2021年12月27日月曜日

バレーボール メンタルに迫る ~プロローグ~  (過去記事再掲1/7)

このブログを始めようと思った時から書きたいことでした。




いろんなスポーツ選手が試合後のインタビューで
「気持ちで行きました」「緊張して力が入ってしまった」
「負けない気持ちがまさっていたから」
「仲間のことを思うと力が出ました」   
「周りで「がんばれ」と言う声をきいて諦めず闘えました」・・・などなど・・・

聞いていて自身の技術面やチームの戦術よりも(監督始めスタッフ目線はこっちかも)
「気持ち」を口にされていることがすごく気になっていました。

また「普段はもっといいプレーができているのに」などのことも耳にすることって多くないですか?

日々の練習やゲームで力を発揮できる「こころ・気持ち」へのアプローチができないものかと思い、その一考を自分の頭から出してみようと思います。

さて、今回は内容に入る前の~プロローグ~


「メンタル」ってスポーツのどこにあたるのか??を勝手に整理し、、今後より具体的内容に触れていく土台として知って置いて欲しく書き記しておきます。

<思いきり持論ですので、突っ込んで頂きたいです>

日本的ですが「心・技・体」をベースに構成していきます。

今後深く掘り下げていくのはもちろん「こころ」です。


では「心・技・体」の総論へ・・・<それぞれカテゴリーに分けてみます>


「技」・・・<スキル>
・個人における「スキル」が基本。
   パス・レシーブ・トス・スパイク・サーブ・・・
   各フォームや動き方なども・・・

・ここでは「システム(フォーメーション)」「戦術」もここに入れておきます。

・メンタルに迫るために「個々人・チームとしての<理解力>も技術の1つとしておきます。



「体」・・・<フィジカル>
・基礎的体力
・身体能力
・各プレーに対しての身体動作の有りよう等・・・・

≪フィジカル≫的に言うと・・・
・スタビリティー・・・基本的な筋力など
・モビリティー・・・・・可動性(柔軟性や可動域含む)
・ファンクション・・・・連動性(しなやかな身のこなしなど)

※あえて、調整力や敏捷性・巧緻性といった表現は避けておきます。



長い前段になりましたが・・・
テーマはここからです!



<メンタルの要素>


「心」・・・<メンタル>と言いたいところですが、一工夫を!

・平常心であること<いつでもフラットな気持ちに持っていく>
・不安や焦りのマイナス発想
・緊張感・・・プラスにもマイナスにもなる
・スピリット・・・私は勝手に「闘う気持ち」としています。

このようなカテゴリーに整理して見た上で


「自分のこころ・メンタル」をどうコントロールすればよいかを
次回より深めて行きたいと思います。


(全体的に適切な用語があるかと思いますが、ご了承下さい。)

「どうしよう・・・」と思うことは常にあります。
少し頭を整理してみれば・・・の一つの「足がかり」として今回掲載しました。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

2021年12月19日日曜日

バレーボールの「見え方は変わっていく!」 (過去記事掘り起こし)

ずいぶん前の記事を手直しして掲載したいと思います。

私の経験から感じたこと・・・



私事、30才にして一旦完全にバレーボールから離れました。

子育てと障害のある子供たちに惹かれて・・・

そして17年全く触れもせず。
病気の事もあり縁あって近くのN高校女子の監督をされている先輩に声をかけてもらい再スタート。




そこからの話です。

なぜ前振りがいるか???
空白があったから新鮮に感じ見えてきた事もあると思うから・・・
(空白のおかげでもがいても埋まらないものも大きいですが)

さて本題・・・


N高校の先輩はとにかくいろんなことを教えて下さった。

でも・・・最初は・・・「見えなかった」

バレーボールから離れた時間のせいか、考えていなかったせいか等はわからない。



そう、選手の動きもフォームの善し悪しも見えない・・・。




数ヶ月してやっと見えてきたのが「静止画」だ。
動き出しやコンタクトの瞬間が見えるようになった。


でも全く話にならない・・・
マシーンをしつついろんな選手やチームをひたすらに見続けた。

とにかく「分かるようになりたいから!」

するとだんだんと・・・見えてきたのはワンプレーごとの「動画」だ!


それが見え始めると・・・
見える範囲が膨らんでいき・・・
個人からチームへ・・・そして・・・相手コートの動きへと広がっていった。



プレーが「動画」になり繋がっていくと・・・

一連の「流れとしてのプレー(バレーボール)」が見えてきた。


そうすると・・・
自分の中に<納得><理解>が生まれ、一方で<疑問>が頭をもたげてくる・・・

蛇足だが・・・今自分の持っている「考え」に縛られてはいけないと思う。
今の時点で、考えがないのはもっと教える選手に失礼だが。


バレーボールの世界は広い! 深い!
そう考えるとやはり「貪欲さ」が求められると思う・・・。


さて本筋に戻って・・・
なぜこんなことを書くのかというと・・・

教える側も教わる側も・・・そこにいる一人一人の「見え方」に注目できれば・・・
進む方向も見えてくるのではと思う次第です。

コーチが思っているほどに選手には見えなかったり・・・

コーチ自身が分かっているつもりでも「もっと見える事があるかも知れない」と。



見えている「一コマ」でなく・・・

変な言い方ですが・・・それぞれの「脳みそ」
眼を向けてみたら面白いと・・・。

「捉え方」「見え方」「理解度」「方向」・・・・


それは一人一人の頭の中・・・(指示的指導はそこを見ない・・)


コーチと選手ともに・・

理解が少しずつ共有されていけば・・

選手たちは、より意識的に・・意欲的に取り組めおもしろさが増すのでは?!


チームの「一致点」がどれだけ共通のものにできるか・・・
できた分、強くなれそうにも思ったりします。



いかがでしょうか???



最後まで読んで下さりありがとうございました。