2015年10月30日金曜日

誰でもある『勇気!!!』

この間の学生やいろいろなチームの試合を見て思っていたこと・・・

連続で点を取られたり、ミスが続いたりした場面で・・・
「うまくやろう」としてプレーが小さい感じになってしまい、逆に攻めに転じられたり
「受け」に回ってしまってこれま逆にミスにつながったり・・・

ゲームの中の「不利な状況」で多々見られますよね。

いや、気持ちはよく分かります!!

「次は上手くやりたい」「ミスしないように」
そして・・・
「また失敗したらどうしよう?」などなど・・・

多くは・・・
『次の展開に体する不安感』がそうさせるのかと・・・

本当に人ってのはいろいろ考えてしまうものですよね・・・

でもこの「不安感」って『自己防衛』に過ぎないのかも?
って思うとどうでしょうか?

相手に勝つために、目標を達成するために
日々、頑張って練習をしてきたのに・・・

結局は「自分を守るの?」
なんて言われたら・・・・
逆に腹が立って来たりもしませんか?
言い方は悪いかもしれませんが・・・けっこう図星?!

苦境に立つとネガティブな感情・思考が表れるのも人としてしかり!!
でも、忘れちゃいけません!!!
みんな「勇気を持っていること」を!!!

上述しましたが・・・
目標を達成するため・勝つために
毎日何時間もバレーボールに時間を使い、身体も頭もフルに使い・・・

なのに肝心の本番(試合)で不安が勝つなんて・・・
そう思ったらどうですか?

どうせなら「勇気」をとりましょうよ!!
と言いたいのです・・・。

「勇気」というととても思いきりが必要に感じるかもしれませんが・・・

「勇気」は「決断」
と置き替えるとどうでしょうか?

「決断」しないでズルズルはやっぱり困ったものですよね。

ですから・・・
苦しい状況になった時に・・・
相手と闘う!!
相手コートに落としてやる!こっちはやられない!(前回記事です〜)
この戦術で・誰々に打たせて・・・等々・・・・

「よし!!」と決めてやりましょうよ!!

結果が良くなくても
何度も決断して立ち向かう!!!

不安な自分と闘うのか?
勇気を出して決断して相手と闘うのか?

どちらがいいかははっきりしていますよね!!


選手はもちろんですが・・・
監督・コーチ等指導者側についても・・・
あらゆる場面で「勇気を持って」「決断して」行く場面は多々ありますね!!


これから試合を控えているみなさん

誰もが持っている・・・
「勇気」を使って・・・
相手と闘う「決断」をして・・・

チームのみんなで共有し合って・・・

思う存分に力を発揮して下さいね。

要するに・・・・
「せっかく頑張って来たんやから、思いきり闘って!!!」ということですわ(笑)

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2015年10月29日木曜日

シンプルな発想に立ち返る!!

前回、「バレーボールは難しいなあ」といった記事を書きましたが・・・

それについてFacebook上でコメントを頂きました。

「難しく考えると難しくなる・・・」といったこと・・・

・・・コピペします・・・(浦田さんありがとうございました!勝手に載せますが)

難しく考えるから難しくなるんだと思います(^o^)
単純に『ボールを自分のコートに落とさない』事と『相手のコートにボールを落とす』事を突き詰めたら良いのではないでしょうか(^O^)v
そして『ボールを落とさず、ボールを落としたら楽しい』って事を素直に喜べば、バレーボールは楽しくなりますよ(^O^)v
スタッフは、そのための戦術を考えて伝えたら良いんじゃないでしょうか<(_ _)>

コメントを頂いて「ハッ」としました!!

すごくシンプルですが確かに的を得ていると!!

いろいろと考えながら・・・
「付け加え」や「違った方向」など
突き詰めていこうとしがちでしたが、このコメントを見て・・・

「そうだ!煮詰まってきたらあれこれ策を考えることもあるが、もっと単純にシンプルな発想に立ち返ればより良く見えてくるな!!!』と!!!

