2012年3月23日金曜日

[あ!」「え?」の瞬間をなくす

なんのこと???
って思われるでしょうが・・・

中学生や高校生で(そうとも限りませんが)

ブロックを止めにいって抜かれたりワンタッチではじかれた時や

クロス側に向いていてストレートに打たれた時やフェイントに対して・・・


一瞬

「あ!」とか「え?」とか思ってしまって

動作が遅れたり止まったりする場面が見られます。


そういう時に、よく

「早く次の動作用意をして構えておけ!」とか

「立ってしまうな!」「止まってるな!」とか

言ったりしますよね。


でも、見方をちょっと変えてみると・・・

動作の「遅れ」や「止まり」の時って

この一瞬の「考え」がそうさせているんじゃないかと思うんです。


要は

相手の攻撃に対して「予測できていない」「可能性を考えられていない」ことからなのかと。

ですから

動作の俊敏さ(見える形の方向性の示唆)も必要ですが

この「あ!」「え?」」の瞬間の考えを切り替えさせる(なくす)ようなことが出来ないかと・・・


一瞬そう思った時って

何故か「立ってしまったり」「重心が後ろにいってしまう」みたいです・・・

そう、驚いた時誰でもそんな風になりますよね。



常に「相手の攻撃の可能性」や「相手アタッカーのクセ」を見る・考えることが必要かと・・・

そのための準備と「あ!」「え?」とばして動き出す・反応するように思考回路を修正する。

なんてことを思っていたりしています。


どう思われます??   結果としては同じ動きを要求するのですが発想をちょっといじってみれば変わるかもなんておもって書いてみました。


2012年3月21日水曜日

ライト(セッター対角)の「役割」

「役割」シリーズは今回で最後にしようかと・・・

で、「ライト(セッター対角)の役割ということですが・・・

このポジションに関しては

「これだ!」というのがありません。

なぜ?

最近は、ここにいわゆる「スーパーエース」を持ってくることも多く・・・

その場合、攻撃に関しての中心となることは勿論、相手レフトに対しての「ブロックの軸」ともなり大きな利点があると思います。
これによって、レフト(ウイング)スパイカーの役割も変わってくるかと・・・

また、チーム事情によって、このポジションに入る選手は様々であるように感じます。


しいて言うなら・・・

「ライト(セッター対角)は器用であれ!」というところでしょうか?

ネットの幅を有効に使って開いて長いトスを打ったり、中に絡んだり・・・
(スーパーエースの場合は、ウィングがその役割を担うことになる?)

また、単に「打つ」だけでなく、「ずる賢い(マリーシア:先日教えてもらいました)」プレーができる選手。

要は、多くの打数はないんだけど、相手にとって「イヤな」プレーヤー。
それだけでマークがバラけますから・・・

当然、セッターの対角なので3枚攻撃に絡むのですから、その「存在感」はあるかないかで大きく違ってくるのではないかと思います。

ただ、一般的なチームにそれだけの選手が揃うか?ということはありますが・・・

ここにどのような選手を置くのか・・・

チームの事情とコンセプトによって変わってくるのかな?なんて思っています。


相手チームに対してそのような視点で見ると、対策もし易くなるようにも感じます。


まとまりがない最後でしたが、どうでしょうか?

読んで頂き、ありがとうございます。

2012年3月19日月曜日

セッターの「役割」

さて、今回は「セッターの役割」ということで

セッターのスキルやトスに関しては過去ログで何度か掲載していますので、また見て下さい。



セッターの役割・・・ズバリ!!


「ゲームメイク!<ゲームを作る>」ことでしょう!


チームそれぞれに攻撃パターンを幾つか持っていると思います。

ローテーションによってもパターンは変わってきます。

それを「いかに有効に25点(9人制は21点)に持っていくか?」

これを考えていなければ「セッター」とは言えないと思います。

当然「得点板(得点の経過)」を見ていないなんてのはNG!

