2013年11月30日土曜日

タイトル変更です!こちらメインでヨロシクです!!

長い間放置していました(汗)
このブログのタイトルを一新して、また再開します!!
よろしくお願いしますね。

前の「負けねえ」ってのが、どうもネガティブなようで・・・というのは
『ペップトーク』ってご存知ですか?
<前向きな背中の一押し>な言葉・・・
講演会に何度か行かせて頂き、「負けない」は「負け」「ない」なのでイメージ的に
「負け」が残るといったニュアンスで・・・
タイトルを変えることにしました。

Volleyball with you!!  〜バレーボールをあなたと!〜

いろいろなバレーボールに関わっている人たちと・・・
バレーボールが好きな人たちと・・・
バレーボールの場だけでなく、身体や心に関してもバレーボールをしている・していく人たちの力に繋がっていく大切なソースを持っている人たちと・・・

そんな「あなた」からいろんな情報・大切なこと等を知って・・・
いろいろなことを共感したり共有したり・・・

バレーボールをしている子どもや選手に・・・最後はコートの中に・・・
「あなたと」何か返していければと思います。

これまでも・・・
これからも出会い、学ばせてもらい、吸収し、感じたことをいろいろと綴っていこうと思っています!!

あっ
こちらメイン・onlyでいきますので改めてよろしくお願いしますね。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2013年5月12日日曜日

バッククイックを発想してみた!

バッククイック・・・バックアタックでクイック攻撃をする・・・

現在のバレーが最終型ではなかろう??
では、どんなことが考えられるか??
そんなことをふと思って浮かんできたのが「バッククイック」でした。

現実味があるかどうかはお任せするとして・・・

これまでと違う発想をしてみると・・・
現時点でやっていることの「何を大切にするのか?」も見えるように感じたので綴っていきたいと思います。

まず、後衛選手がクイックのタイミングで打とうとするとはっきりいって「ジャマ」。
そうなるとフォーメーションも新たに考えないと行けない・・・。

そう思うと今やっている「セオリー的」なフォーメーションも形だけでなく「理にかなったもの」のはず!ということが考えられ、今一度振り返ることができそう・・・。

次に、クイックの専門はミドルブロッカーだが、後衛ではリベロとチェンジが基本。
MBがレシーブが良くない・・・そんなことではなく・・・
前衛での集中力や反応・反射等の疲労度を考えたり、以後の戦術に関することに確認等から後衛でチェンジは望ましいところ・・・

そうなると・・・オポジット(セッター対角)・・・。

で、考えたのはオポジットのミドルブロッカー化!
ミドルブロッカーが3人というシステム!

「高いトスが打てないやん!!」って聞こえてきそうですが・・・
高さとパワーを求めて行くならこんな発想からでも、ミドルブロッカーがいろんなトスを力強く打てるようになるとバレーに広がりが見えてくるんじゃないかと。

バックアタックでクイックに入り、特に前衛2枚の時はMBが時間差やワイドに攻撃を仕掛けられ攻撃のバリエーションが豊かになる。(と思いませんか?)

またまたそこでクエッション!
ネット際で速く鋭角な攻撃だから効果があるのでは???という考えが浮かぶ。
さてどうでしょう??そうかもしれませんね・・・。

ただ、窮屈なクイックがレベルが高くなって行く中で通用するのか?など考えるとじっくり「クイックの有効性」を今一度考えることも必要かと思います。

バックからクイックを打つことを想定してみると・・・

まずセッター・・・
ネットという基準・頼りとなるものがないので・・・
しっかりと「アタッカーを見て」「一番打ち頃のピンポイント」に上げないといけませんね。
でもこれってホントは前衛のクイックだって同じことのはず!
と思うと、今していることへの振り返りができそう・・・。

アタッカー(MB)にしてもこれまでより・・・
力強くて・・・ダイナミックに・・・そして・・・
幅を持って打てるのではないかと考えるのは私だけでしょうか??

