2024年6月20日木曜日

ミドルブロッカーの攻撃力が及ぼす影響

 



ご訪問ありがとうございます。

超ご無沙汰からの、久しぶりの投稿ですが

視点を変えながらまた少しずつアップしようかと検討中です。

改めてお願いしますね。


先日まで、男女ネーションズリーグが地上波で放送されていましたね。

その中で、私的に感じたことから・・

男子のミドルブロッカーの「火力」が増したなあ!

女子はなかなか「そこ」が変われず、苦しくなってワンパターンで失速のような・・

と言うことで、今回は以下についてあげますね。


ミドルブロッカーの攻撃力が及ぼす影響


ミドルブロッカーは、バレーボールチームの中で攻撃とブロックの両方を担う重要な役割を担っています。

特に攻撃力においては、チームの戦術に大きな影響を与えます。

以下、ミドルブロッカーの攻撃力が及ぼす影響について詳しく見ていきましょう。


1. 得点力の向上

ミドルブロッカーは、クイック攻撃やバックアタックなど、様々な攻撃パターンで得点源となることができます。

攻撃力が高いミドルブロッカーがいると、相手チームはブロックをどこに寄せるべきか判断が難しくなり、攻撃の選択肢を広げることができます。

また、ミドルブロッカーが得点することで、チーム全体の士気が高まり、攻撃のリズムが生まれやすくなります。


2. オフェンスのバリエーション

ミドルブロッカーが攻撃力を持っていると、チームのオフェンスのバリエーションを増やすことができます。

例えば、Aクイック、Bクイック、Cクイックなど、様々な種類のクイック攻撃を仕掛けることができます。

また、バックアタックやパイプアタックなども効果的に攻撃することができます。

オフェンスのバリエーションが豊富だと、相手チームはブロックするのが難しくなり、得点を取ることがしやすくなります。


3. セッターの選択肢

ミドルブロッカーが攻撃力を持っていると、セッターの選択肢が増えます。

セッターは、ミドルブロッカー以外にも様々な選手にトスを上げることができますが、攻撃力が高いミドルブロッカーがいると、より効果的な攻撃を仕掛けることができます。

また、ミドルブロッカーが攻撃の脅威になっていると、相手チームのブロックが分散し、他のアタッカーが打ちやすくなるという効果もあります。


4. 精神的なプレッシャー

ミドルブロッカーが攻撃力を持っていると、相手チームに精神的なプレッシャーを与えることができます。

相手チームは、ミドルブロッカーの攻撃に常に警戒する必要があり、それがミスにつながる可能性があります。

また、ミドルブロッカーが得点を取ると、チーム全体の士気が高まり、相手チームにプレッシャーをかけることができます。


5. 戦術的な幅

ミドルブロッカーの攻撃力が高いと、チームの戦術的な幅が広がります。

例えば、クイックを中心とした速攻戦術だけでなく、バックアタックやパイプアタックなどを組み合わせて、相手チームを攻略することができます。

また、ミドルブロッカーが囮となって、他のアタッカーがフリーになるようにすることもできます。

戦術的な幅が広いと、相手チームは対策するのが難しくなり、試合を有利に進めることができます。


このように、ミドルブロッカーの攻撃力は

チームの攻撃力、オフェンスのバリエーション、

セッターの選択肢、精神的なプレッシャー、戦術的な幅など

様々な面に影響を与えます。

ミドルブロッカーが攻撃力を持っていればいるほど

チームにとって大きな武器となります。


ミドルブロッカーの攻撃力を高めるために

ミドルブロッカーの攻撃力を高めるためには、以下の要素を鍛えることが重要です。

  • ジャンプ力:高いジャンプ力があれば、相手ブロックの上からスパイクを打つことができます。
  • スパイク力:強いスパイク力があれば、相手ブロックを弾き返したり、エース級アタッカーのように得点を量産することができます。
  • 敏捷性:素早い動きで相手ブロックをかわしたり、様々な攻撃パターンに対応することができます。
  • タイミング:セッターとのタイミングを合わせることが重要です。
  • 戦術理解:チームの戦術を理解し、自分の役割を把握することが重要です。

☆何よりチームとして
 ミドルブロッカーの攻撃が、戦術的にとても重要なこと
 どうしたら攻撃力が上がるか、既成の概念だけでない模索をしつつ
 攻撃力アップの具体化に取り組む
これらが理解できることが重要なように思えます。

ミドルブロッカーは、攻撃とブロックの両方をこなす必要があるため

非常に体力と精神力が要求されるポジションです。

しかし、ミドルブロッカーが攻撃力を持っていればいるほど

チームにとって大きな武器となります。


ではでは、またお会いしましょう!

