2021年11月12日金曜日

かつて「お茶の間」にバレーボールはあった!? 今子どもたちは何を見る?

 ちょっと思うことがありまして・・・

今バレーボールをしている子どもたちって

所属しているチームや関連する場所以外でバレーボールに触れる機会や

共有する機会って、どうなんだろう?って・・・

で、2回に分けて書こうかなと・・・過去とこれから・・・


今日は過去・・・(年配の方には「うんうん」若い方には「ふ〜ん」の回)

私の思い出のままに「バレーボールって身近にあったなあ」の話です。 

        


1970年代に戻ります。

私が子どもの頃、まだバレーボールをするなんて思ってなかった時・・・

テレビで「サインはV」「アタックNo.1」を何気に家族で観ていた・・・

            (上戸彩さんのリメイクもありました〜)

そして強烈に残っているのが「ミュンヘンへの道」

ミュンヘンオリンピック直前にゴールデンタイムでドキュメントタッチで・・・

全日本男子が金メダルに向かうストーリー

エンデイングで「ミュンヘンまであと〇〇日」って(笑)


それもあってか本番のオリンピック決勝を必死で応援した記憶があります。


それから数年・・・バボちゃん登場!

中学生の時、ワールドカップバレーって??と他人事に思いつつ自分はバレーをしていましたが・・・

バレー部じゃない生徒が、ミカサの折りたたみ式のトートバックに「バボちゃん!」

「なんじゃこれ!!」が私の最初でした。


その前後にも相変わらずテレビでバレーボールが放映されていました。

そこで日本選手だけでなく、海外の選手のプレーに惹きつけられた覚えが・・・

そう単純に「あこがれ」「すげえ」「カッコええ」ってやつ・・・

私はソ連の「サービン」選手が好きでした。(今のザイチェフの父の相棒)


高校の時、1970年代後半・・・

キューバ旋風が〜〜〜〜!!! インパクトありありすぎて・・・

「マルテイネス選手だ!」174cmなのに・・・跳ねる跳ねる!!


これもワールドカップバレーの放映がきっかけだったように思います。

なぜかセットで記憶に上がってくる・・・

ジャニーズ!  ・・・V6・・・嵐・・・Heisei-Jump・・・(笑)


その間、全日本は勝てなくなり・・・

時代とともに・・・次第にテレビ放映も減少・・・


でも、4年に1回はWカップバレーが・・・

その次の年は、オリンピック!

その翌年は、グランドチャンピョンズカップ(グラチャン)無くなった?

(その次は:世界選手権・・・この4年サイクル・・・)


ざっくりあげましたが・・・最近まで・・・

バレーボールの話題が・・・

家族と一緒に・・・

バレー部の仲間と一緒に・・・

また、バレーをしていない・特に関心があるわけでもない人とも・・・

共有できるような環境にあったんだなあ・・・

と、今改めて思っています。

「昨日観た?」「すごかったな」等・・・

生活の中・・・「そこ!」にバレーボールがあったなと。

こりゃ文化だったのかもと。


かつて、情報源はテレビかラジオで・・・

そのテレビに頻繁にバレーボールがあって・・・

あらゆる人がそれに触れる機会があって・・・

共有・共感できることも多くあった・・・

ごく最近になって・・・「ハイキュー」が出てきて似たような共有もあるけれど・・・


メジャーかマイナーかとかではなくて・・・

バレーボールはそこらにあるものと思い込んでないかなって。


今や「観たいものを選択する」時代になり、それは個人が基本で・・・

スマホの小さな画面なの?

ワールドカップバレーもなくなるらしいし・・・


じゃあ今の子どもたちが一緒にワクワクしてバレーボールのことを話すってないの?

誰かステキだと思う選手に出会う機会も少ないの?


いや〜

レベルの高い選手やチームに触れて欲しいしあこがれて真似て欲しい・・・

自分がやっている世界ではない場所を覗いて欲しい・・・


かつては、勝手に見せてきてくれた・・・

これからは、あえて見せる機会を作ってあげないと・・・


今日は、勝手な範囲の思い出からでした。


みなさん、どう感じましたか?


「これから」は、次回で!


最後まで読んで下さりありがとうございました。





2021年11月11日木曜日

BIGBOSS 新庄氏(野球)と名古屋ウルフドックス(バレー)マクガウン監督の記事から  〜チームづくり・選手の居場所をふと想う〜

 ※昨日までの「基本的スキルとスキルを生かす要素」全パワーポイントスライド

PC版最下部に掲載しています。ぜひご活用ください!※


今回は、最近のネットニュースを眺める中で「ハッ」とし、過去の自身の経験と合わせて

チームって?  