今回はこんなことを考えてみましたが・・・
まだまだいろんな発想をしてみて・・・
今のバレーに大切なことを再確認する・・・
ひょっとしたら・・・
実際に発展できるものが生まれるかもしれません・・・。

そんなことを考えるって楽しいと思いませんか??

最後まで読んで下さってありがとうございました。

2013年4月24日水曜日

「教えられる・学ぶこと」と「理解すること・考えること」

しばらくバレーボールのことをあまり考えない毎日でした。

そろそろ・・と思い浮かんだのがこれ・・・

バレーボールに限らずですが・・

知らないことやできないことは、教えてもらわないと分かるようになりませんよね。

ただ、その「どのエッセンスを教えるか?伝えるか?」で指導のあり方みたいなのはあるでしょうが・・・

さて、問題はここから・・・

この間、大学のリーグを観に行ったり、テレビでVリーグ関連の試合を観ていて・・・

「どれだけ解ってるんやろ??」とふと思ったのです。

解ってる?というのは・・・

知識として・・・とか・・・形として・・・とかと言うのとはちょっとニュアンスが違う感覚で・・・

話は大きく逸れますが・・・

私は今、解剖学や心理学の勉強を始めました。(ものになるかどうかは???)
それで、「ここにこんな臓器があってこんな働き」とか
「こんな考え方でたとえば〜〜というのが○○心理学の基本」とか・・・
それは単純に覚えていけば良いことなんですが・・・
ちょっと考えると・・・
「で、どういうつながりがある?」とか「どんな流れでそうなった??」
ということがグルグル頭を巡って・・・
「これは大変だわ(汗)」という状態になっています。

話を戻して・・・バレーボールでも・・・
結局プレーする選手が
チームが

「どれだけ考えてやっているか??」

 ・・・もちろん前向き・上向きで!・・・

に視点が行くことが大切なんだということが言いたくなったのです。

教えられたことができるようになった・・・
フォーメーションの基本を理解して動けるようになった・・・等。

ちょっと考えてみて下さい・・・

たとえばステージが変わるとまた新たなことを学んでいくことを・・・
中学校のレベルと高校のレベルでは・・・全然違うスタンスが必要・・・

なぜこんなことを言うのか???

大学生やVリーグを観ていると・・・
「これまで辿ってきた(教えてもらった)遺産(言い方はご勘弁)」でプレーしているように私には見える選手があまりにも多い!!

もっともっとプレー間のつながりやチームのシステムやスキルアップ・・・等々・・・

自分(自分たち)のプレーに疑問を感じたり、もっと違う・高いレベルに貪欲に思考するようなバレー選手がみたいなあ・・・と感じたのでした。

これもまた、指導する側の課題でもあるのでしょうね。

まとまりのない思いつきですみません。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2013年2月24日日曜日

ブロック思考⑤ 〜フォーメーションの軸〜

フォーメーションには・・・・

レセプションとデイグがありますが  (イが小ちゃくならへん(^^;;)

このデイグ・フォーメーションにあたって・・・

よくブロック前提でボード上で説明されたりしていませんかね。



でも結局うるさく指示を出すのはレシーブの位置どりや動き方のシステム。

これをブロックを軸にフォーメーションを丁寧に創り上げようとすれば・・・

ブロックそのものへの考え方も柔軟では場を持ったものになるのではと思っています。

そうそう、ブロックは「第一デフェンス:壁」というのがスタートの発想です。

ブロックが1枚とか2枚とかが基本で言いますが

1.5枚・・・間が空いた状態・・・
ひょっとしたら1.2......くらいでも・・・いや1.0.....+α・・・

ブロックを「止める」と言った発想ではアウトでしょうが

打ってくる「コースを限定する」という考えに立てば
間が空いていてもブロックの意味はとても大きくなると・・・。

状況ごとにフォーメーションをチーム内の約束事として行くことで
より幅の広い視点を持ったチーム・選手へとつながっていくのではと思います。

やはりフォーメーションを考えるにあたっては・・・

ブロックに対する考え方が大きく作用すると!