2023年6月16日金曜日

「存分に満喫させてあげようではないか!」 〜バレーボールに関わらず指導する側の心持ち〜










もう現場からははるかかなたになりましたが

やっぱりバレーボールは好きで

バレーボールに関わっている人が

幸せであってほしいな、と

ぼんやりながらいつも思っています。


そんな中で・・・

「あっ、そうか〜〜!!」っていきなりひらめきました!


SNSをタラタラ見ていると・・・

「この練習がいい」とか・・・「こういう考えがいいよね」「アタックはこう打つ」とかetc

それに対して何だかモヤモヤも・・・

でも私もそのうちの一人・・・

「何を伝えたい・・・何が伝わったら・・・」あれこれ考える・・・

でもちょっと違和感がいつも残る・・・

現場がないから・・・? 実感できていないから・・・?

そんなこんなでモヤモヤしている時に

降りてきた!!  インスピレーション!!


そこを選択してくれた選手たちに・・・

バレーボールを・・・

存分に満喫させてあげようではないか!!


選手としては・・・

今日も一日バレーボールを 存分に満喫しようではないか!!

という発想でやったらええんちゃうのん!!って(笑)







大人から子どもへ「教える」ではなく・・・

知っているから伝えたいでもなく・・・

上手くなってほしい、強くなってほしいでもなく・・・


いわば・・・

遊園地やレストランやホテルのように・・・

そこに来たお客さん・クライエントの要望を受け止め・・・

徹底的に満足いただくサービスを提供する!


満足してもらうために・・・

いろいろ研究も勉強もして・・・

提供の仕方も工夫できるんじゃないかと。


お店などは気に入らなかったらすぐに違うところへ行きゃいいけれど・・・

バレーボールのそのチームからはそう簡単には変われないし・・・

選ぶことすら分からない・・・。

選手にしたら・・・

今やっているのが「バレーボール」なんだから・・・

大事にしないと・・・と思うのです。


中身を考え、実行してみることこそが

選手やチームの力になっていくのではないかと・・・


勝ちたい、上手く・強くなりたい・・・そう思うなら・・・

そう思えるサービスを実践して・・・

毎日成果は出なくても・・・

やった感から始まってでも・・・

満喫させてあげようではないかに立ち返ってみると・・・

結構いいものが生まれ育つ気がする。


今の世の中・・・

求めればいくらでも情報はつかめる・・・

でもどれが良いのか・・・

満喫させてあげられそうなものを見つける!

人を見つける!


という感じで、根っこに・・・

存分に満喫させてあげようではないか・・・ハハハハッ・・・

から考えてみるのもおもしろい・・・


と、思いついて一人でニヤける私でした。

自分では気に入ってしまったので・・・

自分自身にも

存分に満喫させてあげようではないか・・ハハハハッ・・・

のスタンスでいこうと思いました。

(これ、イケると思うんやけど)


みなさん、どう思われます??


本日もお粗末!


最後まで読んで下さりありがとうございました。



2023年6月7日水曜日

バレーボールの試合 〜戦術的・組織的プレーで点数はひっくり返せる!!〜


さて、私たちはとかく各々のプレーに関して考え、論じ、その技術や動作の習得のための練習方法を考えがちですが・・・


ゲーム中に起こっていることに目を向ける

戦術的サーブについてふと・・・???

戦術的にサーブを打つというのは・・・
意図的に相手のレセプションを崩す・プレッシャーをかけることですが・・・

例えば相手のレセプションが崩れて・・・
そのままチャンスボールが返ってくるならいいのですが・・・

多くは崩れてもハイセット(2段トス)等で攻めて来る・・・
相手を崩しにかかるというのは・・・あくまでも相手攻撃の数を制限すること・・・

そうなると・・・
そこには「ブロック」が大切になる訳で・・・
ブロックが位置・タイミング等が機能的にできないと・・・偶然良かったりズレてタッチアウトや吸い込みになって・・・
せっかくサーブで意図的に崩したのに残念な結果につながってしまう・・・。

後方のレシーバーも・・・
単に「決まった場所」ではなく、相手アタッカーとブロッカーの関係で位置取りをする!
ブロックとレシーブを合わせて守備のシフトを完成させる・・・

これ「トータルディフェンス」!!!