よく「基礎・基本が大切」等言いますが・・・
基礎・基本とは?みたいなまたややこしい考えになるのではなくって・・・

とにかく「シンプル」な発想に立ち返ることは・・・
枝葉末節も含めて・・・
自分の思考にあれこれと「装飾」してしまっていることの・・・
「根幹」に目を向け・・・・
またそこから・・・
現状に合ったものを創っていく作業に取りかかれ・・・
チーム・選手に合った中身ができるように思えました。

1つ1つのプレーでも・・・
シンプルに・・・
よく動けて・・・
全身を使えて・・・
ダイナミックに・・・
そんなことにもつながるのかと感じた次第でした。

何だかすっきりした私でした!!!

それと・・・
今回のように自分の中になかった感覚をもらえると言うこと・・・
これは・・・
(自分の基本的な考え方や信念や今の立ち位置(考えの)は必要かと思いますが・・・)
自分だけでなくいろんな人との関わり繫がりの中でより良いものができていくんだなあと
改めて感じたところでもありました。


みなさんはいかがですか???

指導する人も選手のみなさんも発想的には同じように思います・・・

いろいろと考えれば考えるほどに・・・
思い悩むことも多いかと思いますが・・・

一旦、「シンプルな発想に立ち返る」ような・・・
頭の切り替えと・・・
すっきりリフレッシュした思考で・・・

またやっていくのもおもしろいのではないかと・・・
いうのが、今回私が感じたところでした・・・。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2015年10月26日月曜日

改めて・・・バレーボールは難しいなあ・・・

大学リーグ苦戦続きです・・・
セットを取れるものの、一気に崩れていく試合が続いています。
原因を考えれば・・・
・個人のスキル(特にスパイクの弱さ)
・システムの徹底が不十分
・戦術・特にサーブが活きていない
・経験不足・・・苦しい時の立て直しに関して・・・
・つなぎ・・・次に託す技術とメンタル
・メンタルコントロール         ・・・などなど・・・・

練習の中でそれぞれの課題に取り組む中で・・・
「確認」や「自信」などの・・・
「試合への準備」はやっていくことは必要なのかとも思ったりするものの・・・

この間の様子を見ていると・・・
「自分たちで(コートの中で)悶々としながらも答えを何度でも導き出しながら相手と対峙し越えていくしかない」ように感じたりもしました。

相手があることなので・・・
どうしても越えられずに終わることもあるかとも思いますが・・・
少なくとも「自分たちで崩れていくこと」はないようにと願うばかりです。

その上で・・・
さて、スタッフとしてなにができるか???

上述の練習時での工夫やアドバイスやゲーム中の言葉がけなど・・・

う〜ん、何か引っかかっている自分の中の「違和感」・・・

だんだん分からなくなってきています・・・

バレーボールは難しい・・・・
改めて感じる今です・・・

試合に勝てない状況で選手たちには申し訳ないのですが・・・
このような状況に出くわすことができ
またいろいろとじっくりと考える機会があるのは・・・
現場に居るからこそのこと・・・

今一度じっくりと・・・
整理できるところはしてみようと・・・

行き着くところは・・・
「試合の流れの中で力を発揮しきれ勝つために!!!」・・・
日々何をどう取り組んでいけばよいのか???

キーワードはやはり・・・
ゲームに活きる練習と・・・
チーム・個人にあった(必要とする)練習・・・かな。


実際に今・・・
それぞれのチームでまさにもがきながら闘っている「選手のみなさん」の感覚や・・・
チームを率いて日々奮闘されている「監督やコーチのみなさん」の考え等・・・

いろいろと交流させていただきたいと感じる今です。

みなさん、遠慮なく・好きに絡んでやって下さいね。


あ〜〜〜
バレーボールは難しい〜〜〜〜
でも・・・
やめられまへんわ!!!!


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2015年10月17日土曜日

何を再現しプレーに活かすか?

前回の続きです・・・。

技術・メンタル・戦術等の・・・
伝えられたポイントを頭の中に「ストック」していくこと・・・
それを再現可能にしておくこと・・・
これらはたいせつなことですよね?!といったことを前回書きました。


「何を再現するものとして引き出してくるか?」ということで・・・

例えば2段トス・・・
上手く上がらなかった・・・・では何をチェックして次に活かすのか??