今は特に

「リード&リアクト」ブロックの時代

そうじゃなかった時代の大人たちは・・・

いろいろと発想を戻したり膨らませたりしつつ

一考すれば面白くなると思うのでした。

読んでくださりありがとうございました。

ブロック思考④ 〜歴史と全日本男子から想う〜

今日は本流れから少し外れますが、こんなのはどうでしょう?

と言う話・・・。

ブロックの歴史と言うか発展は・・・

すみませんが、ザックリといきます。

コミット〜スタック〜リード&リアクトへ。
(それぞれの特徴は、私より専門的具体的なのを見つけて下さい(^^;;)

システムとしては、スプレッドやバンチ
マンツーマンやゾーンなど。

これらはいろんなハイレベルなバレーを追求していく中で生み出され、現在に至っているという事、、、

ですから、誰も彼もが『リード』ブロックをすれば良いというのではなく
それぞれの特徴を知り、目の前の選手やチーム、また対戦相手によって取り組めば良いのだと思います。

形や流行りではなく
あくまで『特徴』だと、、、

このブロックの発展は、アメリカ男子が日本のコンビバレーにどう対処すれば良いのかと
ひたすら考えて編み出した流れだと聞いた事があります。
一説には、イヤイヤロシアだよ!と言ってるとかいないとか。

そこで

今の全日本男子なのですが

高さとパワーでは劣っていることはあきらかだと言う前提で

では、高さが足りない者達が対処できるような

ブロックシステムを考え出すことはできないんだろうか?
ふと、そんなことを思ってしまうのでした。

いろいろな発想をかつては生み出してきた日本、、、
今は、与える与えられる規制の概念の中がほとんどでは?

もう一つ浮かんだことが、、、

それは、丁度発想を豊かに生み出してきた時代のアメリカのコーチ
今まさに日本へやって来られたということで、、、

ひょっとしたら
アメリカ国内の何処かで
高さが足りないチームが
何らかのブロックシステムを
やっていた(試行的にでも)りして、、

まんざら空想でもないんじゃないかと思ったりしています。

そうでなくてもいろいろと考える余地は

全日本に限らず、私達にもあるように思えますが、、、

だからと言うか

ブロックに関して思いを馳せるのは

深い分だけ面白いと思いませんか?

読んで下さりありがとうございました。

2013年2月23日土曜日

ブロック思考③ 〜最も大切と思うこと〜

この間ずっとブロックについて考えてきて・・・

最も大切な「ベース」となることはこれじゃないか!?
と思ったことです。

「ブロック」と言われて・・・
思い浮かぶことは、結構様々ではないでしょうか?

個人的なスキル・・・
ブロック・システム・・・

私が思ったのは・・・

相手コートに眼をやり・・・
相手選手の動き(流れ)を観察・判断して・・・

ブロックをする。

この「相手コート・選手に眼を向ける」・・・

これが最も重要なポイントだと思ったのでした。

そんなの当たり前!と言われるかもしれませんが
レベルがまだ高くない選手たちがどれだけ自分たちのコートで精一杯になっているか
ただ「お決まりの場所」でブロックを跳んでいるか

それは「 ネットの向こう側」をとらえていないからだと言えるのではないでしょうか。

初心者にはブロックは難しい・・・
よく耳にしました。(私も過去ログで触れています)

でも・・・今は・・・

ブロックから(ネットの向こう側から)バレーボールに取り組んでみようよ!

