょう。

はっきり言って「大人のエゴ」です。


最後に・・・足立さんの言葉を思い出しましたので・・

「厳しい練習は向上のためには必要ですが、苦しい練習はいらない」

「厳しいと苦しい、違うでしょ(笑)」


みなさんの一考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


2021年11月18日木曜日

なかなか「後ろ重心」から「前重心」に変わらない小学生 <後半>

 昨日の続きです・・・

後ろ重心の子ども・・・今朝ふと思ったことの追加・・・


昨日「簡単〜難しい」と言った段階的なことをあげましたが・・・逆に・・・

「超難しい」からやってみるのもありで・・・


例えば・・・

強打レシーブの練習で・・・(放り投げても全然OK!)

「チャレンジしてみよう!」のひとコマにし・・・

取れそうだけど取れない「前に打つ!」(超難しいレベル)

(コーチの腕の見せどころ。絶対怖くないような強さで前に打つべし)


ザーッと流してから・・「どうしたら取れるかな?」で・・・

足裏の重心(母指球あたりに体重)や腕を伸ばして少し引っ張って・・など

前方への意識と身体の感じを何となくでも感じさせて・・・(イケそうな気持ちに)


もう1回前方のレシーブ・・・

先ほどよりちょっと取れてしまうボールを打って・・・(ちょっと簡単に)

「できたやん!!」(うまくできていなくても少しでも前に重心がいくなら褒める!!)


他の練習でも超難しい体験を「ザーッと流してから」普通のプレーの練習をしたら

「できるやん!」感覚を持てることもあったりします。

※超難しいことは・・・「ザーッ」と流すだけ・・というところがミソ!


あくまでイメージですが(笑)

でもやってみないと分からないですしね。

あれこれ放り込んで振り回すのも良くないと思うので・・・

子どもたちの反応を見ながら「打てそうな手は打っていく」ことが良いのかなと。


まあ、満喫させてあげようではないか!のスタンスで(まだ言うか・・・)




話が、直接的に「前に重心がかかるようにするためには・・」となりませんでしたが・・


特に初心者・身体形成期の子どもには・・・

いろいろな運動・動作を体験できる内容が練習の中に組み込まれたら良いのかなあと思いました。


練習初めのウオーミングアップ時だけでなく・・・

各メニュー前の準備的アップとして短時間組み込むことは効果的ですよ。


下に・・・

☆「レシーブ前のステップ」(足立龍哉の進化型バレーボールより)

   ※前記事の「基本的スキル〜〜」にも参考動画があります。


☆「初心者のためのボールを使ったウオーミングアップ」

   ※これはもう9年前ですが、FIVBコーチコースの時のものです。

    指導されているのが足立さんです。

    この時初めてお会いし過ごす中で・・「この人だ!」と。


・・・についてムービーをあげています。


今日も貴重な映像使わせて頂きます。

足立さん、ありがとうございます!


少しでもイメージにつながれば幸いです。




<レシーブ前のステップ:タイミングの取り方1例>







               <片手で操作してみよう!(実践例)>




<ネットを挟んで親しんでいく(例)>


まだあるのですが、動画編集の力量不足で・・・(汗)
うまくなったら?!・・「ボールを使ったいろいろな動作例」のアップ予定。

また実際にやってみて思われたことなどお知らせ下されば嬉しいです。
私も勉強になりますので・・・。

最後まで読んで下さりありがとうございました。