・ボールの下に入るのが遅かった・・・・in time:素早いフォローの動きをしよう!
・ボールが飛ばなかった・・・技術は:手だけでなく全身を使おう!方向を向こう!
             ・メンタル:うまくより「打って」でいこう!
・ダブルコンタクト・・・・・技術は:タイミングをはかろう!
             ・メンタル:リラックスして大胆にいこう!
・誰かが気になった・・・・・お互いに確認し合おう!

などなど・・・
同じミス・上手くいかなかったプレーでも次に活かすために考え・意識することは違ってきますよね。

相手チームとの関係になればさらにいろいろと・・・
自分たちのありようを考えるのか?
相手への対応を考えるのか?     など・・・・


練習においては・・・
練習の目的や各プレーのポイントを意識しているかどうか?
けっこうはっきりと表れるのではないかと思いますが・・・

頑張る・頑張れ・・・また・・・
慣れてしまって流れているような練習ではダメということになってきますね。


ということを考えていくと・・・
選手は・・・
日々いかに意識的に創造的にそれぞれの練習に取り組めているか?
指導者は・・・
いかに意識的・創造的な方向での練習の創意工夫ができているか?声かけやアドバイス、指示が選手の「ストック・再生」の要素(結局は試合で活きるのはこれでしょ!!)になっていくのか?


もう1つ・・・
それらをより有効にするには・・・
選手と指導者(監督・コーチ・スタッフ・他の大人でも)間のコミュニケーションが大きいとも思います。
一方的に伝授する・されるだけでなく・・・
選手の感覚・実感からの疑問等を・・・
選手は出せ、大人は受け止めて返す・・・
こうしたことが円滑にできるようになればさらに変わってくると思います。

時として選手の「言い訳」や「自己満足」になる恐れもあるので互いの信頼とチームの信頼がやはり大切になるのかな?なども思ったりします。


これまでを振り返り・・・
これからを創造していくために・・・
今一度考えてみてはいかがでしょうか?!

またご意見等下さればとも思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございました。





2015年10月16日金曜日

意識(チェックポイント)を再現可能にストックしておく!!

こちらでは大学リーグがスタートしました。
また各カテゴリーにおいても、これから今年度の集大成となる大会が控えている時期ですね。

日々選手たちはボールを追いかけながら、一生懸命に頑張っていますね。
とにかく一生懸命に・・・・

そこに
「意識するポイント」や「チェックできるポイント」を持ち合わせていればと・・・
ついつい一生懸命にボールを追いかけるあまりに・・・
この「どうすればうまくいくのか?」「今は何を目的にやっているのか?」「そのプレーに必要な要素(ポイント)は何なのか?」等についての「意識」がないままに過ごしてしまっていることが多々あるように思います。

先日、大学の練習でも・・・
「相手の嫌がるところ・思わぬところに返球を」といった指示が入り、その日は皆スゴく意識して面白いやりとりができ、実感もあったようでした。
しかし次の日同じ練習で、その「意識」はどこにいったのかな?みたいな無意識にやりとりをしてしまう様子でした。

私もいくつかのチームで意識・実感できる練習を提供しようとし、結構手応えも感じたりするのですが、しばらくして見ると・・・ん??
元に戻っているというか・・・
意識してないなあ・・・といったこともしばしばあります。

「できるようになる」には・・・
繰り返しの中で身につくまでできないのは当然ですが・・・
意識ややろうとする「意図」までなくなって・・・
ただ「頑張る」のは残念というかもったいないというか・・・

日々の練習の中で・・・
またゲームの中で・・・
必ず「どうしたら??」といった場面はあるはずです!!!

そこで
これまで教えられたことや伝え聞いたことを思い出して・・・
(これが「チェックポイント」になりますね。)
続く練習の中に自分の「意図」が反映されるようなプレーに臨めたり・・・
ゲームの中で修正や切り替えや次に向かう大きな要素になると思います。

チェックするポイントとしては・・・
各プレーにおける技術的なところであったり・・・
流れの中での動きであったり・・・
連携のありようであったり・・・
戦術の確認であったり・・・
身体のリラックスや感情のコントロールであったり・・・

その都度、各人それぞれに・・・
「再現」するところは違ってくるのかと思いますが・・・
その「再現できるポイント」を・・・
いつも持ち合わせていれるかどうか・・・
いくつもストックできているかどうか・・・

これがあるかないかで選手各人の成長の度合いは大きく違ってくるのではないかと私は思っているのですが・・・
いかがでしょうか???