そこから(トランジッション)から攻めに転じる・・・
これをより攻撃的に成功させるには・・・
ブロックからの引き〜アタックの準備が大切になり・・・
「ラリー中に打ち分けられるスパイク」につながる・・・

このように・・・
全てのプレーが関連しあって・・・
攻めから守備・・・そしてまた攻めに転じることになります
ね。


<これ、ゲームフロー>
(参考・・・「game flow」)


その最初の攻めの考え方が「戦術的サーブ」で
相手コートに行ったボールがどう返ってくるのか?
に対して準備と配置をし待つのが

「ブロック」の位置とタイミングを軸とした「トータルディフェンス」

自コートにやってきたボールをまずファーストタッチできるシフトですね。
そこから攻めに転じる!!

十分な攻撃ができるように準備して攻めることでより威力を発揮でき・・・
得点に結びつく可能性が高まる!!!
ということになります・・・。



点数をひっくり返せる可能性はある!

それぞれの視点が曖昧でも・・・
それなりの経過はたどることができ・・・
一見いいラリーに見えたりすることもありますが・・・

より意図的に・・・
戦術的に・・・
組織的に・・・
取り組めたなら・・・


今まで当たり前のようにしていたプレーが実は得点を「取りこぼしていた可能性」
があったチームのプレーが・・・
少なくとも数点は・・・
もぎ取ることにつながるのではないでしょうか?

数点ひっくり返ると???
大きいですよね!!!



大きな視点でゲームを動かす!

一人一人の持つそれぞれの「技術」を・・・
ゲームの流れの中で最大限に活かすには?
どういった考えで・・・???
どういった動きで・・・???
どう守り攻めるのか???


大きな視点でとらえることは・・・
選手・チームに
バレーボールの面白さを味わう大きな要素ではないかと思います。

みなさん、いかがでしょうか?

最後まで読んで下さりありがとうございました。


2023年5月29日月曜日

バレーボール 当たり前の向こう側へ! 〜経験を越えよう!〜



選手も指導者も保護者も先人も・・・・

ほとんどの人が

「これまで自分が歩んで来た道」
「過去の経験や知り得た知識」
を通して

バレーボールをしている・観ているのではないでしょうか?


それは言わば「当たり前」のことではあるとは思うのですが・・・
果たしてそれがホントにいきたものなのか?
活きていく・活かされていくものなのでしょうか?


これまでの経験や見聞を通して、みなそれぞれの視点でバレーボールに関わっているんだと思います。

それはそれでいろいろあっていいと思うのですが

いざ提供しようとする時に自分の「知ってきたこと」を

あたかも「これがバレーボール!」といったように出すのってどうなのでしょう?


特に小学生から高校生の段階で、決められたメニューを言われるままにやっていくことに対しては多くの???がつきます。

子どもたちにとっては、自分たちが教えてもらったことが「バレーボール」だと思うんですよね。

それも当たり前の話しではあるのですが・・・

当然その都度のチームの状況やコンセプトによってチョイスをしないと時間がいくらあってもたりません。

でも
少なくとも指導する側は、より広い視点を見つけにいくことや、より多くの選択材料などを提供できるようにしていく必要があると思うのです。

それは今の私たちの過去の経験や形からは見えてこないことではないかと・・・。

結局は
プレーする目の前の選手たちの成長(勝つこと・上手くなること・語れること等)に直結していくことではないでしょうか?

選手たちも「今」が目的地ではなく、限りなく追求できる世界が待っていることにワクワクして手を伸ばしていって欲しいものです。



経験は大きな財産です!!
でも
そこから貪欲に・・・

バレーボールについていろいろな「宝の山」があちこちにころがっていると思うのです。


それを見つけにいくのは

「経験に留まらないことが選手たちのものになる」

「バレーボールってやっぱり面白い!!」

につながっていき、
そのまま
子どもたちの宝物となっていくのでは
ないかと思っています。

まだまだ探してみて
取り込み
目の前の選手たちの力になれるよう
より多くの材料を持つことと
提供の選択・方法等を具現化していく旅を続けるという発想で・・・

もちろん指導者だけの話ではなく・・・

選手たちも
今していることに流れるだけでなく
自分の思考と想像・創造力を使って
当たり前じゃないものを発見してみて欲しいですね。

おもしろくなりますよ〜〜!


それは決して自己完結はしません

関わって下さる

いろいろな「あなた」の力をお借りしながら

ことは進んでいくものですね。

バレーボールに関わる人たちが幸せに成長していけますように・・
お役に立てれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。