以前、釧路で小学生と練習をさせてもらってず〜と頭の中にあったことです。
低学年の小さな子はほんとにサーブを入れるのに一生懸命!!入れば感激!!みたいな。
一方、6年生の男の子の話・・・
とても威力のあるボールを打ちます。
でも・・・
フォームは不安定・・・従って・・・上手くコートに入る確率も低い・・・
少し「力を抜いてみて」というと数本やってみるもやっぱり「強く打ちたい」様子。
この練習会で、サーブの力の入れ具合・・・
「強く」と「コントロールして」と「ふわっと」の違いを感じてもらおうかなとやってみたのですが・・・
・・・これは練習方法があまりにもマッチせずダメダメでした・・・
で、何が言いたいかと言うと・・・ここからが本題・・・・
いろいろなカテゴリーの一般的な試合を見ていると・・・
「無意識に」「強いボールを打つ」ことにだけ意識があるように感じます。
上述の小学生もそうですが・・・サーブを・・・
「強く打つ」方向だけの意識で練習しているようで・・・
はっきりと・・・「それだけではない!!」と!!
サーブが入ると嬉しい段階を過ぎれば・・・
是非「コントロールできる」ような意識を持ってサーブに取り組めるようにして欲しいと思います。
強く・無回転(フローターサーブ)・スピード・・・この要素はこれで大きな要素です。
でも・・・
「ゲームの中で活きるチーム力としての戦術」として有効に使えるのが・・・
「サーブ」という武器です!!!
基本的には・・・
ターゲットの正面を外して・・・前後左右に打つ・・・
レシーバーの間に打つ・・・・
有効なコースに打つ・・・
アタッカーの経路に打つ・・・ ・・・・などなど・・・
※ここについての詳しくは次回にて!!
とにかくサーブは
「戦術的なものである!!」
これは確かであると言えると思います。
サーブが入るのであれば・・・
コントロールできる「力の入れ具合の違い」を体感・体得することが・・・
「ここをねらって相手を崩していく」
そして「自分たちにより優位な状況でトランジッションにあたる」
といったチームの戦術としてのサーブの使い手として活かすことができることにつなげていくことができますね。
選手たちに・・・
コントロールの必要性を理解させることは・・・
この「戦術的にサーブを打つ」という考えの基本になるのではないかと思います。
たまたまその選手のいいサーブがいったのか??
意図的にゲーム全体を通して崩しにかかるのか??
どちらがゲームの中で効果があるか・・・???
サーブは意図的に「仕掛ける戦術的プレーである!!」
ではないでしょうか?!
強くスピードのあるサーブを磨きながら・・・
コントロールできることで・・・
「相手が嫌がる」「見方に有利な」方向の考えを持った<意図的>なサーブを目指して欲しいなと願うのでした。
もう一回、サーブに関する内容を書きたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
バレーボールに関わる人たちが、ステキに輝きながら成長していけるよう祈っています。 バレーボールについて様々な発想・視点を持つことは非常に重要です。ここではいろいろな角度からバレーボールに関して執筆しています。 あなたが知りたかったポイントや気づきを見つけられるかも知れません。 具体的なHOW TOの活動は必要ですが、見方や考え方を広げ、深めることはさらに大切な視点と言えます。 少しでもバレーボールを愛する人たちのお役に立てれば幸いです。
2015年10月7日水曜日
2015年10月3日土曜日
オーバーハンドでのレシーブ(特にレセプション)をスタンダードに!!
過日、釧路で一緒に練習をした男子中学生のチームが「ヤングバレー交流会」で札幌にやってきたので応援に行ってきました。
共に練習をしたこと、ステキな指導者の元でひたむきにプレーする彼らはやっぱりいいなあ・・・と。
他チームの様子も見る中で・・・
奥の方にサーブを打たれ・・・
上手く返球できずにラインを下げて・・・
窮屈になってやっぱり上手くいかない・・・・
そんな場面が何度か見られました。
で・・・
「レセプションのオッバーカット」が今日のお題です。
これは以前から思っていたことでもあるのですが・・・
「もっとオーバーハンドを使えばいいのに・・・」と。
レセプションはアンダーハンドでするもの??なのでしょうか??