そのあたりのポイントについては指導の側は日々伝えてはいるし、選手は実感できていることも数多いはずですよね。

日々の中で・・・
よりよく伝わり・・・
実感でき・・・
再生可能なストックができるような・・・

練習の工夫・積み重ね・伝え方等々・・・
考えながらチームを、選手を育てていければと思っています。

そう考えると指導者の提供できる中身はとても重要で、互いに勉強し合って選手に豊かなものとしてストックさせてあげられるようにしたいものです!

繰り返し頑張ればよいというのではなく・・・その部分も必要ですが・・・
選手の頭にストックされていき・・・
再現できるようになっていくにはどうしたらよいのか???

私も模索中です・・・

指導者は具体的な方法の工夫やありかたを・・・
選手は常にその意識を持ちながら・・・

またご一緒に考えていけたらおもしろいかな?!!と思っています。


次回は・・・
では「何を再現すればよいのか?」みたいなことを書こうかと・・・・


最後まで読んで下さりありがとうございました。





2015年10月10日土曜日

相手を崩すサーブを! 〜戦術的サーブへの1歩〜

強くスピードのあるサーブが打てることは重要な1つの方向ですが・・・
「意図したところ」にコントロールできるようになることが「戦術的なサーブ」へのもう1つのポイントだ!と前回書きました。

今回は・・・
では、どこに?
どう練習する?
などのことを少し書いてみようと思います。

基本・・・相手の正面を外す・・・ターゲットの前後左右をねらう・・。
    ・コースをねらう・・・・1番(相手ライト後方)5番(相手レフト後方)
               ・相手前衛(ショートサーブ)
    ・エースとなる選手に集中して取らせる・・・・などなど・・・

簡単にあげてみましたが・・・
強くスピードのあるサーブを目指すと同時に上記を意識したサーブの練習を日々の練習の中で取り組むことが重要だと思います。


<具体的には??>・・・練習例・・・

コートを分割してコースをねらう・・・遊びの延長でもよいので・・・

ターゲットを置き・・・前方左右・後方左右・・どこに打つか?声にしてねらう・・・
          ※いきなり9mでなくても3m・6mと段階的でOK!

          ・複数のレシーバーを配置して・・・横並び・斜め・縦・・・

エンドラインから・・・ゲームと同様な感覚で・・・・
          ・ターゲットを配置してコースをねらう・・・さらに強さも。

(図にしないと分かりにくいですね(汗)・・・すみません)


<いつ組み込む?>
遊びの延長的にコースをねらうことは別として・・・
サーブはやはり1本1本「集中して」打つ必要があると思います。
従って練習の「最初の集中できる時間帯」に取り組む方が効果的と。
※ターゲットになるレシーバーのレセプションも同様に集中が必要ですよね。


相手を外す・・・コースをねらう・・・強さも加える・・・
こうした視点を段階的に組み込んでいき・・・
最終的には・・・・
ゲームの状況設定の中でも「相手を崩すんだ」といった意識でサーブをねらって打てるようにできればと思います。


簡単に言ってしまえば・・・
「どこにどんなサーブを打って相手を困らせたいか」の意図があるサーブを打てるようにしましょう!!ということですかね。



付け加えで・・・・
ゲーム状況によって緊張が影響しやすいのもこの「サーブ」
サーブに入るまでのルーティーンを作ってみるのも1つ・・・
上手くいくか?失敗しないか?のネガティブな発想はおいてしまい、「ここに打って相手を崩すんだ」と仕掛ける気持ちで打てればいいですね。

メンタル的なところは過去記事にも書いていますが・・・
また機会をみて書こうとも思っています・・・。


最後まで読んで下さりありがとうございました。




             

2015年10月7日水曜日

サーブが入るようなら・・・  〜戦術的サーブへの誘(いざな)い〜

以前、釧路で小学生と練習をさせてもらってず〜と頭の中にあったことです。

低学年の小さな子はほんとにサーブを入れるのに一生懸命!!入れば感激!!みたいな。
一方、6年生の男の子の話・・・
とても威力のあるボールを打ちます。
でも・・・
フォームは不安定・・・従って・・・上手くコートに入る確率も低い・・・
少し「力を抜いてみて」というと数本やってみるもやっぱり「強く打ちたい」様子。

