2012年4月27日金曜日

プレーにあたっての「心得」

私はどうしても「気持ち」の方に眼が行ってしまいます。

基本は、個々人のスキルアップやシステム等の理解ですが・・・

やはり「どんな気持ちで日々やゲーム中プレーするか」

そこも外せないように感じています。


今日もそんなちょっと斜めからの視点で

「心得」ってテーマでいかせて頂きます。


プレー別に・・・


「トス・セッターの心得」

セッターは

「いいトスが上がって当たり前」が基本。

なので、タッチ感が悪い日でも「上げるしかない!」そう思うべし!

セッターを含め、2段等のトスは

「極上」を常に目指すべし!
アバウト感では、ゲームでは絶対にいいトスにならない!



「レシーブの心得」

レセプションにせよディグにせよ

経験が少ないほど「受ける」感覚に陥りがち・・・

相手コートにボールがある時から

「狙い・・・」

自分から向かう気迫を持って「取りに行くべし!」


すでにそこから攻撃に転じている!!


「アタックの心得」

過去ログにも書きましたが・・・

「態度(心)は熱く! 頭は冷静に!」


「自分の持てる技術(レパートリー)を駆使すべし!」



「ブロックの心得」

相手ボールの「ワン」から読み始め、セッターを見るべし!

個人のスキル発揮もあるが、チームとして「機能する<壁となる>ブロックを心がけるべし!」


「サーブの心得」

簡単に打つな!!

最大の攻撃となることを意識して日々練習し・・・

「攻めるサーブを基本とすべし!」



最後に・・・

「次の人へ渡す<お願い>の気持ちでボールを生かすべし!」

まあ、当たり前のことの羅列になりました・・・。

でも

日々の練習や練習ゲームで

単純に「形」で流れたり・・・

「自分のプレーのスキル度」ばかりに眼が行ってしまっていたり・・・

そんな子どもをけっこう見かけます。

各プレーの「心得」を

いつも意識できれば

もっとステキなプレーやチームになっていくと思ったのでした。


いかがでしょうか?

読んで下さりありがとうございました。

2012年4月24日火曜日

いろんな子を見るのはおもしろい!!

先日敗れた高校生は

まだ落ち着ききらないものの

眼の色が変わっていました。

また一緒に「勝ちに行く」つもりでいます。


さて・・・

毎週火曜日は、地域の小・中学生を募った

「バレー教室」の日

全く初めての小学3年生~小学校からやっていてけっこう上手い子まで

20人オーバーでにぎやかです。

初めてグループ

小学生グループ

中学生グループ   に分かれつつ同じ体育館でにぎやかなこと・・・!!


実はこの地域

中学校で本格的に指導できる先生が居ない現状・・・。

小学生も新しいチームで体育館が取りにくかったり・・・。


とは言え

4月スタートでまだ3回目

いろんなレベルの子が居るので

1つ1つを教えるのではなく

流れの中で

高校生が中心に相手をして

ポイントを言っていくような流れ・・・

最後は、ゲームをしています。


初めての小学生は、テニスボールを投げたり

ソフトバレーボールで「バウンドバレー?」でワイワイ・・・

どう?って聞くと、にっこり「楽しい!」・・・いい笑顔です。


中学校から始めた子にはじっくり指導も個別にしたり・・・

経験者で「こんなこところが気になる・上手くなりたい」に
ポイントアドバイスをしたり・・・

高校生にとっても自分でうまく伝わるように説明するのに
分かっていないと言えないのでけっこういい勉強の様子です。

私にすれば・・・

いろんな年齢・レベルの子を見れることで

段階というか・・・

歩みというか・・・

ホントにいい勉強になっています。


今の時点で思ったのは

本来、やっぱり

「楽しいもんなんだ!!!」ということ・・・。

レベルが上がるに従って

要求されることも厳しくなるけれど・・・

やっぱり自分で

「おもしろい!!!」って

思ってプレーできる子どもであって欲しいなというところです。


だって

私も未だに

「おもしろくてたまらないんですもん!!」

分かち合いたいものです・・・・。


また折に触れ報告できたら・・・なんて思っています。

読んで下さりありがとうございました。

2012年4月23日月曜日

土俵に上がれば「勝つ!!」しか考えるな!!

昨日、高校の春季大会予選があった。

我が校はシードを持っている・・・

相手もそこそこやってはくるが・・・

何とも「闘わずして敗れる」

はっきり言って「ブザマ」!

誰もそんなことを教えてもいない!


レセプションが返らない・・・

トスミスの連続・・・

意図のない2本目の「放り上げボール」・・・

ただ打つだけのスパイク・・・

走らないサーブ・・・


最初から最後までコート内で「修正なし」(指示は出ている)


何の為に練習してきたのか??

自分達にプライドもないのか??

何より「勝ちたくないのか!!」??


