2013年1月23日水曜日

もっとシンプルな「思い」(3) 〜メンタル〜

さて、前回の最後に「もう少し理論的に」と書きましたが・・・
うまく表現できるか?? ですが、続きとして綴っていきます。

バレーボールに限らずですが、スポーツをしていく上の要素として以下3つの要素が言われているところです。

・メンタル
・スキル
・フィジカル

そして最もベースとして大切にすべきは「コンディショニング」であると・・・

その中も「フィジカルコンディショニング」と「メンタルコンディショニング」が。
それも「メンタル面」の重要性が言われてきています。

そこで思い描いてみて下さい・・・日頃の練習や自分たちの日々・・・

ほとんどが・・・スキル・・・それも・・・形・・・
フィジカル面についてはどうでしょう??

そして・・・メンタルは???

前置きはこれくらいで今回はその「メンタル」について

メンタル・・・直訳すれば「心」ですが・・・
余りにも漠然としていますね。

ずっと以前のブログに数回書いていますが・・・

私が今回言いたいのは・・・
過去2回で言ってきたところの
「もっとシンプルな思い」のところ・・・

チームがあって勝利を目標にそれぞれのレベルで取り組んでいますよね?

その中でも・・・どんなレベルになろうが変わらないところ・・・

最も基本的な思いは「好きだ!」ということでしょうか?

そして・・・
「うまく・強くなりたい!」という思い・・・

さらにスポーツは「相手」があってのこと!
そこには・・・

「相手をやりこめる眼・考え・思い」がついてくる・・・

言いたいのはここでした。

なぜか???

見渡すと・・・

形先行の「はめ込み指導」・・・スキル偏重・・・
パターンばかりが目立つゲーム・・・
「〜しなければならない」そのところでしかプレーしていない選手・・・

要は・・・
考えていない・・・

いかに相手を打ち負かすのか・・・
1つ上をいくのにどうしたらいいのか・・・

これは指導者だけが考えることではなく・・・
選手が考えるべきことではないかという思いに至っています。

そこにこそ、うまく・強くなっていき・・・
バレーボールってやっぱり面白いよね!
って互いに思い合え・・・・

プレーをする人も・・・見る人も・・・
また好きになって広がっていけるのではないかって・・・
勝手に思う私です。

詳しく言い出すとアホみたいに綴ってしまいそうなのでこのあたりで・・・

最後まで読んで下さりありがとうございました。





2013年1月15日火曜日

もっとシンプルな「思い」(2) ~ネパールで見たバレー~

前回の続きです。

ネパールへ渡ったときのこと・・・

街中を歩いていると・・・

おおっ

だだっ広い広場(グラウンド)に一面だけコートがあり
少年たちがバレーをしているところに遭遇(^o^)

後から分ったがそこは昨年の夏の終わりにFIVB All festivalが開かれたところだった。
一面だけ残っていたコートで・・・

コートといっても
打ち込まれた高い杭に緩んだネット・・・
コートは棒で線が引かれたもの・・・

ビーチのように2対2・・・

4人中2人はサンダルやないかい!!

周りに順番を待ったり見学をする少年たちの姿・・・

そして、転がっていくボールを拾いに走り回る幼い少年・・・
彼は転がったボールを拾う時だけボールを触れる・・・嬉しそうだ!

もちろんボールは一つだけ・・・

見てみると・・・これが結構上手いのである。
クセはあるがパス・サーブ・スパイク等中々のレベル!

  見ていくうちに・・・
 こいつら・・・

いつも相手コートの「スキ」「空きスペース」狙ってる!!

1本目でも2本目でも隙あらば相手スペースへ!

もちろんスパイクも!

その4人が終わるとコートサイドにいた少年たちが我先にコートに入ってスパイク練習。
何か相撲部屋のぶつかり稽古みたい・・・(分りますかね?)

そんな様子を2時間ほど眺めていた・・・


さて、みなさんはどう感じられるでしょうか?

おそらくですが・・・
そんなに丁寧に教えられてはいないと思うのです。

でも彼らは・・・
とってもシンプルな・・・活き活きとした様子で・・・

いつでも相手をやりこめるといった目線で・・・

周りの連中もその様子にじっくりと視線を注ぎ・・・
我先にプレーをしたがる・・・

だって・・・
コートは一つだし・・・・ボールが1つしかないから・・・
やりたくてもできない・・・ウズウズですよね・・・

何もそんな境遇の方が良いというのではありません。

でも・・・

もう決まっているかのように・・・

体育館とコートとボールとシューズ・・・

そして

パスやレシーブやサーブやスパイクの形の指導の当たり前・・・

バレーボールはこうなんだ!という枠・・・


今一度・・・

どこでも・・・だれでも・・・が、楽しめ・・・

それが試合になれば勝ちたいと思う純粋な気持ち・・・

それで、どうしたら勝てるのか?

上手くなりたい! 分りたい! ・・・・・


今私たちがいるところでも本当はこのような気持ちからの

ループの発展の上にいるんじゃないのでしょうか?