プラス、「どのような展開でゲームが進んでいるか」も見極めつつ・・・


ちょっと話は逸れますが・・・

私は、「将棋」や「チェス」の発想ってどうかな?って思っています。
相手の出方や攻守の流れ・・・そして・・・

「何手先まで<読めるか>」・・・そんな発想を持つのに「将棋」をさせてもいいかと(笑)


当然のことながら

返球が良くなくて、思ったイメージ通りにはいきません。
その都度の「組み立てのし直し」が必要です。

また、リズムもセッターにとって大切な要素だとも思っています。

リズムよく上げる時と「ここは1点欲しい」と決めてかかって「極上」のトスをあげる・・・

そんな使い分けも頭に持っておいて欲しいと思います。


セッターは、1本1本のトスは、「弧を描くアーティスト」

        ゲーム全体では「物語の<起承転結>を描く作家」

                             ちょっとカッコ良すぎですかね・・


最後に1つ

「デンと構えて落ち着きを見せ倒せ!!」

セッターがソワソワ・オロオロしていてはチームは落ち着きません。

また表情に「困った感」出るのも良くないでしょう・・・

セッターだけなんですから・・・みんなから見ていられるのは・・・


良いトスがあがって当たり前

決まったのは「アタッカー」のもの

失敗(ミス)はセッターのせい・・・・・・それを引き受けないとダメだと思います。


ただ1つ他の人には分からないかも知れない
「セッター冥利に尽きる!!」

これがありますから、辞められませんw


みなさんはいかがお考えでしょうか?またご意見等下さい・・。

ありがとうございました。

2012年3月18日日曜日

ミドルブロッカー(クイッカー)の「役割」

ミドルブロッカー・・・私の勝手なイメージ・・・
「クールなスナイパー!」ってところでしょうか?

今回も私の勝手目線で書いていこうと思います。


「ブロッカー」として・・・と・・・「クイッカー」・・・に分けつつ・・・

いずれにしてもこのポジションは、「俊敏さ」「瞬発さ」が要求されますよね。

という前置きは置いておいて・・・


「ブロッカー」として

やはり前衛のブロックの軸であることは間違いのないところでしょう。
スキル面等においては過去ログ「ブロックを考える」にて・・・

さて、ミドルブロッカーの大切な役割は?

自分でシャット出来ればそれでいいのですが、チーム全体を考えると

「少しでも有効な<壁>になる」ことかと思います。

自分自身もそうですが、両サイドの選手との連携・・・
例えば「インナー側に跳ぶ」とかの約束事をその都度していく・・・

これに関しては「リベロの役割」でも触れましたが、バックからの指示も受けつつ、自分で前衛をリードしていくという役割は必要だと思います。

もう1つ大切なのは

「相手攻撃に対応できる判断力」かと。

少なくとも相手の攻撃パターンは確認!

その上で相手のレシーブされたボールによって「どこに上がる可能性が高いか?」の判断。

とにかく上がったボールをアタッカーが打つのを止めにいくのではなく
セッターがトスを上げる瞬間(分かればもうワンテンポ早く)に動き出すことが要求されるでしょう。

相手のコンビが有効になるほど、「迷い」も生じますが、そこでもしっかり「判断」してほしいものです。


さて「クイッカー」としては・・・

その前に・・・セッターからの一言・・・いつも何度となく「空ジャンプ」をくり返してくれて有り難う!
             (私のつぶやきです。それがどれだけチームを生かしていることでしょう)


本題に戻って・・・
とにかく素早い動きが要求されますね。
ブロックを跳んで、返球されるボールの「質」に合わせて「開いて即ジャンプ」のくり返し。

この機敏な動きが出来ないと「コンビバレー」はできませんね。
単発のクイック・レフト・ライト・・・みたいなのであればいいのかも知れませんが・・・・

コンビの中で生かそうと思えば絶対に「早く入るべし!」
浮かしたセミクイックにしているなら別ですが・・・

相手ブロックをバラけさせるということになれば、早く入ってくれないとバレバレになりますから。


最後に、いずれのプレーも「俊敏でキレのある動き」が要求されます。

その場合「身体が流れる」ことが、特に経験の浅い選手には多く見られるように感じます。

身体の軸がしっかりとストップしてブレないというところにも目を向けたいと思っています。


誠に勝手話でした・・・。 読んで下さって有り難うございました。

2012年3月15日木曜日

エースの「役割」

今回は<ポジション>とはいかず・・・

「エース!」ということで書いていこうと思います。

いろいろなレベルがありますが、やはり「エース」と言われる人はいますよね。


「役割」としていますが、今回は<条件>の方が近いかも・・・


さて、みなさんは「エース」と言えば・・・・何と出てきますか?