誰だって試合前には

「不安」はよぎる・・・

しかし

土俵(コート)に上がったら

「勝つ」「勝つこと」

「どうしたら勝てるか」

それしかないはず!!


ミスをした・・・「どうしよう」・・・

くり返しやられた・・・「どうしよう」・・・

なのに

1.2回上手くできたら満足かの様子も・・・「自己満足」・・・


練習ゲームならいろいろと理屈を考えて負けても「この点はやろう」とテーマも持つこともある。
そこにも意図はある!

本番

「相手を倒す」だけじゃないか!

自分達が作り上げてきた

個々人のスキルの発揮と

チームとしてのシステムと

コンビのバリエーションと

得た「戦術・戦略」の発揮

そして

何度も言おう!


「勝つためにどうするか」


「勝つ!!!」


それだけではないのか!!!


「勝つんだ!!!」「そのためにどうするか」でなくって

「どうしよう」しか見えない試合をするのなら

日常は・・・

「練習」ではなく

「習い事」をしているだけだ!


バレーボールに限らず、スポーツは・・・

「勝つか負けるか」


「負けるかも・・・」って土俵の上で思ったら負けるさ・・・

今のところ「資格なし」やね。

「勝つ・・・勝つための次の一手・・・勝つにはどうしたら・・・絶対に勝つ・・・」

それだけ!!!


あまりの情けなさに「ボヤキブログ」になってしまいました。

読んで下さってありがとうございます。

2012年4月19日木曜日

「人のために」・・・を思ってプレーしようよ!

私事ながら、冬場ヘルニア手術でバレーから遠ざかっていて

4月からまた結構詰めて高校生の練習にいっています。

少し時間をあけてみると

「やっぱりそうやな」

と感じられることがあったりしています。

今回はそんな中の1つ・・・


レシーブ練習でボールを出すと

一生懸命にボールを追いかけて

手に当たっているのに


外にはじいてしまう

なんて姿がチラホラと見られます。

「お~い、もったいないやないか!!」って言うんですけど・・・


確かに

フォームや形を教えないと対応できる範囲は広くならないので教えますよね。

システムなどもチームそれぞれに約束事があって・・・

それは絶対に必用なのですが・・・

なんか足りない子が見られる・・・

上手い子でもバタバタしたところで似たような姿がある・・・


待てよ・・・

バレーボールって「次の人のことを思ってつなぐ」

「ボールを(が)生かし、つないでいく」

のが、面白いんじゃないのかって?!


単純に「クイッカー」でもしかり。

1セットに何度空ジャンプをしているか?!

自分が打てればいいだけじゃないやろ?


またトスが乱れると

セッターがダメ(確かにそれもありなんですが・・・)。

じゃあ、ワンでいいボールが出せている??


「お願い!!!」



これだけでもっと楽しく・上手くなるんじゃないかと思った数日でした。

素晴らしきかなバレーボール!!ですよ!


どうも、ありがとうございました。また教えて下さいね。

2012年4月18日水曜日

対応力!

先日2日間

高校生の練習ゲームに同行して

思ったことです。

「なかなか対応ができてないなあ」って。


バレーボールって
「個人のスキルアップの練習」

「レシーブ~パス&トスの連携の練習」

「アタックのコンビネーションの練習」

「チームとしての練習」

など、それぞれ「分割的」「段階的」にチーム力に繋がるようになっていると思います。

そして

それぞれに「意識を持って取り組むことで、チームとしてなりたっていく・・・

どこかで「自分の勝手」「自分に目が行きすぎる」等になるとチームとして「流れなくなる」


ここまでは、自分のコート内の「作り上げ」であって

ゲーム練習を通して

「チームとしての形」を形成していくんだと思います。


そして

いろいろなチームと対戦することで

様々なパターンに対応できる力もつけていく

それが基本的な「練習ゲーム」かなと・・・


ただ

何セットか同じ相手と対戦していると(公式戦の中でも)

自分達もしているはずなんですが

どのようにしたら「崩せるか」「決まるのか」

「戦術」「打つコース」「前後の揺さぶり」などの変更・対策に打って出ますよね。


そのあたりが中々見えてないのか、気づけないのか・・・

明らかにそれまでと違うスタイルの攻撃をしてきているのに

自分達のシステムの基本によく言えば「忠実」・・・


簡単なことなんだと思うんです。

相手に目をやっていて、誰がどんな攻撃をするのかを

常に「チェック」できれば


その変化に「対応できる」はず・・・


特に女の子はそういうところで「正直にバレーをしてしまうのかな?」と。

外から結構指示を出すんですが

その何プレーかだけとか・・・


前回の「ライアーゲーム」じゃないですが

こっちがいろんなことをしようと思っているのと同じように

相手も考えてくる!


「あと一歩、進んで欲しいな」と感じるところでした。

2012年4月13日金曜日

バレーボールは「ライアーゲーム」だ!!

今回はガラリと視点を変えてみます。

バレーボールは「ライアーゲームだ!」

今の自分はここが一番面白いと思っているかも・・・

(過去ログ:「メンタルシリーズ」につながることもあるかな?)