別の日に・・・

家と家の間にネットを張ってバレーをしている子どもたちを発見!!

何だか嬉しい気持ちになったのでした・・・


もう1回・・・

もう少し理論的なところで書けたらいいなと思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2013年1月13日日曜日

もっとシンプルな「思い」(1)~忘れてきたこと~

またまた私事から入りますが・・・
この間、出かけるとはせず、時間があるときは動画を見たり、資料を読んだり・・・
バレーボールの「お勉強」な日々でした。
少々「頭でっかち」になっていますが(笑)
いつでも「使える準備」と考えています。

さて、いろんな「理論」や「練習方法」等の事を付き詰めて考えていくと・・・

ここ数ヶ月ずっと頭の中にあった「モヤモヤ」した感覚が大きく頭をもたげてきました。

それは・・・

簡単に言ってしまえば・・・

バレーボールって楽しいよね!!というところ・・・

勝つために・・・強くなるために・・・上手くなるために・・・

いろんなことを勉強し考えて実行していくのですが・・・

まあ

目標とするところが「勝つ」ことにあるのがスポーツなのですが・・・
当たり前の話で・・・

でも・・・

本当は・・・

「面白いなあ~」があるから頑張れたり
新しいことにチャレンジできるんじゃないかと思うんです。


なぜ??そんなことを言うのか・・・・

1つはネパールの街中の広場でバレーボールをする少年たちを見ました。

それから
Youtubeでいわゆる「バレー後進国」の動画を見るようになりました。


そこには・・・・

私達が当たり前のように

体育館に入って・・・・シューズやサポーターを付け・・・
たっぷりのボールが用意され・・・決まったメニューに向かう・・・

当たり前なんですよこれは。

勝つことに貪欲であれば発想や内容も進化していくし・・・


でも

その後進国の人達がバレーボールをしている姿を見ていくと・・・・

私たちの「当たり前」からもう一歩進める「ソース」があるように感じています。

それは決して新しいものではなく・・・

忘れているんじゃないかな???と感じさせられる・・・

「ワクワク感」「あそび心」・・・また「相手」「見る者との関係」等・・・


簡単に言えば・・・

教えられるんじゃなくって自分から感じていくもの・・・
  (簡単じゃないかぁ・・・(汗))

                     発想に繋がる参考までの1枚・・・・

具体的になんなん???!!!は・・・次回にて・・・

いや~バレーボールってホント深いっすよねえ~~

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2013年1月11日金曜日

点〜線 そして流れへ(見え方・理解・感じ方)

「なんのこっちゃ」って言われそうですが・・・
バレーボールの話です。

前回、私の体験からと書いていましたことからです。
私事、30才にして一旦完全にバレーボールから離れました。

子育てと障害のある子供たちに惹かれて・・・

そして17年全く触れもせず。
病気の事もあり縁あって近くのN高校女子の監督をされている先輩に声をかけてもらい再スタート。

そこからの話です。

なぜ前振りがいるか???
空白があったから新鮮に感じ見えてきた事もあると思うから・・・
(空白のおかげでもがいても埋まらないものも大きいですが)

さて本題・・・

N高校の先輩はとにかくいろんなことを教えて下さった。

でも・・・最初は・・・「見えない」のだった。

そう、指導されていて動く選手の動きもフォームの善し悪しも見えない・・・。

数ヶ月してやっと見えてきたのが「静止画」だ。
動き出しやコンタクトの瞬間が見えるようになった。

でも全く話にならない・・・
マシーンをしつついろんな選手やチームをひたすらに見続けた。

とにかく「分かるようになりたいから!」

するとだんだんと・・・見えてきたのはワンプレーごとの「動画」だ!

それが見え始めると・・・
見える範囲が膨らんでいき・・・
個人からチームへ・・・そして・・・相手コートの動きへと広がっていった。

プレーが「動画」になり繋がっていくと・・・

一連の「流れとしてのプレー(バレーボール)」が見えてきた。

そうすると・・・
自分の中に<納得><理解>が生まれ、一方で<疑問>が頭をもたげてくる・・・

蛇足だが・・・今自分の持っている「考え」に縛られてはいけないと思う。
今の時点での考えがないのはもっと教える選手に失礼だが・・・
バレーボールの世界は広い! 深い!
そう考えるとやはり「貪欲」さが求められると思う・・・。

さて本筋に戻って・・・
なぜこんなことを書くのかというと・・・

教える側も教わる側も・・・そこにいる一人一人の「見え方」に注目できれば・・・
進む方向も見えてくるのではと思う次第です。

そう、見えている「一コマ」でなく・・・

変な言い方ですが・・・それぞれの「脳みそ」
眼を向けてみたら面白いと・・・。

「捉え方」「見え方」「理解度」「方向」・・・・
それは一人一人の頭の中・・・
チームならそこの「一致点」がどれだけ共通のものにできるか・・・

いかがでしょうか???

今年も「ちょっと斜め目線」で書けたら面白いかな?!

最後まで読んで下さりありがとうございました。