この練習会で、サーブの力の入れ具合・・・
「強く」と「コントロールして」と「ふわっと」の違いを感じてもらおうかなとやってみたのですが・・・
・・・これは練習方法があまりにもマッチせずダメダメでした・・・


で、何が言いたいかと言うと・・・ここからが本題・・・・

いろいろなカテゴリーの一般的な試合を見ていると・・・
「無意識に」「強いボールを打つ」ことにだけ意識があるように感じます。
上述の小学生もそうですが・・・サーブを・・・
「強く打つ」方向だけの意識で練習しているようで・・・


はっきりと・・・「それだけではない!!」と!!

サーブが入ると嬉しい段階を過ぎれば・・・
是非「コントロールできる」ような意識を持ってサーブに取り組めるようにして欲しいと思います。

強く・無回転(フローターサーブ)・スピード・・・この要素はこれで大きな要素です。

でも・・・
「ゲームの中で活きるチーム力としての戦術」として有効に使えるのが・・・
「サーブ」という武器です!!!

基本的には・・・
ターゲットの正面を外して・・・前後左右に打つ・・・
レシーバーの間に打つ・・・・
有効なコースに打つ・・・
アタッカーの経路に打つ・・・         ・・・・などなど・・・

※ここについての詳しくは次回にて!!


とにかくサーブは
「戦術的なものである!!」
これは確かであると言えると思います。


サーブが入るのであれば・・・
コントロールできる「力の入れ具合の違い」を体感・体得することが・・・
「ここをねらって相手を崩していく」
そして「自分たちにより優位な状況でトランジッションにあたる」
といったチームの戦術としてのサーブの使い手として活かすことができることにつなげていくことができますね。

選手たちに・・・
コントロールの必要性を理解させることは・・・
この「戦術的にサーブを打つ」という考えの基本になるのではないかと思います。

たまたまその選手のいいサーブがいったのか??
意図的にゲーム全体を通して崩しにかかるのか??
どちらがゲームの中で効果があるか・・・???

サーブは意図的に「仕掛ける戦術的プレーである!!」
ではないでしょうか?!


強くスピードのあるサーブを磨きながら・・・
コントロールできることで・・・

「相手が嫌がる」「見方に有利な」方向の考えを持った<意図的>なサーブを目指して欲しいなと願うのでした。


もう一回、サーブに関する内容を書きたいと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2015年10月3日土曜日

オーバーハンドでのレシーブ(特にレセプション)をスタンダードに!!

過日、釧路で一緒に練習をした男子中学生のチームが「ヤングバレー交流会」で札幌にやってきたので応援に行ってきました。
共に練習をしたこと、ステキな指導者の元でひたむきにプレーする彼らはやっぱりいいなあ・・・と。

他チームの様子も見る中で・・・

奥の方にサーブを打たれ・・・
上手く返球できずにラインを下げて・・・
窮屈になってやっぱり上手くいかない・・・・

そんな場面が何度か見られました。

で・・・
「レセプションのオッバーカット」が今日のお題です。


これは以前から思っていたことでもあるのですが・・・
「もっとオーバーハンドを使えばいいのに・・・」と。

レセプションはアンダーハンドでするもの??なのでしょうか??
プラス・・・Aパス至上主義(あまり好きでない言葉ですがあえて)・・・

この「固定観念」が大きく足を引っ張っているように感じます。

オーバーハンドでのレセプションでは・・・
いわゆるAパスの成功率は下がるかもしれません・・・・ですが・・・

オーバーハンドでできることで・・・
「ラインをあげて積極的・攻撃的なレセプションのフォーメーション」が組める・・・
「特に1番(ライトサイド後方)・5番(レフトサイド後方)へのボールに前衛の選手がオーバーハンドで対応すれば、後衛選手の役割は明確かつシンプルになります。
このコースに打たれるとAパス成功率はいずれにせよ低くなるのですから・・・
他にも・・・アンダーハンドで不安を感じたときなどでも「対応できる選択肢」となりうる訳で・・・・。

「当たり前」や「できなかったこと」にプラスするという発想だと少しの不具合でやめてしまうケースも多いようですが・・・
この「オーバーハンドでのレセプション」に関しては・・・
より有効なレセプションスキルの1つとして手に入れるべき技術だと思っています。

少しだけ・・・プラスして・・・

オーバーハンドパスとオーバーハンドレシーブ(レセプション含む)は根本的に別物です!!
レシーブ時は絶対に「手の中にボールを入れない!!」です!!
手首を固定して肘を押し出すように「はじく」ことが基本です。
身体は安定した形(腰が入った)が基本型ですが多少ブレてもフォロースルーでOK!!