そんな感覚になっている今日この頃です。

(大事なところをザックリいってしまったかも)

読んでくださりありがとうございました。


2013年2月21日木曜日

ブロック思考② 〜ブロックをどう考える?〜

さて、本題に入って行く前に

「ブロック」をどうとらえるか?
少し考えておく必要があると思うのです。

まず個人のスキルとしての「ブロック力」

構えやステップや空中動作の《出来具合》は個人の【見えるブロック力】
それ以外に、ゲームの流れやセッターのくせ等の【観察・判断の力】も大きいのでは。

これだけを思うとブロックは「シャット」が魅力な《オフェンス》?
となるかと思うのですが

それだけで済まないのが、この厄介な「ブロック」で、深いと思う入り口になります。

なんのこっちゃ?!って言われそうですが

一方で

チームとしてのフォーメーション・システムとして活かされるのがまた「ブロック」かと。(このこことは後日アップしますね)

こちらは「攻撃に対して壁となる《デフェンス》?ということになりますよね。

このどちらの側面も念頭に置いて(様々な要素を踏まえた上で)取り組むべき内容だと今の時点では思うところです。

もう一つ・・・
「ブロックに確実はない」という事実と「ブロックがいきる」という観点。

いくらいい状態を作っても僅かにタイミングやコースを外される(外れる)と弾かれるのがブロックで・・・

かと言って、ノーマークなんて好き放題になるだけ・・・じゃあやっぱりブロックだ!や遅れて出した手に当たってチャンス到来!も確か。

それをシステムとして構築していくのが「ブロックシステム」ということなのか?

先日から「ブロック効果率」というのを目にしました。
全くの同感ですが、「どこで効果率を見極める??」ということを見る視点も定まらないのがブロックかと。

要はまだまだ考えて取り組みながら論議もし、構築していけるもの・・・
そう思っています。

ひょっとしたら日本だから?なんてこともよぎったりして(汗)

ともかく・・・

私は今は「ブロックは第一防衛ライン」《デフェンス》をベースに考えて行きたいと思います。

そう考えていくといろいろと見えてくることが多くあります。

初心者からブロックに取り組もうぜ!
そう言いたくなっているこの頃です。

その心は???

次回以降で・・・。

読んでくださりありがとうございました。

ブロック思考① 〜序章〜

ゲーリー・サトウ氏が全日本男子の監督に就任され、弱点は「ブロック」にあるといった報道が出ていました。
(写真勝手にお借りしました・・・いつもながら)

これから日本の中で、「ブロック」に関するいろんな論議がかもし出されて行くことでしょう。

私はとても良いことだと思っています。


そこで私も自分の思うところを晒してみようかと・・・

ブロックに関しては・・・

昨年夏・・・
N国の指導者 I氏のクリニックに参加させて頂いた時の強烈な印象・・・
(その時はインパクトだけが残った)

そして昨年末・・・
A氏のオンラインクリニックで「ブロック」が取り上げられ・・・

そこからどんどん「ブロック」に引き込まれて
いろいろなゲームを「ブロック観点」で勉強しようと
試合会場にワクワクしつつ、足を運んで行ったのでした。


まず・・・

ブロックは・・・

深い!!!

というのが考えて行く上でのスタートでした。

そして・・・

出来るだけ多くの情報を知ることやいろいろな角度からブロックを考えてみることで

私なりの思うところを持つに至っています。

ただ悲しいかな・・・

実践に結びつけられない状態ですので「机上の空論」なのかもしれません。

これから数回は「ブロック」に関して綴っていくつもりでいますので

また覗いてみて下さい。

ご意見等頂ければまた幸いです。

読んで下さりありがとうございました。

2013年2月16日土曜日

トランジッション(切り返し)の鍵は?

相手攻撃からの切り返し・・・トランジッション。

ブロックでのワンタッチから・・・
ディグから・・・

当然いろんなボールがあがる訳で・・・

できるだけ次の展開が有効に組み立てることができるように・・・

日々の練習で・・・
レシーブの精度を上げたり・・・
ボールの持って行きどころを意思疎通したり・・・
スパイカーはブロックからの開き(移動)に取り組んだり・・・
チームとしてセッティングをしたり・・・
取り組まれていると思います。

この間、いろいろとゲームを見ている中で・・・
「ん??」と引っかかったんですが・・・

(すみません、やっぱり感覚なんです私・・・)

違和感を覚えたのは・・・

せっかく上がった・繋いだボール(せっかくという変な感覚があるから?)