選手の居場所・モチベーションって?

について思ったことを書いていきます。


ネットニュースからのインスピレーション

プロ野球日ハムの新監督、いやBIGBOSS新庄氏の記事は大賑わいですね。その中で「ハッ」と引っかかった言葉がありました。

11月5日、来季の支配下選手全員を1度は1軍戦に出場させる考えを明かした。自身のツイッターを更新し「選手全員を1回はあの大歓声の1軍のグランドに立たせることをここで約束します」と宣言した。(yahooニュースより抜粋)


Vリーグ:名古屋ウルフドックス新監督のインタビュー記事にもこのような言葉が・・・

私のバレーボールにおける哲学ですけれども、全ての選手を平等に出してあげたい、機会をあげたいと思っています。ここまで良い取り組みを見せてくれています。コーチとして、スタメンを選ぶのが本当に難しい、それぐらい選手たちに力が拮抗していて、ベストを尽くしてくれていると感じています。スタメンで出ている選手が、なかなか上手く表現できない、いいプレーが出来ないときもあると思いますが、今このチームはそういった時に替わりの選手として、自信を持って送り出せる選手たちがたくさんいます。(11/2バレーボールマガジンより抜粋)


記事全体ではない抜粋で両氏の本意と一致するかどうかは分かりませんが・・・
私の勝手な解釈からの展開ですのでそこはよろしくです。

キーワード・・・
「全員を1軍のグランドに立たせる・・・」
「全ての選手を平等に出してあげたい・・・」  

で、過去私が経験し、感じたことなんですが・・・2つ・・・


足立さんのアシスタントとして高校3校のある合宿に参加させて頂いた時のこと



全員が各練習を行い、最後にゲームをしました。1つはレギュラーチーム。もう一方はベンチ以外の選手たちのゲーム。私はレギュラー以外のゲームを担当したのですが・・・
練習ではあまり違和感も感じず皆頑張る様子だったと思うのですが・・・
ゲームをすると・・・3チームともに見られたのでちょっと驚きでした。

覇気がない・・・
ミスしてもヘラヘラしている選手も・・・
声を掛け合うこともあまりない・・・

各監督さんが居られないことや私なので気を緩めていたのかもしれません。
チームのリーダー的な選手が居ない、チームになって居ないから?
ひょっとして、ただ所属して練習を頑張ることに流されているんだろうか?

思わずゲームを止めて・・・
合宿中にやったこと、感じたこと、考えたことなど振り返ってもらったりしましたが、
今ひとつ・・・
足立さんも「そういった選手たちをどうしてあげることが良いのか?本当に難しい課題だよね」と言われていたのを思い出しました。


大学女子の監督時代に・・・


もう一つ、大学の春季リーグ戦で新入生も含めて全員出場させたことがあって・・・。
17名でしたが、とにかくチームとしてできるだけみんなが公式戦の感覚を共有しながらチームをつくっていきたくて・・・いわゆるレギュラー的でない学生が見事にイキイキと活躍し、活気ある練習の日々だったと(後、私事情で申し訳ないことに辞めてしまいました)。

大学でリーグ戦があるからできたことなのかもしれません。
大所帯となるとこれまた色々と大変ですし・・・
高校などは、小さな大会とてシードがかかったりしていますしね〜。


チームづくり、選手の居場所、選手・チームのモチベーション、力のアップ度・・・

できる限り選手たちに、公式戦と言われる試合のコートに立たせてあげる方法を考えてみるのは大切なことではないかと思うのです。
野球やサッカーでも時折ニュースの記事になっているのも見かけます。
試合に出ない多くの部員の話・・・ホントにそれでいいの?って・・・
当たり前のように流れてしまっていることってあるんじゃないかなって・・・
もちろん試合のコートに立つ以外のことも考えれば良いのですが・・・

今回は、おふたりの新監督(新庄・マクガウン両氏)の言葉がとても刺さったので
試合に出る!
ことに関連して書かせて頂きました。

チームとして強くなって行くためには共有項が多いほうがいい・・・
そこに所属する選手一人一人の居場所(やる気やりがいのある場所)のために・・・
日々の練習への意識・モチベーションが違ってくる・・・

さて、皆さんはどう感じられましたか?

よければコメントもいつでもお待ちしております!
また、PC版のフォローするも・・・(笑)

最後まで読んで下さりありがとうございました。