「ここ一番に頼りになる」「こいつで負けたら仕方がない」・・・・


チームの中の攻撃の柱ですよね。

一般的にですが

「まあ、熱い!(特に男子)」「何とかしてくれる」・・・


ちょっと目線を変えて・・・気持ち(スピリット)は?

私は「エース」と言われる人はここが大切と思っています。(そうなっている人が多いでしょうけど)


まずは「自覚」・・・自分が攻撃の柱なんだと・・・

「闘争心を持ち続ける」「絶対に弱気にならない」「前を向き続ける」・・最後まで闘い抜くこころ・・

極端には「傲慢」くらいで丁度いい!!

「オレ(私)が一番凄いんじゃあ~」ってくらい。

「とことん叩きつぶしてやる!!」くらいの迫力。


でも、特に女の子には、この点で弱さを感じることがあります。
チームのみんなは思っているのに、自分に自信を持ちきれずにいるような子が・・・

やはり極限の展開の時に「私に持ってこい!まかせろ!」
たとえはったりでも言ってしまい立ち向かうことが「エース」としては必要ではないかな?


例えるなら・・・

「武蔵坊弁慶」・・・
最後まで相手を睨み付けて<仁王立ち>みたいな

くらいの存在感があったらおもしろいなあ・・・って思ったりしています。



最後に一つだけ、付け加え。

思いきり熱くなったらいいんだけど

プレーする<頭>「冷静であるべし!」


またご意見下さい。

ありがとうございました。





2012年3月14日水曜日

リベロの「役割」

いつもながら自分思考の投稿させてもらっています。

まあ、インスピレーションと僅かに勉強した知識のコラボレーション!

これからも基本この「スタンス」でいこうかと・・・


さて、今回から「ポジションごとの<役割>」なんて感じで書きますね。


今回は「リベロの役割」

リベロはチーム内の「レシーブのスペシャリスト!」
身長が低いからなんていうのはNGワード
技術的に優れた・安定したレシーブ(いろいろありますが)ができる選手。
簡単に言えばこれ・・・でも・・・あくまで一般的な「基本形」。


でも、ホントの大切な「役割」・・・それは・・・

「チームのシフトをコントロールする!!」

これがリベロには不可欠なんじゃないかと思います。

常に後ろからみんなを見ているんですから、それにレシーブに関しては「仕切って」いいんですから。そうしようとすると全体をコントロールすることになるかと。

いろいろな状況が生まれ、流れによる対応も随時していく必要があるバレーボール。

その中で、誰がシステム(位置取りや相手攻撃の対応)のコントロールをするのか?
私はやはり「リベロ」だと思います。

その上で、もう一つ・・・
システムをコントロールする訳ですから「しゃべれ!!!」ってこと。

出来上がったデータバレーはそれはそれ。
一般の学生までなら「リベロはしゃべれ!指示を出せ!」と思いますが
いかがでしょうか?

数回に分けて「役割」を書く予定ですが、自分の「ポジション柄の役割」を「粋に感じて」プレーして欲しいというのが本音かも知れません。

それを感じられたとき、「一喜一憂」「自分に焦る」ようなことはどんどんなくなるんじゃないかって。


またお叱り含めてご意見頂ければ嬉しいです。  ありがとうございました。

2012年3月13日火曜日

「スポーツ・マスターズ」知ってます?

前回9人制のことに触れたついでに・・・


みなさん「スポーツ・マスターズ」って知ってますか?

今回はちょっとお知らせ代わりです。

基本情報は こちら・・・


「日本スポーツマスターズ」
http://www.japan-sports.or.jp/masters/index.html

けっこういろんな種目ありです。

もちろんバレーボールも!!