それを・・・

最後のアタッカーが「打ち切らない」と・・・
逆に相手に・・・大きな・・・

トランジッション・チャンス!!!!

を与えることになってしまっているように感じた場面が多々見られました。

やみくもに打てばいいということではないのですが・・・

この「トランジッション(切り返し)」の成功の鍵は・・・

「ガツン!!」と打ち切る!!ことにあるのではないかと思うのです。



その上で・・・
相手ブロッカーや空きスペースを見て・・・
決まる確率の高い選択をすることはOKかと・・・

今の私の到達点の一つでした。

どう思われますか??

読んで下さりありがとうございました。

2013年2月5日火曜日

アタッカーに大切な「懐(フトコロ)」

1月・・・女子のプレミアリーグと男子のチャレンジリーグを観て思ったことです。

アタッカーにはネットと自分の間に「懐」があるのってとっても大切だと。

プレミアリーグを観て・・・・

その「懐」をしっかり持っている選手が多くいて・・・

「打つポイント」がいくつもあるんですよね。

おそらく自分のフォームやボールをヒットする感覚をもう持っているんだと思いました。

一方、チャレンジリーグでは・・・

まあ男子と女子なので安易に比較できないのかもしれませんが・・・・

身体が突っ込んでしまって手打ちになってしまったり
いわゆる窮屈な選択肢のない打ち方になっているのを眼にしました。

もちろん男子の方がスピードがあって

力強さも加わることから若干「突っ込んでしまう」ことは想像できますが。

いずれにせよ

ヒットする時には

自分の前にこの「懐」を持つ!ということを

意識して行くことは

初心者からトップ選手まで

大切なことではないかと思ったのでした。

そこに意識があれば修正できることも多々あるようにも思えました。

いかがでしょうか?

読んでくださりありがとうございました。

2013年1月23日水曜日

もっとシンプルな「思い」(3) 〜メンタル〜

さて、前回の最後に「もう少し理論的に」と書きましたが・・・
うまく表現できるか?? ですが、続きとして綴っていきます。

バレーボールに限らずですが、スポーツをしていく上の要素として以下3つの要素が言われているところです。

・メンタル
・スキル
・フィジカル

そして最もベースとして大切にすべきは「コンディショニング」であると・・・

その中も「フィジカルコンディショニング」と「メンタルコンディショニング」が。
それも「メンタル面」の重要性が言われてきています。

そこで思い描いてみて下さい・・・日頃の練習や自分たちの日々・・・

ほとんどが・・・スキル・・・それも・・・形・・・
フィジカル面についてはどうでしょう??

そして・・・メンタルは???

前置きはこれくらいで今回はその「メンタル」について

メンタル・・・直訳すれば「心」ですが・・・
余りにも漠然としていますね。

ずっと以前のブログに数回書いていますが・・・

私が今回言いたいのは・・・
過去2回で言ってきたところの
「もっとシンプルな思い」のところ・・・

チームがあって勝利を目標にそれぞれのレベルで取り組んでいますよね?

その中でも・・・どんなレベルになろうが変わらないところ・・・

最も基本的な思いは「好きだ!」ということでしょうか?

そして・・・
「うまく・強くなりたい!」という思い・・・

さらにスポーツは「相手」があってのこと!
そこには・・・

「相手をやりこめる眼・考え・思い」がついてくる・・・

言いたいのはここでした。

なぜか???

