昔からの友
何年も離れては会い、会ってはまた何年も離れ
時に、一緒にあれこれ楽しんだ友が
なかなか厳しい状態にあるようで・・・
最近、彼に想いを馳せているのですが
1回聞いておきたいことがありました。
「あんたの頭の中では、バレーボールってリアル攻略ゲームみたいなもんやったん?」って。
(もし、今あなたがこの発想に立てたなら
ワクワクしながらバレーボールに取りかかることができるでしょう!)
彼は、昔からテレビゲームが好きだった。
お互いまだ結婚する前に家に遊びに行った時、朝起きてすぐにゲームを始めた30歳近い男に少々驚くほどだった(笑)
また、一緒にサッカーを観ていた時に「サッカーのディフェンスラインとバレーのブロックをオーバーラップして観ている」とポツリ。
いかにディフェンスラインを組織するか?
逆に、いかに相手のディフェンスを崩すか?
「それがおもろいよな〜」と言っていたことも思い出した。
多くのチームは、自チームの構成やシステムづくりに躍起になる。
もちろん個々人のスキルアップやチームの連携力アップに力を注ぐ。
それはそれで必要なことだと私も思う。
しかし、彼は何かが違っていた。
もちろんスキルアップは目指すのだが、いざゲームになるとなんというか「型」がない感じだった。
「バレーボールはこういうもの」「私のチームはこんなスタイル」「この選手はこのポジション」などの
なんというか「縛りがない」感じだった。
おそらく
自分の「今のチームメンバーでできる最大限の模索」や
相手に対して「どんな手を打てば有効か?」などばかり考えていたようにも思う。
そう言えば、1度「ゲーム中どこ見るん?」って聞いたことがあって
答えが「相手コートばっかり見てる」
自分のコートは?「ある程度分かっているから」と言っていたなあ。
結局のところ彼は
自分のチームの選手たちのいろんな可能性を試しながら最大限に持って行こうとし
相手チームの穴やスキや狙いどころ・・要するに「攻略ポイント」を探して
最終的に「クリア」に持っていくのを楽しんでいたのかもしれない。
理論やセオリー的なことは同感しながらよく語り合った
でも、彼の頭の中にある私からすれば「不思議な視点」はなかなか深くてわからなかった。
ここ最近、彼のことを思い浮かべる中で「そういうことなんか?」って
思ったのでした。
「バレーボールは、リアルな攻略ゲーム!」
ある意味本質的なところではないでしょうか。
今の子どもたちには意外と説得力を持つようにも思います。
「ゲームでクリアするためにあれこれ考えて攻略していくやろ?同じや!」ってね(笑)
本心を聞きたいから祈って待ってるぜ!!
最後まで読んでくださりありがとうございました。