男性40歳~ 女性35歳~  なんですよね~。


私は一昨年から参加させてもらっています。
(それまでもったいないことした)


まあ、バレー馬鹿の集まり(失礼)ですね。

楽しいですよ!!  もちろん「ガチ」です。


一昨年の静岡大会に出れたんですけど・・・

大学の先輩・後輩・・・

昔闘った人たち・・・


そして

「元全日本」の人たちも!!   いや~歳いってるやん!みたいな・・・


その時「広島」と対戦したんですけど  そうかつての「専売広島」

セッターが、ロス五輪JAPANでもあげてた<下村英士さん>


対戦して初めて分かりました。(学生の時も企業とさせてもらったことはあったんですが)

「一流」ってこんな凄いのかって。


なんて表現したらいいのか

トスをあげるタイミングが3段階くらいあって・・・

「クイック?」「平行か?」「で、クイックになるの?」って感じ・・・


対戦相手に見とれてしまったのはこれ1回きり(^_^;)

<南斗水鳥拳レイに見とれてしまったユダみたいなもんです(汗)>

見とれる余り、最後見事に足元にクイックかまされました・・・(みんな、ごめん)

そんなステキな経験もあるかもです。

観に行くだけでも楽しいと思いますよ!


そうでなくても

いつまでもバレーボールが好きで

そんな仲間が集まって

ほんとステキなスポーツですよね、「バレーボール」!!


2012年3月12日月曜日

6人制のルール改正を9人制目線で考えてみる。


ここしばらく「メンタルシリーズ」での掲載をしてきました。

今回からまた趣くままに自分感覚を中心にいろいろなことを発信していくつもりです。

さて今回は


「6人制ルール改正を9人制からみて考えてみよう」と思います。


以下、簡単ながら近年の6人制のルール改正の一部です。
1994年 サービスゾーンが従来の右隅から3mの範囲からエンドライン一杯(9m)に広がる
1995年 腰から下での打球の反則が無くなった。
     ファーストレシーブのダブルコンタクト(ドリブル)が廃止。
1998年 リベロ制の正式導入
1999年 サーブのネットインを認める
1999年ラリーポイント制の採用
2007年 ネット上で両チームの選手がボールを押し合った場合も、プレー続行となる。
2009年 パッシングザセンターライン
2009年リベロに関するルール(2人交代制:ベンチ入り14名に)
2009年 タッチネット


改正にあたっての意味合い等に関して、時間短縮・ラリー継続化・専門性・・・見る側にとっての視点も大きかったように思う。それ以外にメディア関係を耳にすることもあったが、詳しいことはまた、調べて頂きたいと思います。

というのは、今回のテーマはルール改正に対する一考ではないので・・・・

今回取り上げたいのは上記ルール改正の中の「下線」に関してでですので。


私はもう20数年前になるが、9人制では1線でプレーしていました。

そのこととこのルール改正を照らして自身の経験と感覚から書いていこうと思います。


話はまた戻りますが、6人制のルール改正に9人制が反映されたとは思っていません。
何故なら国際的には9人制は普及して居らず、言わば日本独毒のスタイルだから・・・
まして日本の中でもマイナー的ですから・・・(ただ、かなりのバレー普及に貢献していると・・)
<9人制に関しての過去ログあります>

上記に若干触れたことはあるが、国際的スポーツ全体に関して「日本人が活躍すること」に何か嫌悪的な意図を感じることがある。
極端な例が「スキー複合」「ジャンプ」のルール改正。
欧米発祥で普及してきたスポーツがアジアの国に活躍の場を奪われる事に対する「意図的改正」がなされてきたことは多くの方もご存じであろう。

しかし、バレーボールに関してはそうではないと私は思っている。

長々と綴ってしまいましたが、ここまでは前段として感じておいてもらったらと思います。


それで「何が言いたいんや?」というと・・・

「9人制で過去からされてきたことを
                6人制でもっと生かすべき」
と言うことです。

サーブに関してもかつてから9人制ではジャンプサーブや斜めに伸びるサーブなど当時の6人制ではない「恐ろしいサーブ」がありました。(2本打てるというのが大きいですが)
今、6人制でもコートサイド9mをフルに使って様々な「攻撃的サーブ」になっていますね。

サーブについてはこれくらいなんですが・・・

ラリーポイント性も導入されて久しくなりますので、すでに対応がなされていると感じています。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

今回1番言いたいのは
「ダブルコンタクト(ドリブル)廃止」と現在の6人制に思うことです。

かつて9人制では(現在も)、とんでもない「スペシャリスト」たちが存在しました。

レセプションはもちろん強烈なスパイクに対してのディグ(強打レシーブ)をものの見事に「オーバーレシーブ」するなんとも「職人芸」のようなプレーヤー達!
高いボールだけではありません。アンダーでもいけるような強打もしっかり腰を入れて見事に返球するんです!