さてさて・・・

「ライアーゲーム」はご存じですよね。(内容等は省きますよ)

バレーボールに限らず、スポーツの面白さの大きな側面ではないかと思います。

プロ野球のセリーグが今年から「予告先発」になりましたが
私は、つまらなくなりました・・・

そんな感覚で今日は書いていきます(どういうこっちゃ? は、お任せです)


心理作戦というか・・・

駆け引き・・・

探り合い・・・

ダマし合い・・・

隠し合い・・・



これって見事に

「バレーボールって競技そのもの」って思いません??

クイックと思わせて時間差・・・などなど・・・まさに!!「ライアーゲーム」をしている(笑)


相手の「アナ」をつく!

空きスペースをつく!

弱気なところ・苦手なところをつく!


ホントにうそをつく!


そして

ゲーム全体を「見通した」「見抜いた」「見えた」人間・チームが勝つ!!


逆に

「しまった」や「どうしよう」などを

<隠す>

これもしかり!!

こちらは、そうしているうちに本当に弱さを克服できたりしたりして・・・


ちょっとした「遊び心」なんですけど

こんな感覚でバレーをしたり・見たりすると

けっこうプレーやゲームの流れが読めたりもして

面白いですよ!!


変なの、読んで頂きありがとうございました。


2012年4月12日木曜日

必要な「声」を出すべし!!

けっこう昔から思っていたんですが・・・


例えば

決まったときに喜び合う声やホイッスル間に掛け合う「決まり事」みたいな声は良く聞きますが・・・

まあそれも、「チームとしてのリズム」だったり、「ルーティーン」に繋がるのかとも感じますが・・・


本当に大切な「声」って違うところにあって、なかなかできていないように感じます。


決まったように

「セッター前、ツーあるよ」とか「元気出していこう」とか・・・いいのですが・・・

もっともっと「必要な声」がいっぱいあるのに・・・って中・高生なんか見ていて思います。


特に「プレー中の声」

レセプションやレシーブの時に「行く!」「もらった」と自分が行動する「声」

自分でなくても「誰々!!」「フェイントや!」などの指示の「声」

ボールを背中で追いかけている選手(見えない)に「真上」「ここ」などのカバーの「声」


ブロックでも「1.2~」「せーの」と合わせるような「声」

クイッカーなら入る度に「ハイ」と大きく呼び、引きつけるような「声」

プレー中に出すべき声がいっぱいです!!

だって状況が変化する「チームスポーツ」なんですから!


ホイッスル間も決まり事の声だけでなくって・・・

ボソボソッと「ここがあいてるから」などの<打ち合わせ>をさっとするとか・・・

ポジション的には

エースなら「オレ・わたしに持ってこい・任せろ」的な「声」

リベロなら「ブロックもうちょっと中に」「ストレート下がって」などの指示の「声」

セッターなら「ここはじっくり行こう」「思い切ってついて」など、みんなを安心させる「声」

チームリーダー(そうでなくても)なら「ここ1本、勝負やで」などの「声」

そして

互いに指摘し合うような「声」


本当に「瞬間」や「わずかな時間」ですが、とっても大切ではないかと思います。


当然、モチベーションを保ち、上げるための「雰囲気作りの声」も大事ですが・・・


とにかくプレー中にいっぱい喋れる選手になって欲しいと思います。

そうすればどんどん道は開いていくのではないかと・・・


みなさんはいかがお考えでしょうか?

読んで下さり、ありがとうございました。

2012年4月11日水曜日

力を抜いてみよう!

新年度に入りましたね。

この春休み期間、全くバレーに関われませんでした。

ブログも久しぶりで・・・

中・高生なんかは、春休みガッツリ練習・ゲームだったでしょう・・・

新入生は、緊張と期待と不安の中にいることでしょう・・・


そんな春・・・

いよいよまた今年度の様々な大会が近づいてきていますね。

「よ~し!やってやるぞ~!」でOKですが


結構いるんじゃないかな?

身体の故障に悩んでいたり・・・

課題に押しつぶされそうになったり・・・

うまく行かないところにばっかり目がいってる・・・


そこで一言・・・

「力を抜いてみよう!」って。


頑張る!ってみんな思えてそういう方向で進んでいくんだけど

そればっかりではダメな時もありますよね。


ストイックになることは必要だけどはまってしまうと「頭打ち」でしんどくなるだけ。

先日までの私の生活からの反省です。


話は飛びますが、私はヘルニアのリハビリのためとある整形外科に行きました。

さっそくリハビリトレーニング

何から始めるか・・・・

「力を抜くことの動作」からでした。

トレーニングは「頑張る」んですけど、その前にしっかり「抜くことが大切」


この間の自分に起こったことが見事に「リンク」しています。

みんな一回「力を抜いてみて楽になってみてから<頑張れ>」