見渡すと・・・

形先行の「はめ込み指導」・・・スキル偏重・・・
パターンばかりが目立つゲーム・・・
「〜しなければならない」そのところでしかプレーしていない選手・・・

要は・・・
考えていない・・・

いかに相手を打ち負かすのか・・・
1つ上をいくのにどうしたらいいのか・・・

これは指導者だけが考えることではなく・・・
選手が考えるべきことではないかという思いに至っています。

そこにこそ、うまく・強くなっていき・・・
バレーボールってやっぱり面白いよね!
って互いに思い合え・・・・

プレーをする人も・・・見る人も・・・
また好きになって広がっていけるのではないかって・・・
勝手に思う私です。

詳しく言い出すとアホみたいに綴ってしまいそうなのでこのあたりで・・・

最後まで読んで下さりありがとうございました。





2013年1月15日火曜日

もっとシンプルな「思い」(2) ~ネパールで見たバレー~

前回の続きです。

ネパールへ渡ったときのこと・・・

街中を歩いていると・・・

おおっ

だだっ広い広場(グラウンド)に一面だけコートがあり
少年たちがバレーをしているところに遭遇(^o^)

後から分ったがそこは昨年の夏の終わりにFIVB All festivalが開かれたところだった。
一面だけ残っていたコートで・・・

コートといっても
打ち込まれた高い杭に緩んだネット・・・
コートは棒で線が引かれたもの・・・

ビーチのように2対2・・・

4人中2人はサンダルやないかい!!

周りに順番を待ったり見学をする少年たちの姿・・・

そして、転がっていくボールを拾いに走り回る幼い少年・・・
彼は転がったボールを拾う時だけボールを触れる・・・嬉しそうだ!

もちろんボールは一つだけ・・・

見てみると・・・これが結構上手いのである。
クセはあるがパス・サーブ・スパイク等中々のレベル!

  見ていくうちに・・・
 こいつら・・・

いつも相手コートの「スキ」「空きスペース」狙ってる!!

1本目でも2本目でも隙あらば相手スペースへ!

もちろんスパイクも!

その4人が終わるとコートサイドにいた少年たちが我先にコートに入ってスパイク練習。
何か相撲部屋のぶつかり稽古みたい・・・(分りますかね?)

そんな様子を2時間ほど眺めていた・・・


さて、みなさんはどう感じられるでしょうか?

おそらくですが・・・
そんなに丁寧に教えられてはいないと思うのです。

でも彼らは・・・
とってもシンプルな・・・活き活きとした様子で・・・

いつでも相手をやりこめるといった目線で・・・

周りの連中もその様子にじっくりと視線を注ぎ・・・
我先にプレーをしたがる・・・

だって・・・
コートは一つだし・・・・ボールが1つしかないから・・・
やりたくてもできない・・・ウズウズですよね・・・

何もそんな境遇の方が良いというのではありません。

でも・・・

もう決まっているかのように・・・

体育館とコートとボールとシューズ・・・

そして

パスやレシーブやサーブやスパイクの形の指導の当たり前・・・

バレーボールはこうなんだ!という枠・・・


今一度・・・

どこでも・・・だれでも・・・が、楽しめ・・・

それが試合になれば勝ちたいと思う純粋な気持ち・・・

それで、どうしたら勝てるのか?

上手くなりたい! 分りたい! ・・・・・


今私たちがいるところでも本当はこのような気持ちからの

ループの発展の上にいるんじゃないのでしょうか?


別の日に・・・

家と家の間にネットを張ってバレーをしている子どもたちを発見!!

何だか嬉しい気持ちになったのでした・・・


もう1回・・・

もう少し理論的なところで書けたらいいなと思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2013年1月13日日曜日

もっとシンプルな「思い」(1)~忘れてきたこと~

またまた私事から入りますが・・・
この間、出かけるとはせず、時間があるときは動画を見たり、資料を読んだり・・・
バレーボールの「お勉強」な日々でした。
少々「頭でっかち」になっていますが(笑)
いつでも「使える準備」と考えています。