当然それをするためには、身体をしっかりボールが来るところへ移動し構えなければなりません。

今の6人制・・・・同じ事をしても反則にはならないはず・・・
なのに???

というのが私の思いです。

もっともっと「オーバーハンドでレシーブ」すればいいのに・・・・と。
それぞれの「とらえ方」があるところと思いますのでご意見が欲しいところです。

いかがでしょうか?

これまでの「バレーボールってこんなもの」というこれまでの6人制感覚でないことが、昔から日本のバレーにはあったのですから・・・・

これを生かさないという手はないと思うのですが・・・


9人制を「2線級」「リタイア組」「生涯スポーツ」のスポーツとして見ず、一度トップクラスのプレーをご覧になることをオススメします


今回は、まさに「私感覚です」ので・・・あしからず。   

ありがとうございました。





2012年3月11日日曜日

平成生まれの子どもたちの指導への一考

なんのこっちゃっていえ言われそうなテーマですが

「平成生まれの子ども」の指導はどうなのか??


もちろんそのようなことは関係なく指導されて実績をあげれれているトップチームの指導者も多く居られるわけで、単純には言えないことですが・・・


少し社会的流れを踏まえて一考してみようと思います。

私の子どもの時代はまさに「スポ根」世代!
「巨人の星」や「サインはV」なんて・・・知らない人も多いかな?

それはそれで今でも必要な「負けてたまるか!」のところで大切なところ。

その後「新人類」なんていうカテゴリーの若者が増え、「個人主義的」な社会へと変わってきた。
今の小学生や中学生の親御さんはそのあたりが多いかも・・・。

核家族化・地域のコミュニテイーの衰弱・・・・そう、怖いおっちゃん・あばちゃんがいなくなった。

その後、情報化社会の発展から「携帯電話の普及」など、「自分たちで納得しあえるツール」が発展したり・・・そこには以外と落とし穴があるように感じることもあります。


これはあくまで一般的な社会の流れなので、今の子どもたちがその中にいるとは言えないということは押さえておいて下さい。


バレーに関して気になる話が複数の経験豊かな指導者が言われたのを聞いたので一考しても良いのでは・・・・というのが今回の意図です。


一人は私の無二の親友

彼は本当に多くの中学生や高校生を指導してきました。

かなりのトップの指導者です。(プロフィールは今は???で)

一昨年、久しぶりに再会し、やはりバレー談義になりました。

その中での言葉です。

「昔のように追い込むだけでは子どもはついてこない」「すぐに自分の都合の良い気持ちに納得して逃げることを考える」「平成生まれの子の指導は別物や」って。

オマケですが「おれはどっかで笑いを取り入れるようにしている」と。アホなあいつらしいと思った。


もう一つ、これは先日高校の卒業時の「送別会」で監督さんが言われた言葉・・・
この先生も府下では「指導普及」のトップに居られる方である。

「追い込んでいるチームに勝ちたかった。そのためにはそれ以上に追い込む必要を感じていた」
「しかし、今の世代の子にとって本当にそれがよいか疑問を感じるようになった」
「高校生全体もそうであるが、クラブの指導も<今の子どもに合った指導が必要なのかと思っている>」と。


見事に一致しているのである。

両人ともそれなりの年齢にいたっての考えであろうと推測するところであるが、私の感覚としては全く同意できるところであり、納得した次第であった。


ただ一つ

決して「穏やかに」とか「厳しさがない」と言うことではないことは理解しておいて頂きたい。

もちろん子どもにとっては「思い悩み」「先が見えない」そういうところには持っていく。
しかし、どこかで「頑張っていこう」「バレーって面白い」「勝ちたくて仕方がない」

そうした気持ちを育むような工夫がこれからの、特に究極のトップではないところからなされて行っても良いのではと思うところです。


いかがでしょうか???

2012年3月7日水曜日

バレーという競技特性を生かす:コメントから

前回「メンタル」シリーズ(のつもり)で<バレーという競技特性を生かす>という切り口で掲載しました(また読んでみて下さい)。

今日はそれに対してのコメントを掲載させて頂きます。

前回のコメント欄を見て頂いたら済むのですが「あえて」です!!

