見て欲しいのは、セルビア:ミハイロビッチ(レフト)選手の助走スタート位置!
「高さとパワー」が違うなんて言われていますが、確かにありつつもこれだけ十分な助走が取れればダイナミックでパワフルなスパイクはみんな打てる訳で・・・・
・・・ということの話です。
「十分な助走ができるように下がれればもっとしっかり打てるのに」・・・」
そんな場面が余りにも多くあるように感じました。
「それなりに」打って、ラリーにが続く場面・・・
少しトスがぶれるともう返すしかないような場面・・・・などなど・・・
一見「仕方がない」「頑張っている」ような・・
ブロックでワンタッチをとった!!!
ディグがつながった!!!
しかし、アタッカーが下がって準備ができず・・・打ち切れない・・・
ゲームの中で・・・最後にどう打ち切るか!!
点を取るためにとても大切な「アタックのための助走準備動作」・・・
もう少し焦点を当てる必要があるように思うのです。
ではなぜ???
選手たちの技術的問題なのでしょうか???
いえいえ「やってない(練習していない)」「意識できてない」のではないでしょうか?
日々の練習で・・・
スパイク練習・コンビ練習・・・そう、「単発 <やりっぱなし>」が多いのでは?
基礎的な「打てる」ことは必要ですが、相手とのやり取りの中でいかに力を発揮するか?を考えると・・・
例えば、2対2で・・・レセプションをした人が必ず打つようなこと
アタック練習を・・
ブロック動作から下がって同じように・・・
おそらくこれらの練習は取り組んでいることも多々あるかと思います。
でもそれは「基本的に」そう!!」 なのではなく・・・
選手たちの意識の中に・・・
「できた方が・できれば良い」ことになっていないでしょうか?
点数をもぎ取るために「必ず頑張らねばならないこと」→「当たり前の意識」にもっていくことが必要なのではと思います。
「でないとダメ」という発想ではなく・・・
選手の持っている力を「最大限引き出せる」ために必要な動きだと・・・!!!
今回は、気になっていたWS:サイドアタッカーのトランジッションからの準備動作についてあげてみましたが・・・
他にも多くの・・・
「繋げてはいるけれども」・・・
「準備ができれば」もっと活きたプレーができる・・・
そのような視点で日々の練習を・・・
再考してみてみるのもアリかと。
今、天皇杯・皇后杯 Vリーグをやっていますね。
ラリー中に・・・
「どこまで下がるねん!!!」みたいなところに目をやればまた面白いかもです〜!
最後まで読んで下さりありがとうございました。