さて、いろんな「理論」や「練習方法」等の事を付き詰めて考えていくと・・・

ここ数ヶ月ずっと頭の中にあった「モヤモヤ」した感覚が大きく頭をもたげてきました。

それは・・・

簡単に言ってしまえば・・・

バレーボールって楽しいよね!!というところ・・・

勝つために・・・強くなるために・・・上手くなるために・・・

いろんなことを勉強し考えて実行していくのですが・・・

まあ

目標とするところが「勝つ」ことにあるのがスポーツなのですが・・・
当たり前の話で・・・

でも・・・

本当は・・・

「面白いなあ~」があるから頑張れたり
新しいことにチャレンジできるんじゃないかと思うんです。


なぜ??そんなことを言うのか・・・・

1つはネパールの街中の広場でバレーボールをする少年たちを見ました。

それから
Youtubeでいわゆる「バレー後進国」の動画を見るようになりました。


そこには・・・・

私達が当たり前のように

体育館に入って・・・・シューズやサポーターを付け・・・
たっぷりのボールが用意され・・・決まったメニューに向かう・・・

当たり前なんですよこれは。

勝つことに貪欲であれば発想や内容も進化していくし・・・


でも

その後進国の人達がバレーボールをしている姿を見ていくと・・・・

私たちの「当たり前」からもう一歩進める「ソース」があるように感じています。

それは決して新しいものではなく・・・

忘れているんじゃないかな???と感じさせられる・・・

「ワクワク感」「あそび心」・・・また「相手」「見る者との関係」等・・・


簡単に言えば・・・

教えられるんじゃなくって自分から感じていくもの・・・
  (簡単じゃないかぁ・・・(汗))

                     発想に繋がる参考までの1枚・・・・

具体的になんなん???!!!は・・・次回にて・・・

いや~バレーボールってホント深いっすよねえ~~

最後まで読んで下さりありがとうございました。

2013年1月11日金曜日

点〜線 そして流れへ(見え方・理解・感じ方)

「なんのこっちゃ」って言われそうですが・・・
バレーボールの話です。

前回、私の体験からと書いていましたことからです。
私事、30才にして一旦完全にバレーボールから離れました。

子育てと障害のある子供たちに惹かれて・・・

そして17年全く触れもせず。
病気の事もあり縁あって近くのN高校女子の監督をされている先輩に声をかけてもらい再スタート。

そこからの話です。

なぜ前振りがいるか???
空白があったから新鮮に感じ見えてきた事もあると思うから・・・
(空白のおかげでもがいても埋まらないものも大きいですが)

さて本題・・・

N高校の先輩はとにかくいろんなことを教えて下さった。

でも・・・最初は・・・「見えない」のだった。

そう、指導されていて動く選手の動きもフォームの善し悪しも見えない・・・。

数ヶ月してやっと見えてきたのが「静止画」だ。
動き出しやコンタクトの瞬間が見えるようになった。

でも全く話にならない・・・
マシーンをしつついろんな選手やチームをひたすらに見続けた。

とにかく「分かるようになりたいから!」

するとだんだんと・・・見えてきたのはワンプレーごとの「動画」だ!

それが見え始めると・・・
見える範囲が膨らんでいき・・・
個人からチームへ・・・そして・・・相手コートの動きへと広がっていった。

プレーが「動画」になり繋がっていくと・・・

一連の「流れとしてのプレー(バレーボール)」が見えてきた。

そうすると・・・
自分の中に<納得><理解>が生まれ、一方で<疑問>が頭をもたげてくる・・・

蛇足だが・・・今自分の持っている「考え」に縛られてはいけないと思う。
今の時点での考えがないのはもっと教える選手に失礼だが・・・
バレーボールの世界は広い! 深い!
そう考えるとやはり「貪欲」さが求められると思う・・・。

さて本筋に戻って・・・
なぜこんなことを書くのかというと・・・

教える側も教わる側も・・・そこにいる一人一人の「見え方」に注目できれば・・・
進む方向も見えてくるのではと思う次第です。

そう、見えている「一コマ」でなく・・・

変な言い方ですが・・・それぞれの「脳みそ」
眼を向けてみたら面白いと・・・。

「捉え方」「見え方」「理解度」「方向」・・・・
それは一人一人の頭の中・・・
チームならそこの「一致点」がどれだけ共通のものにできるか・・・

いかがでしょうか???

今年も「ちょっと斜め目線」で書けたら面白いかな?!

最後まで読んで下さりありがとうございました。