プラス・・・Aパス至上主義(あまり好きでない言葉ですがあえて)・・・
この「固定観念」が大きく足を引っ張っているように感じます。
オーバーハンドでのレセプションでは・・・
いわゆるAパスの成功率は下がるかもしれません・・・・ですが・・・
オーバーハンドでできることで・・・
「ラインをあげて積極的・攻撃的なレセプションのフォーメーション」が組める・・・
「特に1番(ライトサイド後方)・5番(レフトサイド後方)へのボールに前衛の選手がオーバーハンドで対応すれば、後衛選手の役割は明確かつシンプルになります。
このコースに打たれるとAパス成功率はいずれにせよ低くなるのですから・・・
他にも・・・アンダーハンドで不安を感じたときなどでも「対応できる選択肢」となりうる訳で・・・・。
「当たり前」や「できなかったこと」にプラスするという発想だと少しの不具合でやめてしまうケースも多いようですが・・・
この「オーバーハンドでのレセプション」に関しては・・・
より有効なレセプションスキルの1つとして手に入れるべき技術だと思っています。
少しだけ・・・プラスして・・・
オーバーハンドパスとオーバーハンドレシーブ(レセプション含む)は根本的に別物です!!
レシーブ時は絶対に「手の中にボールを入れない!!」です!!
手首を固定して肘を押し出すように「はじく」ことが基本です。
身体は安定した形(腰が入った)が基本型ですが多少ブレてもフォロースルーでOK!!
もう1つ・・・
バレーボールを経験する中でのNG・・・・
「痛い」と「怖い」がないように段階的に進めることです!!
ここを外すと全く期待できなくなりますから要注意です!!!
おまけの話・・・・
日本には・・・これ以上ない「オーバーハンドレシーブ」の<スペシャリスト達>がいます。
それは・・・・
「9人制」の選手たちです。
当然ママさんバレーのみなさんの中にも達人は多くいます。
チャンスがあるなら・・・
カテゴリーに関わらず・・・
練習会や講習会でもいいので・・・
その技術を目の当たりにしたらいいのに〜!!と思います。
ホントに素晴らしい技術で間違いなく「お手本」となると!!!
これは日本だからこそなんですから〜〜〜!!!
指導者の方々も選手の皆さんも・・・・
一度じっくり検討して・・・取り組んで・・・活かして欲しいと思います・・・・。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
共に練習をしたこと、ステキな指導者の元でひたむきにプレーする彼らはやっぱりいいなあ・・・と。
他チームの様子も見る中で・・・
奥の方にサーブを打たれ・・・
上手く返球できずにラインを下げて・・・
窮屈になってやっぱり上手くいかない・・・・
そんな場面が何度か見られました。
で・・・
「レセプションのオッバーカット」が今日のお題です。
これは以前から思っていたことでもあるのですが・・・
「もっとオーバーハンドを使えばいいのに・・・」と。
レセプションはアンダーハンドでするもの??なのでしょうか??
プラス・・・Aパス至上主義(あまり好きでない言葉ですがあえて)・・・
この「固定観念」が大きく足を引っ張っているように感じます。
オーバーハンドでのレセプションでは・・・
いわゆるAパスの成功率は下がるかもしれません・・・・ですが・・・
オーバーハンドでできることで・・・
「ラインをあげて積極的・攻撃的なレセプションのフォーメーション」が組める・・・
「特に1番(ライトサイド後方)・5番(レフトサイド後方)へのボールに前衛の選手がオーバーハンドで対応すれば、後衛選手の役割は明確かつシンプルになります。
このコースに打たれるとAパス成功率はいずれにせよ低くなるのですから・・・
他にも・・・アンダーハンドで不安を感じたときなどでも「対応できる選択肢」となりうる訳で・・・・。
「当たり前」や「できなかったこと」にプラスするという発想だと少しの不具合でやめてしまうケースも多いようですが・・・
この「オーバーハンドでのレセプション」に関しては・・・
より有効なレセプションスキルの1つとして手に入れるべき技術だと思っています。
少しだけ・・・プラスして・・・
オーバーハンドパスとオーバーハンドレシーブ(レセプション含む)は根本的に別物です!!
レシーブ時は絶対に「手の中にボールを入れない!!」です!!
手首を固定して肘を押し出すように「はじく」ことが基本です。
身体は安定した形(腰が入った)が基本型ですが多少ブレてもフォロースルーでOK!!
もう1つ・・・
バレーボールを経験する中でのNG・・・・
「痛い」と「怖い」がないように段階的に進めることです!!
ここを外すと全く期待できなくなりますから要注意です!!!
おまけの話・・・・
日本には・・・これ以上ない「オーバーハンドレシーブ」の<スペシャリスト達>がいます。
それは・・・・
「9人制」の選手たちです。
当然ママさんバレーのみなさんの中にも達人は多くいます。
チャンスがあるなら・・・
カテゴリーに関わらず・・・
練習会や講習会でもいいので・・・
その技術を目の当たりにしたらいいのに〜!!と思います。
ホントに素晴らしい技術で間違いなく「お手本」となると!!!
これは日本だからこそなんですから〜〜〜!!!
指導者の方々も選手の皆さんも・・・・
一度じっくり検討して・・・取り組んで・・・活かして欲しいと思います・・・・。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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