私よりよっぽど「的を得ている」ので。

日々、練習し試合に向かう子どもたちや関わって居られる指導者の方へのメッセージ

何かを感じて頂ければと思います。



いつもコメントを下さり、下のニュースを発行されている

@souma_kuma さんのコメントとわたしのやりとり・・・


 『News BEARS.jp~Volleyball Now~』 

http://paper.li/souma_kuma/1313836402   「お気に入りリンク」にあります!!



そうですね。
たとえ少ない時間でも、次のプレーまでに「間」がある事により、チームメイトとコミュニケーションが取れたりできますしね。それで、仲間の助言などで自分を客観的に解析したりする事により、メンタルが安定する事も多々ありますしね。
タイムアウトと同様に、「間」の有効活用は試合の流れを左右する大事な時間かもしれませんね。


いつもありがとうございます。その「間」っていうのを生徒に知って欲しいんですがね。なかなか「ゲームに流されて」「ずーっと頑張らなきゃ」みたいな・・。
ちょっとした気持ちのゆとりの差は大きいと思うのですが。大人目線なのでしょうかね?



確かに若年層のプレイヤーには、自分のやる役目で精一杯でって感じの子が多いですよね。まぁ、良く言えば「真直ぐ」であるし、悪く言えば「周りが見えてない」って感じですかね?
大まかには、個人的なミスを恐れる事(自分のせいで負ける・点が取られるとか迷惑がかかるとか怒られるなど)からのプレッシャーに負けてるんだと思います。
ですが、バレーはチーム競技であり、ある程度のミスは周りがカバーしてくれるとか、「心の余裕」?って言うんですかね、仲間がちゃんとカバーしてくれるとか分かると気持ちにゆとりもできるんですがね・・・。
ちょっとした「間」に、チームメイト同士で「しっかりカバーするから思いっきりやって!」とか「今のプレー良かった(悪かった)よ!」とか、声を掛け合える様になると、チームとしての完成度も更に上がるんですがね(^_^;)。
大人目線は「経験値」だからしょうがないと思います。だから子供達には、「メンタルが何故大事なのか?」とか「上手く間を使う」とか、根気よくわかるように教えて行くしかないんではないでしょうか?
言葉の意味がわかる感の良い子なら、大きく化けるかもしれませんね。




いかがでしょうか?

「そんなこと当たり前」って思われるかも知れませんが十分思考するに値しませんか??

子どもたちには是非、伝わって欲しいものです。大人の方も・・・

勝手な貼り付けですみません。

ありがとうございました。

2012年3月5日月曜日

こぼれ話<ボールのこと>MIKASAとmolten

いろいろと考え出すとついつい「理屈っぽく」なっていきそうで・・・

ちょっと<ブレイクタイム>をと。


その前に一つだけ・・・前回の<ルーティーン>のことで追加です。
コメントを頂きまして・・・(前回コメント参照を)

「集中」「チェック」「切り替え」とあげていましたが

プラス「リラックス」ということです。とても大切な視点を抜いていましたので
入れておいて下さいね。


さあ、一息ついて・・・

新しいボール・・・北京オリンピックからで、一般的に導入されてもう3年過ぎになりますかね。

みなさんどうです???


MIKASA と molten       (※メーカーさん見てられたらごめんなさい)



時折、ボールを触りながらこの話題になったりしてません??

ミカサ:ツルツルやんか!
モルテン:なんでこんな縫い目?   って感じからだったような・・・


サーブ・・・ミカサは強烈に変化するなあ。
モルテンを同じ感覚で打ったらアウトになるし・・・

とか

レシーブはモルテンの方が柔らかくできる
2段トスはミカサの方が軽い感じでよく跳んでくれる・・・・・・etc.


マシーン役のコーチとしてはミカサが楽ですね(独り言1)
雨の日もモルテンは重くなってしんどいわ(独り言2)    などなど


あと、ディンプルのことも

使い続けてたら、ディンプル無くなって変化せんようになる!!
って、大会前に新しいボール追加したりも・・・・


実際、試合になったらうまいこと「言い訳」に使ったりして・・・

もう古い話?ですかね・?



みなさんはどう思われていますか???

という話でした。(難しいこと抜きで「コメント」増えたらオモシロくなりそう・・・)