もう1つ・・・
バレーボールを経験する中でのNG・・・・
「痛い」と「怖い」がないように段階的に進めることです!!
ここを外すと全く期待できなくなりますから要注意です!!!

おまけの話・・・・
日本には・・・これ以上ない「オーバーハンドレシーブ」の<スペシャリスト達>がいます。
それは・・・・
「9人制」の選手たちです。
当然ママさんバレーのみなさんの中にも達人は多くいます。

チャンスがあるなら・・・
カテゴリーに関わらず・・・
練習会や講習会でもいいので・・・
その技術を目の当たりにしたらいいのに〜!!と思います。
ホントに素晴らしい技術で間違いなく「お手本」となると!!!

これは日本だからこそなんですから〜〜〜!!!

指導者の方々も選手の皆さんも・・・・
一度じっくり検討して・・・取り組んで・・・活かして欲しいと思います・・・・。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

2015年10月2日金曜日

何を・どこを見てプレーしているのか?

様々なプレーで、動作やフォーム等のあり様ははっきり見えてよく分かる・・・
あたりまえですが・・・
外から見ていて、チェックしたり方向付け等のアドバイスや繰り返しの練習で取り組むことはよくある話で・・・。

話は飛びますが・・・・
「うまいなあ」という選手はあちこちどのカテゴリーでもいる訳で・・・
動作が早くスムーズだったり・・・
コンタクト・コントロール等の身のこなしが柔らかだったり・・・
「なんでそこが分かるの?」みたいなプレーを見せたり・・・

一見、身につけた「身体能力」の高さのように思えますが(それも確かにある)・・・
よく見てみると・・・
必ずと言っていいほど・・・
「相手の状況を見てよく見ている・見えている」ように思います。

バレーボールの必要な要素に・・・
<「観察」〜「予測」〜「判断」>というのがありますが・・・

その観察(相手コートの状況に対応できる目)・・・
予測(どのような相手攻撃の選択肢があるか?)〜
判断(さあ、ここから来る!!)まで

をとらえる目線と思考が実に重要な要素であるということ・・・・。

上手い選手というのは実はここにしっかり目を向けられているように思います。

またまた飛びますが・・・
昨日大学生の練習の中で・・・
攻撃側の返球(特に十分に仕掛けられない状況、それ以外も)時に・・・
「素直に返し過ぎ」「相手が困るように考えてみて」といった指摘が入り・・・

それからというもの・・・実に様々な「いやな」ボールが相手コートに行くのでした。
それは・・・
何も考えずにいると安易なものになるが・・・
相手コートやブロック等に目をやって「仕掛ける意図」を持つと・・・
見えてくるものなんだ!と感心したりしました。

やはり「見よう」とする意識や「こうしてやろうか」という意図など、コートの向こう側とのやり合いの感覚を基本的なベースに考える必要があるかと思った次第でした。


「何を?」「どこを?」見て・・・
「いつ?」判断して・・・
ディフェンスの位置取り・準備を完了するのか??
攻撃への切り替えをするのか??
は・・・
非常にまわりには分かりにくいことですが・・・
とても重要なポイントだと思います。


見える世界は・・・
広く状況をとらえる「視野」・・・できるだけ広い状況把握・・・・から・・・
焦点化しての「注視」・・・アタッカーとブロッカーの状態・・・集中して準備・・・
といったところでしょうか・・・。

となると・・・・
ボールばかりに目がいかないような練習方法の工夫や・・・
ネットをはさんで対応するような練習の設定が大切になってきますね。


相変わらず変な感じですみません・・・。

最後まで読んで下さりありがとうございました。